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2010年5月18日 (火)

5月17日(月) 「ベン・ケーシーのくず」

 あのベン・ケーシーが日本で漫画化!テレビドラマにもなったぞ。さて、6月12日のトンデモ本大賞まで一ヶ月を切りました。皆さん、チケットのご購入はお済ですか。何、まだですと?いけませんなあ、そんなことではヤハウェイの神に呪われて宇宙円盤に攫われてあんなことやこんなことをされてしまいますよ。そうなったらフォトンベルト通過による人類のアセンションにも参加できませんよ。悪いことは言いません。今すぐチケットを買いに走りなさい。ローソンチケットLコード35466で 3500円発売中!ですよ。

 私ももちろん、当日スタッフとして参加させて頂きます。

 さて、その東京であるが何をしよう。最初は亀好きにとっての聖地 アンディランドに行ってみようと思ったのだが、この所在地は伊豆である。新幹線・在来線の乗り継ぎが上手く行ったとしても東京から片道3時間くらい掛かる(笑)。往復6時間費やして実際の見学が一時間では話しにならん。では博多から新幹線を使ったらどうだと思ったのだけれども、そうすると旅費がずんとお高くなってしまうのである。いつもぎりぎりの予算で旅行に出かける私にとってはそんな出費はとても無理。残念ながら諦める他はなかったのだ。

 代わりに上野動物園の両性爬虫類館に行くか。亀ばかりではないけれどもたくさんの爬虫類を見ることができるぞ。巨大なアジアアロワナ水槽も見ものであろう。そしてもう一つの見学候補はアバックのグランド新宿店。ここに常設されている筈のシネスコカーブドスクリーンシステムを初体験するのである。導入はとても出来ないけれども一度はこのシステムの凄さを見ておきたい。

 食べるものはどうしようかな。久しぶりに相模原の八起行ってうまうま焼肉を貪るかな、それとも前回の東京旅行で実に感じの良かった神田藪でそば酒を楽しむかな、いやいや、上野動物園と組み合わせてとんかつの井泉なんてのもオツだぞ。

 まあ、そんなこんなで今からウキウキしている46歳のワタクシなのでございます。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食べたもの、昼飯に素麺2把(360kcal)、フツーなら柔麺のところだけれどもあまりに暑かったもので。柔麺なら一把で十分なのだが素麺だとさすがに寂しい。それで倍量の2把になった次第。夕食は昨日の残りのステーキ、もやし炒め、生野菜たっぷり、うなぎの蒲焼、豆腐と玉ねぎの味噌汁。ビール2缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後日本映画専門チャンネルHDで録画しておいた『昴-スバル-』を見る。黒木メイサのヴィジュアルは完璧であると言えるけれども、やはりストーリーが弱い。原作のエピソードの抽出の仕方がへたなのでエピソードごとに流れがぶつ切りにされてしまうような印象がある。またヒロイン、昴の「荒削りだけど天性の才能がある」という部分の描写が曖昧なのも良くない。そうしたキャラクターの特徴をしっかり出せていないために上海のコンクールであれほどの実力を発揮するのがご都合主義に思えてしまうのである。

 それと、もうキメキメのカッコつけが凄くダサい(笑)。昴のライバルとなるダンサー リズ・パクを演じたコ・アラなどその典型でいきなり腕を組んで壁にもたれかかっている(笑)。昴と「ナントカカントカ」と会話した後、黒の繋ぎにフルフェイスのヘルメット姿でバイクでばいーんと走り去ったりもする。これがギャグではなくてシリアスな演出だから返って笑えてしまうのであった。

 ハイビジョン画質は評価外。いやもうちょっと動きの激しい場面になると破綻しまくるんだもの。あのストリートダンス合戦とかディスコとかもうモザイクノイズだらけ。実際見てみたら、本当にこれは凄いよ、良くこれで有料放送でございと威張っていられるものだなあと思うよ。良かったのはAAC5.1チャンネル音声のみ。低音にスピード感があって迫力がありながら少しもBGMの品位を損ねない。

 終了後、シャワーを浴びてから輸入DVDで『Captain Fathom』(1955)を見る。日本語にするとキャプテン・尋 んー、あんまりカッコ良いとは言えない名前ですね(笑)。海中を突き進む潜水艦。「これは原子力潜水艦エクスプローラーである。森博嗣風に言えばエクスプローラである。この潜水艦の艦長は知る人ぞ知る、知らない人はまったく知らない、キャプテン・ファゾムである。彼は海洋学者であり、優秀な技術者でもあり、そして何より冒険をこの上なく愛する男なのだ」というナレーション。こういう出だしにはぞくぞくさせられますなあ(笑)。

 ナレーションが終わるとさっそく物語が始まります。エクスプローラーのソナーに反応あり。どうやら別の潜水艦のようであります。キャプテン・ファゾムの命令で追跡を開始したエクスプローラーですがすぐに見失ってしまいました。そしてその直後、エクスプローラーの放射線漏れ警報が鳴り響いたのであります。キャプテンは「艦内に放射線漏れあり、各部署点検せよ」 この命令に答えて続々集まってくる報告。「エンジンルーム、こちらは異常なし」「魚雷管制室異常なし」「艦内食堂異常なし」そんなところで放射線漏れはないと思うけれども。

 エクスプローラー艦内に放射線漏れはなかった。だったらこれは外からの反応か。キャプテンは部下のタイラー(ロッド・ウィリアムス)、科学者のバークレイ教授(リチャード・H・カッティング)、その娘でフォトグラファーのキャロル(バーバラ・ウィルソン)を連れてアクアラングで海中探索に出発します。

 ここからえんえんと海中散歩。ありものの海中映像をたっぷりと使うことができますので大幅に予算を節約できております(笑)。時折現れる魚にいちいちキャロルが「あ、あれはフグよ、てっちりにしたらもうたまんないわね」とか「あ、あれは鯛よ、湯霜造りにすると皮がこりこりして美味しいったらないの」とか「あ、あれはヤリイカね、刺身にしたらスルメイカより美味しいわ」とか「あ、あれはアンコウよ、鍋にすると凄いの。もう熱燗の日本酒がいくらでもいけちゃうの」などと言ってとうっとりしております(ウソ)。

 長いこと海底を彷徨った挙句、彼らはようやく放射線の放出元を突き止めました。それは海底にごろんと転がった核爆弾だったのであります。まあ、尾部の一部しか映りませんけど(笑)。キャプテンは「こんなアブナイものをこのまま放っておくわけにはいかない。よし、タイラー、エクスプローラーから機雷をもってこい。それで爆破するのだ」行きはあれだけ時間が掛かったのにあっという間にエクスプローラーへ戻って機雷を持ってくるタイラー。このあたりのテキトーさがなんとも私好みでありますな(笑)。

 キャプテンは機雷を爆弾にセット。1時間で爆発するよう設定します。「よし、これでOKだ。おっと、キャロル、君は先にエクスプローラーへ戻ってろ」ところがこのキャロルが更なる面倒事を引き起こすという・・・。彼女の空気ボンベがエクスrプローラーへ戻る前に空になってしまったのです。水中無線で「ひー、キャプテン、パパ助けて!」キャプテンたちは慌ててキャロルの後を追い、溺死寸前で彼女を助け出したのです。キャプテンは自分のレギュレーターを彼女に咥えさせて呼吸させると「よし、エクスプローラーに戻るぞ」

 しかし、今度は謎の潜水艦が現れエクスプローラーに攻撃を仕掛けてきたのでした。キャプテンは彼の留守を預かっているダンカン(デヴィッド・マクマホン)に「私達のことは構わずに退避せよ」と命令。エクスプローラーは謎の潜水艦からなんとか逃げることに成功します。

 しかし、キャプテンたちの方はそうも行きません。ボンベの空気がもうあまり長く持たないからです。また爆弾のところへ戻ったものの機雷のタイマー解除は不可能。このままでは爆発に巻き込まれてしまいます。大ピンチです。そんな彼らに連絡をしてきたのがエクスプローラー。ダンカンが彼らの身を案じて引き返してきたのです。「よし、今度こそエクスプローラーへ戻るぞ」キャプテンたちはまた海中を進み始めるのですが、その時ついに機雷が爆発。核爆弾を吹き飛ばしてしまいます。この爆発の威力は大したもので海底が裂け溶岩が噴出してくるという(笑)。フツーなら水中衝撃波でキャプテンたちもぺっちゃんこですな。

 まあ、この物語はフツーではないので(笑)ちゃんとキャプテンたちは生きている。もう必死にエクスプローラー目指して泳いでおります。一方、溶岩は依然として噴出を続けております。そしてその溶岩の熱で水温が急上昇。「ヒーッ、暑い、暑い」とうめきつつ泳ぐキャプテン様ご一行。これで水温がもっと上がって茹で上がれば面白いのですが(笑)さすがにそんなことにはなりませんで、ついにエクスプローラーへ逃げ込むことができたのです。

 ブリッジに戻って「あー、えらい目にあった」とボヤくキャプテン。彼はダンカンに「これで任務終了だな、よし、エクスプローラーを浮上させるんだ」 はい、オシマイ。

 なんじゃ、こりゃ(笑)。なんか、もう実にクソ面白くない作品でした。謎の潜水艦とかテキトーに出しておいて後はほうったらかし。あの爆弾の正体もそのまんまですよ。それで「任務完了だな」とか言われても困るんですよ。

 モノクロ・スタンダード モノラル音声。画質はノイジーで暗部が潰れがち。音質はこれまたノイズてんこ盛りで台詞が良く聞き取れない部分があった。

 その後、今までちびちび見ていた日本映画専門チャンネルHDの『陽はまた昇る』を最後まで。本来は「プロジェクトX」的なVHS開発の裏話である映画が、現在の世相から見るともう、「リストラを体を張って食い止める理想の上司」、「社員が一丸となって頑張り画期的な商品を世に送り出した快事」等に対する憧憬にしか見えないのが面白い。世相の移り変わりによって映画がまったく別の見方をされるという事例の好例になっている。

 ハイビジョン画質は無難な出来。しかしそれでも日本映画専門チャンネルの低レートの顎から逃れることはできない。エンドクレジット、火花が散る映像で前面モザイクノイズだらけになってびっくりした(笑)。ステレオ音声は小音量でも良くサラウンドしてくれる。

 その後だらだらとTV。BD-Rへのダビング作業も行う。就寝午前2時過ぎ。スムースに寝られたと思ったら午前4時過ぎに目を覚ましてベッドでもんもん。仕方ないので自室で1時間ほど「黄金伝説」などを見る。午前5時半に再就寝。どうも疲れることである。

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