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2010年5月16日 (日)

5月15日(土) 「ゾンターの包丁」

 「蒼太の包丁」第24巻発売記念駄洒落。でもなあ、「蒼太の包丁」を読んでいる人は『金星怪人ゾンターの襲撃』(『ZONTAR THE THING FROM VENUS』1966年)なんか知らないよなあ。逆にゾンターと聞いて目を輝かせるような人(いるのか?)は「蒼太の包丁」みたいな人情料理漫画は読まないだろうし、いやはや、なかなか難しいものであります。

 アマゾンより山本 弘さんの「ニセ科学を10倍楽しむ本」が発送された。3月25日の注文で発送が5月15日、実に長い待ち時間であった。この間アマゾンからは数度に渡って「この本はなかなか入荷しないずら、キャンセルしてもよいずらよ」というメールが届いて気を揉まされたのだが、これでようやく読むことができるのである。ああ、気の迷いにまかせてキャンセルなんかしなくて本当に良かった。神様、有難う、真面目に生きているとたまにはこんな良いこともあるんですね(知らん、知らん、わしゃ知らんby神)

 作り付けの棚が完成。昨日の失敗に教訓を得てホームセンターで厚めの棚板を購入しセットしたのである。これで前回のごとく板がたわんでしまうなどということもなく、立派に「サント・メキシコ映画」のDVDを並べることが出来た。例によってろくすっぽ垂直も出さず目分量で適当に作ったので若干ゆがんでいるような気もしないではないが(笑)、まあ、ラッセンの絵を飾っているよりよほどカッコよくなったと思うのである。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、本日はアンリミテッドランチの日なので昼飯に膳のラーメン+替え玉。え、何?食う量には制限はないけれどもお金にはあるね、だってこれで380円だもんねだって?ふん、大きなお世話だ。夕食はトンカツ2枚(薄い奴だからいいのだ)、鯛の刺身、生野菜、竹の子と鶏肉の煮物。ビール2缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画で『オー・マイ・ゴースト』を見る。大腸カメラ健診の際の麻酔ミスで心臓が七分間止まってしまった主人公の歯科医。その時から彼はニューヨーク中のゴーストとコンタクトが取れるようになった。その彼に気付いた現世に未練を残しているゴーストたちが集まってきて「娘に熊の人形は車の座席の下にあると教えてくれ」「あの妹に当てた手紙が玄関マットの下に挟まっていると連絡してやってくれ」しまいには死んだ暗殺者の幽霊から「俺の代わりにターゲットを消してくれ」 そんなことはできません(笑)。この幽霊達のスポークスマンとなったのが一番最近に死んだ浮気男。偏屈で人間関係が苦手であった主人公はこの幽霊を通じて奥さんと出会い、次第に人間としての情愛を取り戻していくというお話しである。

 優れた人情劇だとは思うけれども、私にはあまり合わず。私のような人間はどうしても突然、幽霊とコミュニケーションが取れるようになって当惑する主人公が大騒動を巻き起こすなんてコメディを期待してしまいますからな。

 ハイビジョン画質は非常に暖色の強調された画調である。発色もこってりしており重厚な油絵風のテクスチャーを描きだす。AAC音声は5.1チャンネル。ニューヨークの喧騒の生々しさに驚かされた。

 シャワーを浴びて輸入DVDで『Destination Space  1959』を見る。議員も言い返します。「そんなのは従来の衛星でまかなえるでしょう。宇宙ステーションは必要ないではありませんか」ジムはさらに「我々は月軌道への到着だけを考えているわけではありません。将来的に月へ着陸し基地を建設しようという計画があるのです。その場合、資材の供給には宇宙ステーションが不可欠です。地上発射のロケットでは余計コストが掛かってしまうでしょう」

 この調子でいくらやりあったって結論は出ません。上院公聴会はオブザーバーとしてイーストン博士を宇宙ステーションへ派遣。彼のレポートに決断をゆだねることになります。

 さて、イーストン博士を伴って宇宙ステーションに戻ることになったジム。ジェーンと別れを惜しんでおります。ぶちゅぶちゅぶちゅちゅちゅーと暑苦しいキスをかわして別れる二人。と、次にやってきたのはあのキムではありませんか。キムはディナーの席で文句垂れた時とはまったく違った態度で「あの時はごめんなさい。私、どうかしていたの」ジムはにっこりとして「構わないよ、君がどれだけディブを愛しているかが良く分った」するとキム、顔をゆがめて驚くべきことを言い出します。「ああ、やっぱりあなたは私の気持ちを分っていないのね。私が愛しているのはあなたなのよ」どしぇーっと飛び上がるジム。

 まあ、この後二人の間に何が起こる訳でもなく宇宙ステーションへ向けてロケットが発射される訳で。

 ロケットは無事宇宙ステーションに到着。初めての宇宙遊泳にびびるイーストン博士でしたがなんとかロケットから宇宙ステーションに乗り移ることができました。さっそくデイブやマシュー(ジョン・エーガー)に紹介するジムであります。

 それから約一ヶ月が経過。再び宇宙船を月へ送り込む準備が整いました。最初は懐疑的な立場にあったイーストン博士もすっかりステーションびいきになっておりまして(笑)ジムに「いよいよカウントダウン開始ですな」と言ったりしております。そして冒頭と同じ準備が繰り返してついにカウントダウン開始。しかし、ここでまた異常が発生しました。エンジンの反応炉が暴走し始めたのです。ジムは慌ててエンジンをシャットダウンするように命令するのですが反応なし。手動制御でもとめることはできません。このままでは反応炉が核爆発を起こしてしまいます。

 ここで修理を決意したのが宇宙船に乗り組んでいたデイブ。彼は恋人の心がもはやジムにあるとは知らず(笑)宇宙服を着てメインシャフトへ進入。セントラルコアへ到達します。そこで彼が見つけたのが凍りついたバルブ。「この氷を取り除けば大丈夫だ」彼は鏨のような道具でがりがり氷を削り始めました。そしてぎりぎりのところでエンジンの出力を下げることに成功したのです。

 「やった、これで爆発だけは食い止められたぞ」と喜ぶジム。しかし傍らではマシューが渋い顔をして「でもこれでまた一ヶ月の遅れがでますよ」「大丈夫だ、イーストン博士が上手くやってくれるさ」

 これでオシマイ。ウウーム、何か良く分らない終わり方ですなあ。月探検の成否は?キム、ジェーン、ジムの三角関係の行方は?次回の事業仕分け(笑)はどうなるのか?残された疑問が一杯。これがテレビシリーズになっていたらちゃんと解決されたのでしょうか。

 モノクロ画質はペケ。非常にノイジーで輪郭もぼやぼや。モノラル音声は歪みが酷く台詞が非常に聞き取りづらい。

 その後、プロジェクターを再起動させて今までちびちび見ていた日本映画専門チャンネルHDの『恋は異なもの味なもの』を最後まで。高橋とよ、雪村いづみ、重山規子、菅井きんの女性陣が強い、強い。浮気性の亭主を上手くあやつる高橋とよ、自分の気持ちを押し殺し津島慶子のために身を引く雪村いづみ、森繁の亭主に取り入ってお金を貰い、その一方で黒人ダンサーとよろしくやって子供までつくっちゃう重山規子、あの時代の女性とはとても思えないほど自我が強く個性的なキャラクター揃いである。

 そんな女達に翻弄される男性陣の情けなさ、中でも森繁のそれは天下一品でかの天才の本領はまさにこうした演技で発揮されるのだ。

 モノクロ・スタンダード。モノクロハイビジョン画質は柔らな風合いで見ていて実に心地よい。これで黒がもう少し沈んでいてくれたら言うことはなかったのだが。

 その後だらだらとTV。就寝午前2時半過ぎ。

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