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2010年4月10日 (土)

4月9日(金) 「トボーの石」

 少年吾一は彼の忠実なるロボットと共にソ連のスパイめをやっつけたのであった。さて使用3日目を迎えたDVDO EDGE、ますます快調でありその研ぎ澄まされた画質に私は魅了されっぱなし。ああ、どうしよう、映画を見るのがやめられないよ、午前2時過ぎまで1日4時間くらい見ちゃうよ、前にも書いたけど本当にこれでは小林信彦の「唐獅子惑星戦争」の須磨組の親分と一緒だよ、もう完全なる中毒ですよ。

 その4時間の映画視聴の中で仰天させられたのが日本映画専門チャンネルで録画した『羅生門 デジタル完全版』 DVD-A1UDとVantage-HDの組み合わせではWOWOW、日本映画専門チャンネルのハイデフソースで諧調の推移部分に青いモザイク上のノイズが現れることがあった。特にこの『羅生門』はモノクロであるゆえか、雨に濡れる羅生門の場面、お白洲での取調べ場面の背景で目を覆いたくなるようなノイズが発生していたのである。さすがにこれは無視できず「ああ、こんな画質の映画を貴重なBD-Rを使って永久保存するのではなかった、損したあ」と嘆いていたのであった(まあ、日本映画専門チャンネルHDで『キングコング対ゴジラ』を録画したBD-Rの空き部分を使ったのですがね)。

 ところが、これをDVDO EDGEに通すとあんなにうるさかったノイズがかすかな痕跡を残すもののほとんど気にならないレベルになってしまうのである。これは実に嬉しい出来事で改めてDVDO EDGEの高性能を認識した次第。なお、昨日のブルーレイソフト『ハートロッカー』で有効だったモスキートノイズNRは低レートの日本映画専門チャンネルHDコンテンツには不向き。細部のディテールをかなり潰してしまう。オフにしてノイジーながらもフレッシュな画質を楽しんだ方が良いようである。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼飯はインスタントラーメンと冷凍食品の炒飯を少し。夕食はイサキの刺身、生野菜、ジャガイモ、鶏の手羽先の煮付け。ビール一缶、ゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『コレラの時代の愛』と『私がクマにキレた理由』を続けて。『コレラの時代の愛』 主人公の彼女に対する思いは完全に妄執の域に達しており(笑)その行動も非常にストーカー的でキモチ悪い。そのままいけば単なるイタイ男の物語になるところだったのだが、これを上手く解決しているのが全篇に漂う奇妙なユーモア。主人公は彼女にフラれてわんわんと大泣き。しかし、その後、自分の心の隙間を埋めるためと称して、600人以上の女とやりまくるのである。また随分と大きな隙間だこと(笑)。

 しかも体験した女のことをいちいち「女人体験帖」に記していくという、この惚けた味わいが大いに気に入った。

 ハイビジョン画質はまさにブレステイキングな高画質。瑞々しい発色、いささかの情報欠落も許さない完璧な暗部諧調、柔らかな画調ながら精細感を失わない適度な補正。ブルーレイソフトのシャープさとはまた違った部類の高品位なのである。

 音声はAAC5.1チャンネル。リアチャンネルの情報量がいささか物足りないか。内戦の場面ではしっかり低音が付与されており思いがけない迫力。BGMの品位も高い。

 『私がクマにキレた理由』 これは今までちびちび見ていたものを最後まで。終始、酷い目に合わされるスカーレット・ヨハンソン、男が出来たという誠に理不尽な理由で首にされる場面など、もう見ていてつらかったくらい。その抑圧されたストレスをタイトルどおり「クマ(ナニーカメラ内蔵)にキレて、大絶叫」これで子供をアクセサリーくらいにしか思っていない有閑マダムを痛烈に批判し、見ているものの溜飲を5万メートルぐらい下げてくれる。この開放感・カタルシスが素晴らしく本当に気分がすかっとなった映画であった。

 ニューヨークの有閑マダムたちのナニー文化、子供はナニー(子守)に任せ切り、を徹底的に当てこすっているのも面白い。ナニーと雇い主の合同カウンセリングなど、画面全体から「そんなことやっている暇があったら少しは自分で子供の面倒見ろ!」というツッコミがストレートに伝わってくる(笑)。

 ハイビジョン画質は発色が飽和気味であり、カラーノイズも目立つ。こういう時に役立つのが例のモスキートNRで、最強に設定するとウソのように画面が見やすくなるのであった。

 音声はステレオ。包囲感には欠けるものの、リア音場の情報が極めて多い。

 その後輸入DVDで『Zombies of the Stratosphere #7 Death on the Waterfront』を見る。水中で爆弾が炸裂。どーんと水柱があがります。そしてうつぶせになったラリーがぷかーっと浮かんでくるという(笑)。これをみたルースとシェーンは「やったぞ、ラリーをやっつけた」と大喜びをしながら逃げていったのであります。

 ところがラリーは失神していただけで、かすり傷一つ負っていません。どうにも丈夫な男です。彼はボブに「秘密の入り口は見つけられなかった、今度は鉱山の見取り図を手に入れてさらに詳しい調査をしてみよう」

 さて、隠し部屋のマレックス。この会話を盗み聞きしております。舌打ちした彼はハーディング博士に連絡。「ラリーの奴は生きとうぜ、罠が失敗したったい。こうなったらハーディング、ウラニウムをすぐ手にいれんしゃい、金は幾ら掛かってもかまわんけん。それからまた反応炉のための資材を海洋基地から運んでこなならん。潜水艦の手配ば頼むぜ」

 なんで、こう同じことを繰り返しますかねえ(笑)。

 ハーディングは命令の通り某国へ連絡して潜水艦輸送を手配します。そして次の夜、潜水艦から荷物を受け取ったボートが港でルース、シェーンと落ち合っております。ボートに乗っていた潜水艦乗りは「これで半分だ、残りは明日の夜になる」急いで荷物を車に積み込むルースとシェーン。今回の物質輸送は無事成功したと思われたのですが、なんとこの荷物から放射線が出ており、無線やラジオの電波をかく乱していたのです。スティールはこの事件をラリーたちに連絡、「またギャングがよからぬものを運び込もうとしている」という結論に達します。

 ラリーはロケットスーツを身に付け携帯用の放射線探知機で海上を捜査。ついに放射線を発見します。しかし、付近に船影はなし、つまりはまたあの潜水艦が暗躍しているのでありましょう。ラリーとボブは高速ボートに爆雷!を搭載。出撃します。そして逃走を図る敵潜水艦に向かって爆雷攻撃を敢行、ついにこれを爆沈せしめるのでしたっておいおい、スゲー話だな(大笑い)。

 意気揚々と港に戻るラリーとボブ。しかし、この時すでにあのボートによって荷物が運び込まれていたのであります。しかも悪いことにスーがシェーンとルースに捕まって碇にロープで拘束されてしまったのです。そうとは知らず港に戻ってきたラリーとボブ。もはや彼らの命は風前の灯火です。しかし、ここでスーが椅子を倒して大きな音を出した。これで敵の存在に気づいたラリーとボブは素早く反撃。ルース、シェーン、潜水艦乗りの三人と殴り合いになりました。と、この戦いの最中、激しいパンチを顎に受けたルースがよろめいてルースを縛ったロープが繋がれている碇を海に落としちゃった。「ヒーッ」ルースもロープに引っ張られて海中へ。来週へ続きます。

 シャワーを浴びて後はだらだらTV。午後11時半過ぎからプロジェクターを再起動させて前述の『羅生門』を30分ほど。終了後、またTVをだらだら。就寝午前2時半過ぎ。

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