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2010年11月11日 (木)

11月10日(水) 「Wi-Fiの悲劇」

 ドルリー・レーンが無線LANの謎に挑む新感覚の本格推理小説。尖閣ビデオ流出問題、ネットではまことしやかに海保職員の殉職・隠蔽説が流れているが、それはあり得まい。もし殉職が本当なら海保のみならず、家族や医療関係者、はては葬儀業者と隠蔽の対象が際限なく広がっていくからである。北朝鮮でもあるまいし、そんなに多くの関係者の口を塞げることなどできる筈がない。だいたい実際のビデオが流出しているというのに、もっと重大な海保職員の殉職が隠し通されているというのも変な話だ。

 以前、イラクへ派遣された自衛官の妻が劣化ウランのホーシャーノーのせいで奇形児を産んだが国民から隠蔽されているという話があった。当然、厳重に口止めされている筈の当事者の自衛官が何故かネットに接続できるパソコンを使うことができて、大手メディアには目もくれず当時はまだまだ無名であった「きっこ」にメールで知らせてくれたという信憑性のかけらもない話だったのだが、それを信じ込んだ人があちこちにいた。

 立場の違いはあれ、自分達にとって都合のいい話(デマ)にはあまり考えずに喜んで食いつくという性質は右も左もあまり変わらないようである。

 現内閣がビデオを一般公開しなかったのも「そういう場面があるから見せられない」ではなく「大したことがない(ように見えるから)見せなくてもどうということはなかろう」というロジックからではないか。

 大間違いであったが(笑)。

 あ、念のために言っておくけれども、これはあくまでネットに流れている「海保職員の殉職」という噂に疑義を呈するものである。決して誰かとは言わないが福島・コツン・瑞穂みたいにこの問題を矮小化しようとしている訳ではないので勘違いしないように。この件に関しては私自身も現内閣(近いうちに元内閣になること確実)、そして中国側に伏字3,894文字分くらいの文句を言いたい気持ちでいっぱいなのだ。

 本日は休み。午前中、事務所へ出てがーっと仕事。ちょっと頭に来ることがあったのだが、もちろん、書けるものではないのでご容赦下さい。午前11時半から車でトリアス久山のTOHOシネマズに向かう。今日は待望の『SAW 3D ファイナル』を見に行くのである。

 1時間ちょっと掛かって到着。上映まで1時間ほどあったので(笑)ペットショップやブックオフで時間を潰す。そして午後1時半からいよいよ映画の開始である。観客は私を含めて3人だったのでもう貸切気分。『SAW』の残虐な世界をホームシアター感覚、しかも3D、で見られるのだ。こんな幸せなことが他にあろうか、いやあるはずがない。

 ここからネタバレです。今から観に行こうとしている人はけっして読んではいけません。うっかり読むとジグソウに攫われ死のゲームへの参加を強要されることになりますよ。

 映画そのものも最高(笑)。やたら酷評されているようだが、面白いものは面白いのだ。冒頭の公開処刑はビッチ中のビッチが真っ二つになるところでやったやったと大拍手(心の中で)、女を閉じ込めていた檻ががちょーん、がちょーんと変形して人体焼き釜になったところで大笑い(心の中で)、ホフマンの鬼神の如きというか、ジェイソンあたりとまるっきり変わらない大殺戮にスタンディング・オベーション(心の中で)

 あの汚い便所で〆るラストにはもう感動のあまり滂沱の涙でしたよ(ウソ)。

 ホフマンが明らかにジグソウの後継者の枠を超えて暴走しているのはちょっと疑問だけれども、あの大殺戮でみんな許しちゃう(笑)。

 3Dの効果は事前に予想していたような「飛び出し」はあまり使われず奥行き感の表現に力を入れていたようである。特にジルが攫われる場面(実はジルの悪夢)で雪に覆われた駐車場のリアルさに驚かされた。

 午後3時半に終了。いつものようにいっぷくラーメンでラーメン+替玉を食べて帰宅する。それから事務所へ行って日記つけや亀の世話。

 午後6時過ぎに帰宅したのだが、なんと、1日に注文した輸入ブルーレイ、DVD(『プレデターズ』、『ハリーポッターとアズカバンの囚人 アルティメイトコレクション』、『Altitude』、『The Incredible Two-Headed Transplant』)が届いていた。現地時間で2日の発送だからほぼ一週間で届いたことになる。前回が3週間掛かったのに比べるとエライ違いである。

 嬉しさにニヤニヤしながら夕食。刺身のパック盛り合わせ、生野菜、サトイモとれんこんの煮付け。ビールを2缶飲んで納豆卵かけゴハンで仕上げ。〆のコーヒーは如例。

 そして輸入ブルーレイの中から『プレデターズ』をチョイスして大画面再生。もう見たくて仕方のない映画だったのでわくわくしながら見始めたのだが・・・、ああ、こりゃ微妙だなあ(笑)。地球から傭兵、軍人、ヤクザのボディガード、ゲリラ、特殊部隊員が借り集められいきなり上空からパラシュート降下。まったく情報を与えられないままプレデターの狩猟グループと対峙するというオープニングは実に面白かったのだが、その後の展開がいけない。あまりにもスピード感がなくもたもたと惑星を彷徨う場面が多く映画にノレないのである。

 人間たちも個性的なだけで、そのキャラクターを上手く使えておらず、特にローレンス・フィッシュバーンの「とりあえず説明するために出てきました」的な役割には大変にがっかりさせられた。プレデターたちの組織的な動きが不明瞭で狩猟グループに見えないのもまずい。もう少し彼らの連携プレーをはっきりと見せてくれてもバチは当たらないのではないか。

 映画はちょっとアレ(笑)だったけれどもブルーレイソフトとしての品位はピカイチ。MPEG4/AVCの映像コーディックはグレインの扱いが大変に巧みであり、発色も鮮やか。暗部諧調も豊富な情報量を誇る。サラウンドは48kHz/24bitのDTS-HDマスターオーディオ。サラウンド音場がスピーカーの外側にまで広がっていく。ちょっと音圧が低めであったけれどもヴォリュームを上げ気味にすればダイナミックレンジの広い現代的なサラウンド空間を楽しむことができる

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 終了後プロジェクターを再起動させて日本映画専門チャンネルHDの『大魔神怒る』を最後まで。ちょっと黒が浮き気味で魔神像爆破の場面で画面が破綻したのに失望させられたけれども、そのほかは概ね良好。モブシーンで人が埋没せずはっきり見えるのが宜しい。

 就寝午前1時過ぎ。

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