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2010年5月11日 (火)

5月10日(月) 大化の勝新

 他にユンケル口蹄疫というのも考えましたがさすがに不謹慎と思ってやめました。現在、口蹄疫による殺処分対象家畜が64,354頭、駄洒落にするにはあまりに深刻な状況であります。さて、スティーブン・キングの「悪霊の島」をようやく読了。そしてその訳者あとがきでキングの最新作「アンダー・ザ・ドーム」の粗筋紹介を読んだのだがこの本がこれまた面白そう(笑)。これは是非読みたい、翻訳が出るまで待っていられないからハードカヴァーなりペーパーバックで読もう、日本のアマゾンで売っているか、おお、ちゃんと在庫があるぞ、値段は3、049円だが、翻訳になると二分冊となって5,000円をオーヴァーするのは確実だ。これはお買い得だぞ・・・、いやいや、ちょっと待て、この「アンダー・ザ・ドーム」は1000ページに及ばんとする超長編だ。そんな大作のハードカヴァー本なんて百科事典と同じくらいの図体になってしまう。そんな重たいものを読んでいられるか、6月の東京旅行の往復の旅程でゆっくり読もうなんてこともできない。

 ならばペーパーバックだと思ってアマゾンで検索したらありましたねえ、ちゃんと1,370円で。ところが良く見てみると発売は2010年7月6日となっている。うわあ、これだと東京旅行に間に合わない。どうしよう、どうしよう。そこでマーケットプレイスをあさってみたら、なんとペーパーバックの中古品が見つかった。「Under the Dome - Stephen King; ペーパーバック コンディション:中古品 - 可 在庫あり」 送料込みで1,810円 安い、これだ!と思ったのだが、どうして国内アマゾンで予約受付中の作品の中古が出ているのかちょっと解せぬ。米アマゾンで先に買って読んでしまい中古として国内アマゾンのマーケットプレイスに出品したということなのであろうか。

 商品の写真もないし、何が送ってこられるのかちょっと怖かったりする(笑)。まあ、結局注文してしまいましたが。

 ちなみに「アンダー・ザ・ドーム」の日本語翻訳版は来年2011年1~3月に文芸春秋社から発売予定。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分、夜は母親が買い物できなかったためにコンビニ飯。お新香、豚の冷しゃぶ、冷やしつけめんである。冷やしつけめんはなかなか美味しかったけれどもヴォリュームありすぎ。これで本当に600kcal程度なのか。ビール2缶飲む。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『鴨川ホルモー』を見る。本木克英監督の演出が久々に私の好みにハマって大いに楽しませて貰った。栗山千明のツンデレ振りはちょっとやりすぎじゃないのという感じもしたが(笑)数多い登場人物の中から5人に的を絞り焦点にぶれのないすっきりとしたストーリーを構築した点はまさに賞賛に値する。話の構成要素に陰陽学的なややこしさがあるので、キャラクターをすっきりさせないとごちゃごちゃとしてまとまりようがなくなってしまったであろう。

 また京都大学の部室棟や寮を一種の「魔界」として描いている古臭さもまたよし。これを媒介としてオニ(式神)と学生たちという通常ならば相容れる筈のない存在がスムースに繋がるのだ。

 ハイビジョン画質は輪郭の強調が気になったものの、まずまずの高画質。特に解像度の高さは特筆もので、1,000匹のオニたちがごしゃごしゃ蠢くさまはもう「気が狂っている」としかいいようがない(笑)。音声はAAC5.1チャンネル。サラウンドの完成度も高くリア上方から降って来る音の明解さに驚かされた。

 その後はまたNHKBSHi録画の『王の帰還』 キャラクターたちの潤んだ目の描写が素晴らしい。こういう透明感は先代のプロジェクター VPL-VW100とDVD-3800BDの組み合わせでは不可能だった。

 シャワーを浴びて輸入DVDで『Destination Space  1959』を見る。宇宙空間をゴーッと飛んで行く三角翼の宇宙船。ここでタイトル『Destination Space』が出てきまして物語の始まり。地球衛星軌道上の宇宙ステーションでは今、現在先ほどの三角翼の宇宙船を使った月探査計画の準備でおおわらわ。この宇宙ステーションでもろもろの準備と整えて宇宙船を月軌道へ送り込もうというのです。その指揮を取っているのがアメリカ宇宙計画のキーマンと言われる男、ジム・ベネディクト(ハリー・トーゥンズ)。彼は地球基地のアンドリュー博士(セシル・キャラウェイ)と連絡を取り合いながら「反応炉出力上昇10パーセント」、「熱交換器プログラミング開始」と矢継ぎ早に命令を下します。

 ちなみにこの作品で使われる宇宙船や宇宙スクーターなどはみんな『宇宙征服』(『Conquest of Space』 1955年)からの流用です。

 地球各地、アラスカ、ナイロビ、シンガポール、ガラパゴス、に設けられたレーダーサイトも準備完了。宇宙船出発の準備が整ってついに秒読み開始であります。しかし、その時、レーダーに怪しい物体が現れました。隕石です、隕石が宇宙ステーションに向かって飛んでくるのです。「わああ、大変だ」「ひいい」隕石は宇宙ステーションに見事命中。宇宙ステーションは火花を散らしながらぐらぐらと揺れ動きます。「このままでは軌道から脱落して地球へ墜落するぞ」恐怖の目で事態を見守る宇宙船の乗員と地球基地の科学者たち。

 しかし、幸いにも宇宙ステーションの揺れは収まり、隕石の衝突で生じた火災も消し止められたのです。しかし、この事故で月探査プロジェクトはもちろん延期。宇宙ステーションを修理してのち、再びスケジュールを組みなおすことになったのであります。

 この後ワシントンへ呼び出されるベネディクト。この事故により更なる費用が発生したことで上院による公聴会が開かれることになったのでした。

 その前夜、恋人のジェーンとディナーを楽しむベネディクト。思いがけない再会に胸を躍らせたジェーンはベネディクトをうっとりと見つめて「私は軌道に住む男に恋したの。いつも夜空を見上げてはあなたのこと考えているのよ」あー、そうですか(笑)。大変にロマンチックなムードになったのですが、ここに現れたのがジェーンの友人でベネディクトの副官であるデイブの妻、キムでした。彼女は夫の身を案じるあまりベネディクトを非難し始めます。「私はいつ彼の死んだという知らせがくるのではないかと怯えながら暮らしているの。それにこのプロジェクトが無事終わったとしてもあなたはまた次の探検にディブを連れていく、その繰り返しなのよ!あなたがリーダーでデイブが副官という関係はもうやめて欲しいわ」

 キムは言いたい放題言って帰っていきます。もうロマンチックな夜が台無しです(笑)。

 さて翌日から公聴会が始まります。ジェーンが客席で見守る中、ある議員が舌鋒するどくベネディクトに迫るのでした。「宇宙ステーションが損害を受けた。それは仕方ない。しかし、そのせいで月探査計画が遅延するとは何事ですか。余計なコストがかさむばかりではないですか。宇宙ステーションに依存しない地上発射型の宇宙船ではダメなんですか」えー、どこかの国でも似たようなことをやっていたような(笑)。

 ジムは落ち着いて「宇宙ステーションは月宇宙船の前進基地としての機能の他に、天候観測、天体観測、ラジオ、テレビ放送の中継、そして軍事偵察衛星としても使えるのです。けっして無駄な存在ではありません」
 
 本日はここまで。

 その後テレビを見たり「悪霊の島」を読んだり。就寝午前3時過ぎ。

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