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2010年5月21日 (金)

5月20日(木) 「オーケンダン吉」

 あの「冒険ダン吉」が大槻ケンヂ主演で実写映画化!月刊「HiVi 6月号」 ロッグシアター交友録亀山信夫にビクターの映像技術者が登場。HD950の映像プリセットモードの設定方法などについてかなりツッコンだ話をしてくれている。それによるとナチュラル、ステージは1080P60のビデオ映像再生を対象にしており、そのためにデフォルトでクリアモーションドライブが強にセットされているのだそうな。なるほど、ナチュラルで強になっていたのは私が設定間違いをしたせいではなかったのか。DVDO EDGEを導入して「ウルトラQ」DVDを1080P/24再生した時に見られた妙な動きもこのためだったのだ。どうりでクリアモーションドライブをオフにしたら不自然さがなくなった訳だ、なんだ、そうだったのか、わははははは・・・、いや笑っている場合じゃないよ、それくらい気付けっての。

 そのクリアモーションドライブ 強を使って伊東四朗・三宅裕司コントライブ「いい加減にしてみました3」を見てみたのだが(DVD-A1UDからソースダイレクト 1080iで出力 DVDO EDGEで1080P/60化 プリセット映像モードはシネマ1)、なんだ、この設定でも不自然な残像が出てしまうではないか。喧伝される動きのすべらかさも感じられないし、私の環境ではこのクリアモーションドライブはまったく使えないようである。

 (付記 今までモノクロ映画の再生には色温度のオフセットを弄ったカスタムモードを使っていたのだが、この騒動でいろいろプリセットモードを切り替えている間に「ステージ」がモノクロ映像の再現により適していることを発見した。クリアモーションドライブをオフにすれば色の偏りがほとんどない端正なモノクロ映像を楽しめる。またコントラストを10ポイント上げるとさらに白ピークが伸び黒の沈みも良くなった。これからはこのモードをモノクロ映像専用とすることにしよう)

 衰えぬ口蹄疫の猛威、北朝鮮の魚雷攻撃による韓国哨戒艦の撃沈事件、三宅議員の転倒疑惑(笑)、いろいろ不安な事件が続いている今日この頃であるが、私はもう能天気にAVに狂うのだ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にカップヌードルのシーフード(280kcal)、夕食はすき焼き、カツオの叩き。ビール2缶飲んでゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『レギオン』を見る。あ、ここから凄いネタバレなので気をつけてください。『レギオン』の日本公開は5月22日です。劇場で見ようという人はこれから先を絶対読んではいけませんよ。地獄に落ちて背中の皮を剥がされてしまいますよ。

 人間どもの愚かな振る舞いに神様が二度目のブチキレ。「テメーら、子供手当て満額支給とかまだ言ってんのか、バカヤロー。今度は一回目の時みたいに大洪水で済ませたりしないからな、お前ら全部ぶち殺す」なんと人類を絶滅させるために天使軍団を送り込んだのだ。天使軍団は人間に取り付いてゾンビ化、大軍団を結成し後の救世主を産む運命にあるウェイトレスが働く砂漠のダイナーに押し寄せるのである。人類、絶対のピンチ、しかしここで立ち上がったのがなんと天使長ミカエル。彼は神を裏切り背中の翼を切り取って人類のために戦うのである。

 いやー、なんか凄い話ですよこれ(笑)。

 電話やテレビ、ラジオから遮断され孤立したダイナーに向かって何故かアイスクリームの販売車がきらりんかんこん暢気な音楽を鳴らしながらやってくる。そしてその車から降り立った販売員、いきなり顔や手足が伸びて「ぐわあああ」このあたり同じようなシチュエーションを扱った『ザ・フィースト』のさらに上を行く面白さ。こいつを撃退してほっとしたのもつかの間、次に現れたのはゾンビの大軍団。しかも人間に見せかけたゾンビを使って罠を仕掛けるなど知恵が回るナイスな奴らだ。ゾンビ軍団に翻弄され、次第にその数を減じていく人間達。そして角笛の轟音が響き渡りついに最強の敵にしてミカエルの終生のライバルである天使ガブリエルの登場だ。うわあ、カッコいいと思ったらただの羽の生えたおっさんやんけ(大笑い)。いや、この人は強いんだよ、でも今までのゾンビたちの印象が強すぎて何か物凄く中途半端に思えてしまうんだよ。

 ここで大きくずっこけてしまった私であるが(笑)いや、映画そのものは大変面白いのでみんな是非、見に行くべし。でも、あくまでも「私が凄く面白いと思う映画」だからね、妙な期待はしちゃいけないよ。

 映像コーディックはMPEG4/AVC ハイコントラスで力強い画調。ややノイジーであるがこの力感によって天使対人間の戦いがよりドラマチックに描写される。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。低音の抜けが非常に良くガブリエル来臨を知らせる角笛の音にも驚かされてしまう。下品といえば下品なサラウンドなのだが(笑)こういうギミック感たっぷりの音場も嫌いじゃないですよ。

 その後今までちびちび見ていた日本映画専門チャンネルの『集団左遷』を最後まで。話そのものは大変に面白かったけれども違和感を抱かずにいられなかったのが当時としても時代錯誤的であったろう津川雅彦の悪人副社長。リストラのためにかなり不条理な妨害をし、ホテルのスイートに女を呼び寄せてぴーっと乳に吸い付こうとしたりする。反抗されれば何の未練もなくぽい!時代劇の悪代官さながらですな。また津川雅彦がこのキャラクターを実に嬉しそうにノリノリで演じていることもこの違和感を助長するのだ(笑)。

 やっぱりあれはちょっとやりすぎたのではないですか。

 ハイビジョン画質は発色が地味であるが手堅くまとまった堅実な画質。極端な画面の破綻もなく安心して見ていられる。AACステレオ音声も意外なほどに音質が良い。

 シャワーを浴びて輸入DVDで『Captain Video and His Video Rangers』を見る。ええ、このDVD(アルファ・ビデオ)は極端に音声が悪く台詞があまり聞き取れません。しかもこの『Captain Video and His Video Rangers』はテレビ黎明期の作品ゆえか非常にミョウチキリンな作りになっておりましてはっきり言って訳が分らない。それでもなんとかストーリーを紹介してみますが、こんな事情なので多少間違っていても仕方ないくらいの気持ちで読んでくださると有難いです(笑)。

 地球のヒーロー、キャプテン・ビデオ(アル・ホッジ)。彼の基地は地球のどこかの山中に秘密裏に作られ科学の粋を凝らした兵器で平和を守るべく戦っているのだ、ああ、キャプテン・ビデオ、我らがヒーローみたいな大げさなナレーションで物語が始まります。

 キャプテン・ビデオにもたらされた凶報、それはパラグアイのある場所が広範囲に渡って焼き払われているという知らせでした。キャプテン・ビデオはこれがどこかの組織のテロ活動ではないかと考えて調査を開始します。

 次に出てきたのがどうやらその首謀者であるらしいポーリー博士(ハル・コンクリン)、彼は悪の組織(現時点ではそれがどんなものであるかさっぱり分りません)の将軍みたいな人に「ぬははは、私が作ったジェネレーターが本調子になったらもっと凄いことができますぞ。地震だって起こせますぞ、さらにパワフルな二号機を作れば世界だって滅ぼせるのだ」

 ああ、本当に何がなんだか分らない。

 そしてさらに私を混乱させる出来事が。なんとまだお話しの途中だというのにビデオレンジャーの必需品、ビデオリングの宣伝が始まったのです。若手の隊員、きっと彼がビデオ・レンジャー(ドン・ホスティング)が出てきて「僕たちの大事な装備はビデオリングさ。これさえあればいつ何時でも自分がビデオレンジャーの一員であることが証明できるんだ」そしてナレーションで「ぼっちゃん、嬢ちゃん、パワーハウスキャンディバーを食べてビデオリングを貰いましょう」本当にキャンディバーが映るんですよ(笑)。「このキャンディバーに入っているコインを送れば2週間でリングが届きますよ」

 しかもご丁寧なことに送り先の住所を2回繰り返すという・・・。ね、訳が分らないでしょう。

 さて、例の事件を調査するために現場へ向けて飛行中のビデオレンジャーの飛行機。これで現場へ言って調査員のブレイドリーをパラシュート降下させようという寸法であります。そのパイロットはキャプテン・ビデオに「日本上空で不思議な飛行機を目撃しました」この報告に着目したキャプテン、自分でも調べることになります。

 と、思ったらまたまた不思議な出来事が。キャプテン・ビデオ、「では我がレンジャーの活躍ぶりを見てみよう」と言ってレーダースクリーンみたいな機械を操作。すると、あれあれ、なんだ、西部劇になっちゃたぞ。ビリー・ザ・キッドが出てきたぞ、な、なんじゃこりゃ。しかもこの場面になったら音がもっと酷くなった。全然台詞が聞き取れない!そのビリー・ザ・キッド、酔っ払いを装って保安官にわざと捕まり、牢屋に入れられていた仲間を助けて逃走するのであります。

 ウィキペディアによればこれはアンダーカバーのレンジャーらしいのですがいや、そんなことを言われても困るんですよ。

 西部劇は始まった時と同じく唐突に終了。またビデオレンジャーの飛行機が映ります。どうやら現場上空に到着したらしい。ブライドリーがパラシュート降下します。本日はここまで。

 午後11時半過ぎにプロジェクターを再起動。これまた今までちびちび見ていた日本映画専門チャンネルHD録画の『煙突の見える場所』を最後まで。夫婦の関係、揺らぐ若い男女の気持ちという不安定なものを見る場所によってその本数を変える所謂おばけ煙突に託して描いた映画である。登場するキャラクターたちの描写にリアリティがありいつの世も人間というのは複雑怪奇なものであり、お互いへの疑心暗鬼でつまらぬ騒動を繰り返すということを現代の我々に教えてくれるかのようだ。

 また当時の東京の風俗・世相を伝える貴重な記録フィルムにもなっている点も見逃せない。こうした映画を丁寧に保存することで当時の歴史をいつでも再現することができるのである。。

 ハイビジョン画質はフィルム傷が多し。こういう映画は前述の理由からしてもっと徹底したレストアが必要になると思うのだが。

 その後まただらだらTV。就寝午前2時半過ぎ。

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