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2010年8月24日 (火)

8月23日(月) 「残暑太夫」

 暑苦しい駄洒落ですんません。さて、昨日に続いてまたカメの飼育環境の話。今度はリクガメ編である。今までリクガメケージの床材には一貫して園芸用土の「赤玉土」というのを使ってきた。ホームセンターで手軽に入手できお値段も14リットル入りで400円程度。その処理も母親の菜園に撒くだけでOK、亀の糞と尿が肥料になって一石二鳥とはこのこと(笑)。

 いいことづくめの床材のようであるが重大な欠点が一つ。粉塵が半端ではないのである。ちょっと時間が経つと粒が粉々に砕けて細かな粉塵となりケージやライトはもちろん、その周囲まで土っぽくなってしまうのである。飼育開始から5年を経てもうさすがに土っぽいケージに飽きてきた。ならば他の床材を試してみようではないか。

 ということでホームセンターで買ってきたのが猫砂(猫のトイレ用床材)である。猫砂とは言ってもそのネーミングとは裏腹におからなどを再利用して作ったペレット状のもの。これならカメが食べても安心だし、尿の吸水も良さそうだ。値段はちょっと高めだけれどもそうそう取り替えるものでもない。

 さっそくケージ(120センチ水槽)に敷いてみたのだが、思ったとおり使い勝手はなかなか宜しい。見栄えも良くなったし何よりも土ぼこりがほとんど出ないのが嬉しいではないか。しかし、たったひとつ大きな欠点があった。それは臭い(笑)。考えてみればこれは猫のトイレ用の床材なのである。猫の糞尿の悪臭をごまかすためにきつめの臭いがつけられているのだ。これはかなり人工的な臭いで長いことかいでいると気分が悪くなりそうだ。カメには影響なさそうだけれどこれはちょっとたまらん。

 それに亀君の住処を猫のトイレ状態にするのもやや気の毒である(笑)。

 いろいろ考えてこの猫砂の使用は今回限りということになった。

 赤玉土も駄目、猫砂も駄目、ならば残るは爬虫類専用の床材である(そういうものがあるのです)。9月になったら専門店から「パーク・チップ」「パーク・ブレンド」「レプティバーク」あたりを取り寄せてみよう。でも26.4リットルで3,000円以上しちゃうんだよな、とほほ、ちょっと高いな(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのチーズバーガーとコーヒー牛乳。昼飯にマルタイの棒ラーメン一食分。夕食はカツオの叩き、昨晩の残りのウナギ、ゴーヤと丸天の味噌煮。カツオの叩きの付け合せとして生野菜もたっぷり。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。このゴハンにはウナギ一切れとわさびたっぷりを乗っけて鰻茶とする。テキトーに玄米茶をかけただけなのだがこれでもなかなかのお味。国産鰻で本物のわさび使ってやったらどれほど美味くなるのだろうか。まあ、試す機会はなさそうだけれども。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『サバイバル・フィールド』を見る。サバイバルゲームに参加したら何故か本物の銃弾が飛んで来た、さらにはハンターと呼ばれる謎の人物がサーモグラフの暗視ゴーグルをつけてメンバーたちを殺しまくる!という内容で、それほど目新しいストーリーではない。脚本もかなり大味で、ハンターが裏切ってインカムを放り出さなかったら最後の1人をどうやってラストバトル地点に導くつもりだったのか(笑)。

 それでも大変に面白く見られたのはこの殺戮ゲームを防弾マジックミラーの向うから見ている観客?の底知れぬ悪意のおかげ。彼らはマジックミラーの向うで人がばんばん殺されてもひとかけらの動揺も見せずただじっと見物するだけなのである。このあたり、彼らが殺戮ゲームを見物することになれているのだということを暗示しているようで大変に気味が悪い。

 ハンターに追い詰められた登場人物の1人が床がマジックミラーになっていることに偶然気がつく。彼女はマジックミラーを叩いて「助けて、助けて」と叫ぶのであるがもちろん何の返答もなし。それをハンターの暗視ゴーグルごしに見ると彼女の下に観客のシルエットが浮かびあがるという場面にはゾッとさせられた。

 ハイビジョン画質はやはり黒が魅力的。解像度も高く森の中という難しい絵柄でもくっきりと人物の姿が浮き出てくるようである。音声はAACステレオ。音声の品位は高かったもののこういう映画はやっぱり5.1チャンネルで見たかったですなあ。

 その後今までちびちびと見ていたWOWOWハイビジョン録画の『レスラー』を最後まで。零落したかっての人気レスラーの姿を描いて高い評価を得た映画。ミッキー・ロークの復活も大きな話題となった。巷では自分の生きる道を模索している男がいろいろあって意地とプライドを掛けて最後の戦いに挑むというかなり前向きな評価をされているのだが、私の感じ方はちょっと違う。

 彼は心臓発作で倒れたのを機にレスラーを引退し、フツーの生活に戻ろうとする。スーパーマーケットをフルタイムの仕事にし、そして長らく疎遠であった娘との関係も修復しようとする。この試みは上手く行くかのように思えたのだが、彼は所詮、レスラーから離れられなかった。娘との関係も再び断絶し、スーパーの仕事もやけのやんぱちでやめてしまう。

 そして彼は試合をやれば命に関わることを承知で、かっての宿敵との再戦に挑むのだ。彼はもはやフツーの人間ではありえない。プロレスラーという職業に囚われプロレスラーとして生き、プロレスラーとして死んでいくしかないのである。

 不器用というよりレスラーという妄執に囚われた男の人生と言ってもいいかもしれない。

 ハイビジョン画質は切れが悪くノイジー。黒がぐっと沈んでいるのはいいのだが暗部諧調が潰れてしまっている。音声はAAC5.1チャンネル。試合場の喧騒が驚くほどリアル。その分ドサ周り興行の侘しさも際立つのであるが(笑)。

 シャワーを浴びて「謎の円盤UFO #9」「MM9」の編集・ダビング作業。「MM9」はこの分だと何とか本編13話がBD-R一枚に収まりそうである(HX録画)。

 それからプロジェクターを再起動。これまたちびちび見ていた『野火』を最後まで。奇妙なユーモアを交えつつ飢餓の戦場という極限状況の中で正気と狂気がくるりと入れ代わる様を描いた演出が秀逸であり単なる反戦映画に留まらない衝撃力を備えている。飢餓の果てに人肉を食う、これはこうした状況下ではさほどのインパクトをもたない。この映画ではさらにそれを推し進め、人肉を食うのが当たり前(正気)であり、食べない方がおかしい(狂気)という逆転の構図を描き出すのだ。

 ハイビジョン・モノクロ画質はノイジー。暗部にたっぷりノイズが乗ってしまう。ただ解像度がやたらに高く夜間に戦車に襲撃される場面では兵士一人、一人の顔が見分けられるほどであった。

 終了後、テレビをだらだら。就寝午前1時過ぎ。

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