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2010年6月20日 (日)

6月19日(土) 「ひがみの碁」

 元ネタの漫画 「ヒカリの碁」を良く知らないので気の利いた受けなど出てきません。あしからず。スーパードラマTVHDで「謎の円盤UFO」を6月20日から放送開始!HD枠で放映されるといってもさすがにアプコンであるが、デジタルリマスター版だからかなりの高画質を期待できるはず。しかもLDでは字幕が出なかった(解説書に載せていただけ)日本放映時のカット部分も字幕付で収録されるそうな。これをきちんと録画することができればLDからBD-Rにダビングした奴はもはや不要になりますな。

 この調子で「宇宙家族ロビンソン」(もちろんモノクロの第一シーズンからだぞ)や「原潜シービュー号 海底科学作戦」(これもモノクロの第一シーズンからだぞ そう言えば子供の頃に原潜シービュー号を間違ってシュービー号、シュービー号と言っていた奴がいたな)もやって欲しいものである。そうしたらぜーんぶBD-Rに焼いて毎晩寝る前に一本ずつ見ますから(笑)。

 なんだか40の半ばを過ぎて俺のオタク濃度はますます無駄に濃くなっていくばかりだなあ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、今日はアンリミテッドランチの日なのでゆきみ家にて塩ラーメンとミニカレーのセット。塩ラーメン、マコトにケッコーなものでいつもどおりスープを全部飲んでしまう。夕食は馬刺し、鯛の刺身、豚の冷しゃぶ、付け合せの生野菜。実に盛りだくさんなメニューである。ビール2缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『It Waits』を見る。あー、またやっちゃった、このブルーレイ、アンカーベイなのにサラウンドはロッシーのドルビーデジタルのみ、しかも英語字幕なしだよ、やられたあ!

 もっとも森林監視隊の女の人が古代の化け物にえんえん襲われ続けるというお話にあんまり英語字幕は必要ないと思いますが(笑)、それでも酔っ払い運転で友人を死なせてしまったことへの自責で苦しめられているとか、化け物の出現の原因が調査のために考えなしに洞窟を発掘した学生たちだったとか、そのあたりのストーリー詳細を聞き取るのが大変なんです!

 話そのものはほとんど新味がなく、化け物の造形もちょっと貧乏くさい。ぱっとみたら禿げた親父に見えるのに苦笑させられる。だが、それらの欠点を補ってあまりあるのがラスト近くの攻防戦。疾走するジープのスピード感と飛び回ってどこまでも追ってくる化け物を上手く使ってサスペンスフルな映像を作り上げているのだ。あのダイナマイトも無茶だけど効果的。さしもの化け物もあれを放り込まれてはたまらんだろうというカタルシスを見るものに与えてくれるのである。

 ちょっと分らなかったのはあのダムの水位が下がったところ。私は最初、あのダイナマイトの爆発で地殻が変動し(東宝怪獣映画みたい)ダム湖の底がひび割れて水が流出してむき出しになった地底からあの怪物がわらわらと無数に沸いてくるのではないかと期待したのですが・・・。やっぱりそんな予算はなかったようですねえ。

 ハイビジョン画質はそれなり。やや暗部の沈みが早く夜の場面の情報量が不足してしまう。サラウンドはおそらくドルビーデジタルハイレート。サブウーファーとの繋がりが非常に良く、AACとは隔絶した印象。もちろん、トゥルーHDなどのロスレスサラウンドには適うべくもないのですが。

 シャワーを浴び午後11時からプロジェクターを再起動して輸入DVDで『サント対絞殺魔』(『SANTO CONTRA EL ESTRANGULADOR 』 1963)を見る。オープニング、夜の街をこつこつ歩くマントの男。どうやらマスクまでかぶっているようであります。この怪しさいっぱいの男はヴァリエダデス劇場へ侵入。天井部分へするすると登ります。そしてその彼の眼下で繰り広げられる様々なショー。

 女性歌手、男性歌手が歌う場面がえんえんと繰り返されまして(笑)、男は飽きたのかロープを使って下へ降り何故か舞台袖にある隠し通路へ姿を消したのでありました。そんな男の存在にまったく気づかなかったようにまたえんえんと繰り広げられるショー。

 さて、いい加減退屈したところでカメラはある女性歌手の楽屋へ入り込みます。出演前のメイクアップに余念のない女性歌手、ふと鏡台の前に花が置いてあることに気づいたのでした。「あら、何かしら」 花を手にとって怪訝な顔をする女性歌手、と、その時ドアが開いて進入してきたのは例の怪しい男。彼は女性歌手に襲い掛かって「ギャーッ」あっという間に絞殺してしまいました。

 ここでちょっと挿入されるサントの試合(笑)。やっと我らがヒーロー、サントの登場だと思ったのもつかのま、また劇場に戻って女性歌手がえんえんと歌うと。

 ここでまたちょっと挿入されるサントの試合(笑)。これは3本勝負の2本目でしょうか。と思ったらまた劇場に戻って、花形スター ローラ(マリア・デュバル)の登場です。ローラは登場するなりその光り輝くような美貌と歌唱力で観衆の目を釘付け。舞台袖では彼女の妹でやっぱり歌手のイレーネ(ベゴナ・パラシオス)がやっぱり歌手で恋人のジャヴィア(アルベルト・バスケス)と抱き合いながらうっとりと姉の晴れ姿を見つめているという・・・。と、ここで事件が起こりました。ローラの存在が邪魔で仕方ないやっぱり歌手のリリアン(オフィーリア・モンテスコ)が恋人の劇場職員であるマルコス(エリック・ディル・カスティーロ)を唆して拳銃で撃たせようとしたのです。

 天井の垂木へ上がりローラを消音器付のピストルでローラを狙うマルコス。ぷすりと鈍い音と共に銃弾が発射され、ローラの頭に命中、脳みそを撒き散らしたなんてことになると面白いのですが(笑)まあ、さすがにそんなことにはなりませんでマルコス、同僚に見つかってすごすご逃げてしまったのです。これを見て「ンマー、本当にあの男は口ばかりでだらしないんだから!」と怒るリリアン。

 出番が終わって楽屋へ引っ込むローラ。あ、またドアが開いてあの男が入ってきたぞ。今度はマスクを脱いで素顔をさらしているぞ、火傷か何かで顔面がえらいことになっているぞ、ローラ、アブナイ!ヒーッと悲鳴が上がって次の瞬間床に横たわって毛布を掛けられた死体が映ります。え、ローラ、殺されちゃったの?それともこれはさっき殺された歌手の死体?何だか良く分らないけれども、まあ、いいや、サント映画だからそのうちなんとかなるでしょう。

 さあ、殺人事件だということでメキシコ警察の警視ヴィリガス(カルロス・ロペス・モクテスマ)が駆けつけます。彼は関係者を集めて尋問を開始。そして当然のことながらローラをピストルで撃とうとしていたカルロスの存在がクローズアップされあっという間に容疑者になっちゃった。まあ、これは自業自得ということで仕方ありませんな。

 それとこの関係者の中にローラがいます。なんだ、やっぱりあの死体は一番最初にやられた女だったんだ、どうしてあんな分りにくい撮影しますかね。

 一応、容疑者を特定できた。しかし、それでも納得行かない警視は助けを呼ぶことにします。誰の助けを求めるのかって、そんなああた、決まっているじゃありませんか、我らがヒーロー、銀色の仮面の男、エル・サントですよ(大笑い)。

 警視はサントに無線で連絡。サント基地でテレビ型無線機で連絡を受けたサント、頼もしく頷いて「ようがす、あっしにお任せください」彼はサントカーで警視のオフィスに急行します。そして現場に残されていた花を見せられたサントは「これはくちなしの花でさあ、花言葉が“愛と死”と言うんです」

 さあ、いよいよ面白くなってきましたぞ。まあ、この時点ですでに27分が経過していますけれども(笑)。

 さて、警視とサントとは別に独自に劇場を調べていたのがジャヴィアとイレーネ。彼らは終演後の劇場に入り込み懐中電灯片手にあちこち調べて回るのでした。この時ジャヴィアはピストルを構えております。どうもこの時代のメキシコなんてのはブッソウでいけない。

 この時またも絞殺魔が登場。物陰に隠れて通り過ぎようとするイレーネに手を伸ばします・・・が、手が届かなかったという(笑)。この後ジャヴィアとイレーネに足音を聞かれた絞殺魔、これはやばいと逃げ出したのでした。これでちょっとムカついた絞殺魔、寝室でぐっすり寝ているジャヴィアを襲います。絞殺魔の癖にナイフで彼を刺そうとするのがおかしい。ジャヴィア、大ピンチですがここでいきなりサント登場。虚を突かれた絞殺魔、これはたまらんと逃げ出します。

 いや、しかし、サントはなぜジャヴィアが襲われることが分ったのでしょうか。後をつけていたなんて描写もないし、まったくの謎なのですが・・・まあ、いいか、サント映画だからな(笑)。

 絞殺魔は地下にあると思しきアジトに戻ります。こうずらっと変装用の衣装が並べられておりましてまるでブティックみたい。お、ドレスまであります。どうやらこの絞殺魔、女性にも変装するようです。彼はアジトからいかにも凶暴そうなチンピラに電話を掛けて「いいか、サントを殺すのだ」チンピラがびっくりして「サントと言えばあのプロレスラーですかい」「そうだ、銀色の仮面の男よ」こういうやりとりを聞きたくって私はサント映画を見続けているのです。分りましたか、皆さん!

 本日はここまで。

 その後だらだらTVと読書。就寝午前2時過ぎ。

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