« 11月8日(月) 憧れのWi-Fi航路 | トップページ | 11月10日(水) 「Wi-Fiの悲劇」 »

2010年11月10日 (水)

11月9日(火) Wi-Fi本舗

 無線LANケチャ。ついに福岡にもIMAXシアターが登場である。キャナルシティ博多のユナイテッドシネマ内に11月19日オープン、こけら落とし上映はもちろん、『ハリーポッターと死の秘宝 PART1』だ。もうチケットも取った、後は休みを待って見に行くだけ。

 実は私は間抜けなことにこの大ニュースを今までまったく知らなかった。「浦和にできてなんで福岡来ないの」と誠に情報弱者らしく憤慨したりしていた。『死の秘宝』はなるたけ良い映画館で見たい、いっそ12月の東京旅行で川崎のIMAXで見ようかなんてことも考えていたのである。それがいきなり地元のキャナルシティ博多に出来るというのである。なんと歩いていけるIMAXシアターなのだ(いや、歩いていくのは私だけですけどね、1時間くらいかかりますから)。

 なんたる幸運、今までDLP上映すらなく映画館のみ多かった福岡地区がこの分野において一気に最先端に踊り出たのである(ちょっと大げさ)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼飯は昨日と同じくカップ春雨スープで済まそうとしていたのだが、父親がこの時間をわざわざ選んでサバを捌いていた(笑)。台所が使えず少々ムッとして急遽長浜御殿のラーメン+替玉に切り替えたのだった。夕食はそのサバの味噌煮。鯛の刺身、生野菜。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『縞模様のパジャマの少年』を見る。ユダヤ人収容所をその収容所所長の幼い息子から見たという異色作。息子は幼いゆえに収容所をそれと理解できない。縞模様のパジャマを着た人たちがやっている農場くらいに思っている。そして彼は周囲の大人たち、軍人、そしてひょんなことから知り合った収容所のユダヤ人少年によって次第にことの真実を悟っていく。

 ラスト近く、行方の知れなくなったユダヤ人少年の父親を一緒に探すという目的で収容所の中に入る息子。彼はユダヤ人少年に尋ねる。「カフェはどこ?みんなスポーツをして楽しんでいるんじゃないの」彼はそれらの楽しげな映像はナチスのプロパガンダ映画にしか存在しないものだとは思わなかったのだ。

 そして待ち構える衝撃のラスト。変装のため縞模様の囚人服を着ていたためユダヤ人の子供と間違われガス室へ送られてしまうのだ。

 今までナチスによるユダヤ人迫害の映画、物語はナチス、ユダヤ人側それぞれの立場からしか描かれてこなかったように思う。この映画はそこに無邪気なドイツ人の少年という第三者の視線を導入することによって、「ドイツ人、ユダヤ人の違いは何?変わらぬ人間で今まで一緒に生活していたのになぜ、彼らがこのような目に会わねばならないのか」という根源的で、それゆえに重い疑問を投げかけている。

 一番、痛々しくって思わず目をそむけてしまった場面。息子が収容所に潜入して一緒に父親を探してくれるというので喜んだユダヤ人少年は「じゃあ、あまっている縞模様の服を持ってくるよ、倉庫に一杯余っているんだ」彼は服が一杯余っている理由がそれを着ていたユダヤ人たちがみんな殺されてしまったことなど知らなかったのだ。

 ハイビジョン画質は非常に高品位。柔らかな画調でありながら解像度がきちんと保たれている。森の柔らかな日差しの表現もまた格別。AAC5.1チャンネルは地味であるが要所で効果を発揮。雷雨の場面などじつにソレっぽい。

 その後今までちびちび見ていた日本映画専門チャンネル映画の『風花』を最後まで。帰る場所を失った孤独な若手キャリア官僚(浅野忠信)とピンサロ嬢(小泉今日子)の姿を描いたロードムービー。子供を5年放ったらかしていた小泉今日子の帰郷を主に描いているのだが、この映画の優れているところは「自殺の動機が形成されるまで」を完璧に描いているところ。

 風俗嬢だった小泉今日子が結婚した夫は一念発起して独立開業するが大失敗。借金と妻、赤ん坊を残して自動車事故で死んでしまう(これも自殺かも知れない)。小泉今日子は東京へ出て風俗で働くが、次第に故郷との音信も途絶え子供も放ったらかしにしてしまった。久しぶりに帰ったら坊さんと再婚した母親からあんたに子供は任せられないといわれてしまう。

 そりゃ、死にたくもなりますわな(笑)。もうロードムービーはロードムービーでも死出の旅路だったという。さすがにラストは子供と再会する小泉今日子という一種のハッピーエンドになっているものの、見ているうちにどんどん気分が重くなっていくのには参ってしまった。

 ハイビジョン画質はローコントラスとで立体感があまり感じられない。発色は地味であるがテクスチャーの表現に優れており夜の雪山を非常に美しく描き出す。

 シャワーを浴びて後はだらだら。就寝午前1時半。

 これを坦々と描いて、ほとんど派手なところがないので

|

« 11月8日(月) 憧れのWi-Fi航路 | トップページ | 11月10日(水) 「Wi-Fiの悲劇」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 11月9日(火) Wi-Fi本舗:

« 11月8日(月) 憧れのWi-Fi航路 | トップページ | 11月10日(水) 「Wi-Fiの悲劇」 »