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2010年5月31日 (月)

5月30日(日) 「この色物が目に入らぬか」

 「助で~~す!」「格で~~す!」「三波晴夫でございます」 「でじぱら 5巻」を入手。ばんざーいと喜んだのだが、松下君の部長就任、新入部員の登場となんだか「げんしけん」みたいな展開となって「これはひょっとするとおしまいなのかな」というイヤーな予感が。そして最後まで読み進めたらこの予感が見事に当たって「はい、でじぱらは5巻でオシマイです」だって。ヒー!「ヌイグルメン!」に続いて「もっとも終わって欲しくない漫画 NO2」だった「でじぱら」もおしまいかよ!ああ、もうがっかりだなあ。

 美少女とAV機器の融合という非常にニッチな漫画が5巻も続いたということ自体が奇跡のようなものだけれども(笑)、それでも悲しいものは悲しいんだい。

 その5巻でこれからの展開が期待される3Dテレビに対して松下君がこんなことを言っている。「見ておもしろいと思うけれども3D眼鏡が不便、そこまでして見るかな」分ってないねー、松下君(笑)。3Dテレビ(げんみつに言えば3D映像に対応したテレビ)は家庭に3D映像という今までにない強烈なイベント性をもった事象を導入するためのツールであり、通常のテレビの持つ日常性を犯すものではない。3Dテレビで3Dのコンテンツを見るということは例えて言うならば映画館に出かけて映画を見るという非日常の行為に極めて近いものなのである。先ほどの松下君の台詞をその観点からして言い換えるならば「見ておもしろいと思うけれども劇場へ行かなければならないのが不便、そこまでして見るかなー」となってしまう。

 3Dテレビによる3D映像観賞とは家庭という日常の中に「非日常のイベント」を作り出すことなのである。そのことを理解していないと「家族で食事をしながら液晶眼鏡を掛けて3Dをみるなど考えられない」なんてトンチンカンを言いだすことになるのだ(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にボンカレーのルーだけ(293kcal)。この後末弟家族が来訪したので、夕食は出前のお寿司となる。久々に専門の寿司やから取った出前は大変に美味し。宅配専門の味もそっけもない奴とは大違いである。久々に美味しい寿司を食ったとさえ思ったほどであった。ビール2缶飲んで〆のコーヒーは如例。その後第一甥っ子のK太郎と遊ぶ。長い階段を「エスカレーター」に見立てて何度も上り下りするので案外に大変だ。だが大変だからと言って彼一人でやらせる訳にもいかぬ。まだまだ足取りが怪しいので階段で足を踏み外してすってんころりんと転ばれてはたまらぬからである。

 午後7時過ぎに弟家族が帰って行く。私はその後自室に引っ込んでブルーレイの『ファイナルディステネーション』を再見。いや、やっぱりクソのように面白いやあ(笑)。またシルバーシグネチャーHDMIケーブル、DVDO EDGE導入後の初観賞なので画質がぐっと向上しているのも嬉しい。

 終了後、米国盤ブルーレイの『スカイクロラ』を40分ほど。いやー、こっちもいいなー、たまらんなー、バンディング(トーンジャンプ)がまったく見られないスムースな色調・コントラストの推移に大感心。カーペットのテクスチャーの表現なども的確で私見ではあるけれどもブルーレイの画質としては『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』より上じゃないの。

 スカイウォーカーサウンドのサラウンドも小粒な音場ながら定位、方向性の表現がばっちり決まっている。まるで舞台劇を見ているかのような精緻な音場が楽しめるのだ。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「たかじんのそこまで言って委員会」 普天間問題についてあの軍事ジャーナリスト(笑)井上和彦が語るコーナーを見たのだが、前半は割りとまともだったのに後半、「普天間基地問題の究極の解決案」をぶち上げたあたりからもうめちゃくちゃ。なんとヘリ搭載護衛艦 22DDHを3隻作って辺野古沖に浮かべ洋上起動基地にすればいいじゃないかというのである。「護衛艦1隻の建造費が約1,200億、埋め立て費用は2,000億、十分にリーズナブルですよ」いや、あんた、最初に3隻作るって言ってたじゃないか。それなのになぜ1隻の建造費と比較するのだ。3隻必要なのだから3,600億じゃないか。それに艦船というものはただ作って浮かべておけばいいというものではない。地上の基地とは比較にならぬ莫大な維持費用が掛かる。どこが安上がりなのか。

 また、洋上機動基地(笑)を抑止力として機能させるためには一年中洋上に置くことが必要となる。メンテナンス等でドック入りしなければならないという場合でも戦力の空白を作ることはできない。この軍事ジャーナリスト氏は護衛艦のヘリ搭載能力が14機だから3隻あれば間に合うと考えたのかも知れないが(まあ、実際の普天間基地のヘリ配備数は全機種合わせて56機なのだが)前述の理由でどうしても最低一隻の予備艦を配備しローテーションさせることが必要となるのだ。それにヘリだから長い滑走路がいらず護衛艦で十分という認識も不十分。普天間基地では輸送のためにC130輸送機を12機運用している。また将来的に配備されるMV-22オスプレイは航続距離を稼ぐために滑走路を使用して離陸するのがスタンダードな運用方法とされている。井上氏のこの珍案ではどちらもカヴァーできない。

 井上氏のこの珍案に勝谷氏が乗っかって「うん、攻撃にも強くなりますよね、洋上機動基地だから」などと言ってたが、これも著しく艦船運用の理解を欠いた意見だ。こんな単独で対潜攻撃能力のない22DDH(http://ysaki777.iza.ne.jp/blog/entry/1204086/)を3隻丸裸で洋上に配置するなど平時はともかく有事の際には某国潜水艦の良い的になるだけである。そして魚雷が一発でも命中すればたちまちにして航空機運用能力は失われてしまう。この攻撃を防ぐためには当然ながら護衛艦が必要となる訳で、結局は大型ヘリ護衛艦3隻を中心とした機動部隊を構成せざるを得ないのだ。あ、これも一組だけじゃだめだよ、もう一組用意しなければこれまたメンテナンスで戦力の空白を生むことになって抑止力として機能しなくなっちゃいますからね(笑)

 つまり、ざっくり見積もって最低4隻の22DDHと2組の護衛艦隊が必要となる。もう一度言う、この珍案のどこが埋め立てより安上がりなのか。

 井上和彦氏のこのような珍案を堂々と放送し、しかも司会者や出演者がそれに大いに感心してみせる。私はこの「たかじんのそこまで言って委員会」という番組に大いに失望してしまったのだった。

 ひれひれ酔って午前1時過ぎに就寝。

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