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2010年8月28日 (土)

8月27日(金) 『マイ・フェア・レメディ』

 「デビルマンレメディ」とか「ピンク・レメディ」とか「レメディ・チャタレー」とか「レメディ・ファースト」とかもあるぞ。恒例10月のWOWOW番組表である。10月1日『オープンウォーター2』5.1 10月2日『ATOM』5.1 10月3日『死を処方する男ジャック・ケヴォーキアンの真実』 『ファッションが教えてくれること』 10月6日『素顔のままで』 『シャネル&ストラヴィンスキー』5.1 10月7日『あのアーミン毛皮の貴婦人』 『のんちゃんのり弁』 10月8日『バスビー・バークリーの集まれ!仲間たち』 『ヒットマンズ・レクイエム』5.1 『映画は映画だ』5.1 10月9日『ロフト』5.1 10月11日『薄化粧』 『死の接吻』 『デストラップ 死の罠』 10月13日『北斎漫画』 『アバンチュールはパリで』 10月14日『蛇にピアス』 10月15日『理想の彼氏』 『ぼくの美しい人だから』5.1 10月17日『カムイ外伝』5.1 10月19日『ROCKER 40歳のロック☆デビュー』 10月20日『母なる証明』5.1 10月21日『リリイ・シュシュのすべて』 『山形スクリーム』5.1 10月22日『パラサイト・バイティング 食人草』5.1 10月26日『ゴーストたちの恋愛指南!』5.1 10月27日『縞模様のパジャマの少年』5.1 10月28日『南の島のフリムン』 10月29日『キューティ・ブロンド3』5.1 『スペル』5.1 『死霊のはらわた』5.1 『ダークマン』5.1  輸入ブルーレイなどで見た作品をのぞいても未見映画が31本。今月もWOWOWはラテンのノリで張り切っているぞ。

 私はどうして民主党の代表戦で劣勢にたたされる管首相が新たなマニュフェストとして「WOWOWの無料視聴」を掲げ起死回生を図らないのか理解できないのである。

 キングの大長編 「Under the Dome」をようやく読み始める。まだ15ページ目だけれどもある街の上空に謎のドームがいきなり出現、訓練飛行をしていた小型飛行機がドームの壁に当たって墜落するわ、ドーム出現時にたまたま壁の真下にいたウッドチャックが胴体を真っ二つにされてぴくぴく痙攣するわ、ドームの外側で飛行機の事故を目撃した人があわてて走りよって目に見えぬ壁に激突、鼻血を出すわ、実に面白い。

 ただですなあ、やっぱり字が小さくって読みにくいですなあ(笑)。私の場合は眼鏡を外してペーパーバックを目の近くに持ってくれば快適に読めるのですが、それだとテレビがまったく見られなくなってしまうという・・・。やっぱり私みたいな集中力のない、ながら男(ながら族とか古いなあ)は本を読みながらテレビも見たいのであります。またペーパーバックとはいえ1,000ページをゆうに超える大長編であるから本が分厚くっていけない。持ちづらくてしょうがないのです。なんでアメリカ人はこんな大長編でも上下に分冊しないのでしょうか。

 字が読みづらく本も持ちづらい、私はアメリカで電子書籍があれほどの人気を博している訳が分ったような気がします。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのサンドウィッチとコーヒー牛乳。昼飯は昨日のカレーの残り。袋入りのフォン・ド・ボーや焼肉のタレで味を強化してやると驚くほど美味しくなった。その分ちょっと食べ過ぎちゃったけどね。夕食は鯵、ホタテ貝柱の刺身、生野菜、ざるうどん、チラシ寿司半分。なんだ、この炭水化物攻撃は(笑)。しかもゴハンも炊いてあったんだぞ、俺にどうしろというのか。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『実験室 KR-13』を見る。映画そのものの出来は悪くなかったとは思うのだが、ストーリーの背景にある安っぽい陰謀論にがっくり。無作為に男女をかき集めてきて死のゲームをやらせ「人のために自分を犠牲にできる人間」を選び出す。さらに生き残った被験者に洗脳を施してアメリカのためには命をも投げ出す自爆テロリストを育成するって、いくらなんでも効率が悪すぎるだろう(大笑い)。しかもその自爆テロで使われる爆弾は単なるC4である。そういう人間爆弾を数人送り込んだところでテロリストたちにどんな打撃が与えられるというのか。

 たしかにCIAというのは時としてミョウチキリンなことをやりたがる組織ではあるけれども、ここまで出鱈目だとちょっとしらけてしまう。

 ハイビジョン画質は極上。黒と白の強烈なコントラストが目に焼きつくようだ。赤の発色も良く冒頭でいきなり射殺される女をより衝撃的に残酷に見せる。AAC5.1チャンネルは閉塞空間の重苦しさを上手く表現しており息苦しささえ感じさせるほどであった。

 その後、今までちびちびと見ていたWOWOWハイビジョン録画の『魔法遣いに大切なこと』を最後まで。最初は魔法使いならぬ魔法遣いが存在する世界という設定が上手く出来ていて期待させられたのだが、あのイルカを助けるあたりから物語が急速にもっとも悪い邦画のパターンに嵌っていく。

 何の前兆もなくお台場に方向感覚を失ったイルカの群れが座礁するというありえない事件を描くことにスタッフの皆さんは何の躊躇いも覚えなかったのか。このイルカを助けることで魔法に開眼する岡田将生という流れもわざとらしくてキモチ悪い。ここはいわゆる「イヤボーン」で良かったのではないか。<イヤボーンの法則エスパーまんがにおける法則。ヒロインがピンチに陥り「イヤァッ!」と叫ぶと眠っていた「能力」が覚醒し敵の頭が「ボーン」と破裂する。読者に超能力の威力を見せ、話を先に進めるためのわかりやすいパターン。「サルでも描けるまんが教室」より>

 確かに使い古されていてワンパターンのテクニックではあるけれども、「イルカを空中に浮かせる」よりよほどましではないか(笑)。

 またヒロインが途中でいきなり「死ぬの」と言い出すのにもびっくり。途中で一度倒れてそれで死の病であることが判明するというパターンじゃないのだ。映画の最初っから「もうすぐ死ぬ」ということを承知で上京し魔法遣いの研修を受けているのである。その時点でそうした悲劇的な展開はまったく予想できない。フツーの少女が状況し、魔法遣いになるための修行をするというストーリー以上の情報がまったく与えられないからである。

 演出・脚本は意外性による「悲しみ」を狙っていたのかも知れないが。ここまで伏線も何もなしに話を進められては意外性もへったくれもない。こういうのは「行き当たりばったり」というのだ(笑)。

 そしてこの映画の一番の問題場面。いきなりソーランよさこい(大笑い)。ヒロイン(もう面倒くさいので女優さんの名前は書かん)と岡田将生がデートをしていると、いきなり岡田将生をディスコでナンパ、そのままセックスに突入したと思しき女(岡田将生は朝帰りしているのである。ヤッてきたと解釈するのが自然であろう)が登場する。「あんた、私とヤッておきながらこの女は何よ」という痴話展開になるかと思いきや、なぜか「わたしたち、これからソーランよさこい踊るの!」

 そして恐るべきことにこの女は6人(だったかな)の仲間と共に本当にソーランよさこいを踊りまくるのだ。たしかにヒロインの特技は「ソーランよさこい」であることが語られてはいたけれども、それがなぜこの場面に発展するのか。それとも私が知らないだけで若者が何人か集まったら「ソーランよさこい」を踊るというダンスカルチャーが定着していてそれを映画に取り入れただけ・・・なんてことがあるかあ(笑)。

 ハイビジョン画質は非常にビデオ的。黒の粘りが足りず画面全体が安っぽい印象になってしまっている。ステレオ音声は良好でBGMの品位が秀逸。リア音場の情報も多い。

 シャワーを浴びて前述の「Under the Dome」を読んだのである。

 午後11時過ぎにプロジェクターを再起動。これまた今までちびちび見ていたWOWOWハイビジョン録画の『大東亜戦争と国際裁判』を最後まで。裁判の結審後わずか十余年にして南京問題の証言の不透明性や戦争という事象において勝者が敗者を裁くことの矛盾など現代でも取りざたされる裁判の正当性に対する言及があるのに驚かされる。

 東条英機役のアラカンの演技も見モノ。堂々たる答弁の有様はあまりに真に迫っておりドキュメンタリー映画ではないかと錯覚させるほどである。

 ハイビジョン画質はやや発色が浅いか。また記録フィルムを使用した箇所では盛大なフィルム傷が見受けられる。音声は歪みがあるものの台詞のコクは一級品。

 終了後、だらだらとTV。就寝午前2時過ぎ。

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受信: 2010年8月29日 (日) 17時50分

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