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2010年8月17日 (火)

8月16日(月) ニンニクマン

 この駄洒落を考えた人は日本中に1897人くらいいるだろうけれども他に思いつかないので使うのだ。10月の日本映画専門チャンネルHDのラインナップである。クレージー映画の『日本一のホラ吹き男』、社長シリーズ 『社長紳士録』 そして大映特撮映画の特集だ。『大魔神』 『大魔神怒る』 『大魔神逆襲』 『宇宙人東京に現わる』 『虹男』 『透明人間現わる』 『風速七十五米』 大魔神シリーズはともかくとして、いや作品がどうのということではないですよ、このシリーズはちゃんとブルーレイソフトが発売されていますからね、たしか以前にもHD放映されていたはずです。見ようと思えばいつだって見られるのです。

 それに比べると『宇宙人東京に現る』とか『虹男』とか、そんなマイナータイトルはなかなかブルーレイソフトならないでしょう。そんな酔狂なメーカーはありません(多分)。だから今回のHD放送はとても貴重なものになると思うのであります。あ、ところで俺、『虹男』って見てたっけ(笑)。

 こういう作品群をBD-Rで永久保存、棚にずらりと並べて悦に入る。オタク冥利につきるとはこのことでありましょう。

 マニアの中には収録効率のみを重視してBD-R,REインデックス付き不織布ケースに入れホームセンターで買ってきたプラスチックの収納ケースに収めるなんて人もいらっしゃるようだが、個人的にはこんな方法はまったくダメ。やっぱりタイトルが見えないとねえ、生きた心地がしませんよ(そんな大げさな)。

 とはいえ、もうすぐシアタールームのソフト収納スペースが一杯になってしまう。その打開のためにはまた壁に棚を作り付けなければならないのだが、さてどこにするか。もうしょうがないからリアスピーカー上方の壁に作るか。なんだかますますキチガイじみた部屋になっていくな。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯は長浜御殿でラーメン+替玉。アンリミテッドランチの日ではないのにこんな無茶をしたのはリハビリのため。あの楽しかったバーベキューからつまらない日常に戻る、この間にラーメン+替玉というクッションを挟まないととてもとても暗いキモチになってしまいますからな。

 夕食はカンパチと鯛の刺身、冷やし中華。ビール2本飲む。シンプルな夕食だけれども昼飯がへヴィだったからこれくらいが丁度いいのである。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『グッド・バッド・ウィアード』を見る。セット撮影、ロケ撮影を駆使して非常に広大な西部劇世界、韓国の西部劇だからイタリアのマカロニ・ウエスタン、日本の味噌汁ウェスタンに倣ってキムチウェスタンとでも呼ぼうか、を構築し得ているのは驚嘆に値する。かなり大味な脚本で地図を持っていないほかの勢力がソン・ガンホをきちんと追ってきたり、日本軍と馬賊があっさりと退場して姿を見せなくなったりするけれども、スピード感溢れる展開でそうした欠点をうまく誤魔化しているのもよろしい(笑)。

 闇市での銃撃戦も三次元的な動きを上手く使っているのが好印象。一時期のジャッキー・チェンを彷彿させる小気味良いアクションがいい。

 ハイビジョン画質は高解像で明快な画調。発色の抜けの良さも素晴らしい。AAC5.1チャンネルは極上の部類。とにかく動きの演出が超絶的。移動する足音・銃声・バイクのエンジン音などがとにかくリアルなのである。BGMの品位も高く改めてAVプリアンプ AVP-A1HDの高性能に感心させられた。

 その後シャワーを浴びていろいろとダビング作業。「ヘルシング」とか「ザ・パシフィック」、『続社長漫遊記』をBD-RE、Rに焼きまくる。

 午後11時過ぎからプロジェクターを再起動させて今までちびちび見ていた『ゼラチン・シルバーLOVE』を最後まで。第一線で活躍するベテランの写真家であり、CMディレクターの操上和美の初監督作なのだそうだが、あはは、なるほど、だからこんなに訳の分らない映画になっているのか(笑)。

 (凄いネタバレあり) だいたい女の部屋をビデオカメラで撮影し続けることがどうして「殺し屋としての仕事ぶり」を監視することになるのか。外出時の行動も追わなければ意味がないではないか。役所広司の依頼人が殺される件も何の説明もなく極めて不自然である。ラストで殺し屋宮沢りえは自分に近づきすぎた監視者(ビデオ撮影していた男)永瀬正敏を射殺するのだが、部屋中に貼られてていた自分の写真をそのままにして立ち去ってしまう。ああ、これもまったく意味がない。

 映画のストーリーとしてはまったく駄目なのだが、それでも最後までそれなりに楽しく見られたのは、映像が美しかったから。ベテランの写真家らしくカットの一つ一つに気が配られておりどこを切り取っても一枚の写真として成り立つのではないかという完成度を持っているのである。

 まあ、これをハイビジョン放送ではなくSD映像で見たらきっと「ケッ、だからそんな出自の監督の映画は駄目なんだよ」とあっさり切り捨てていたかも知れませんが(笑)。

 ハイビジョン画質は暗部の表現に特徴あり。ぐっと沈んでいながらいささかも映像情報を失わない。発色に力強さがあり、畢竟この画質があったからこそそれなりに面白く見ることができたのだと思う。ステレオ音声も台詞の定位、BGMの粒立ちのいずれも良好。HGでの録画だけれどもほぼDRと変わらない品位である。

 終了後、録画しておいた「TVチャンピオン 中華料理人選手権」を見たりする。映像がきれいなので料理が物凄く美味しそう。こんな時間にこんな料理の映像見せられたらもう腹が鳴っちゃうよ。これはダイエットに極めて有害な番組だと思うよ(笑)。

 就寝午前2時半。

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