« 12月10日(金) 「マチェーテのガンバレ9時まで!!」 | トップページ | 12月12日(日) 「安藤優子は電気羊の夢を見るか」 »

2010年12月12日 (日)

12月11日(土) 伊代はまだ贅六だから

 松本 伊代は東京都出身だけど、まあ、いいや。「ヤマト悪口第7弾」 昨日書いたことへの補足。コスモゼロに光学迷彩ブースターを装備せよと書いたがそのようなことをすれば当然のことながら『攻殻機動隊』のパクリじゃんという声が巻き起こるであろう。しかし、あえて私は言わせて貰う。「何を今さら」と(笑)。

 あの場面でもうひとつ「ダメだ、こりゃ」と思ったのが自由落下するコスモゼロがまるで線を引いたようにすーっと落ちていくところ。安いCG丸出しなのである。これが以前に監督をオファーされていたという樋口の真ちゃんだったら絶対、こんな無様なことにはなっていない。CGの質感はそのままでも(笑)自由落下中に各動翼をぱたぱたと動かして機体の安定を図ろうとしたり、ガウォーク形態(笑)をとって自由落下から動力飛行へ遷移する時に失速寸前の状態から揚力を生み出すために機体を細かく揺らすなどの演出を加えて、よりリアルに見せていてくれたであろう。

 そう、山崎監督にはSFのセンス・オブ・ワンダーに加えて「特撮魂」というものが欠けているのである。彼はVFX監督ではあっても「特技監督」ではあり得ない。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、本日はアンリミテッドランチの日なのでゆきみ家にてカレーラーメン+小ゴハン。ンム、やっぱり美味い。七味とごまをしこたま振りいれて麺に絡みつくカレーの風味を存分に楽しむ。もっともあまり入れ過ぎて汗まみれになってしまったけれども、こんなに美味しいものが食べられるのだから、そんな瑣末なことは無視、無視。何、中年独身男がカウンターの隅で汗まみれになってカレーラーメン食っている風景など見られたものじゃないぞだと、テメー、コンチクショー、本当のことを言うなー。

 夕食は海鮮チラシ寿司、関サバ刺身、生野菜。これにビール2缶飲んだから体が冷える、冷える(笑)。ガスファンヒーターの出力を最大にして何とか乗り切った。〆のコーヒーは如例。

 その後チャンネルNECOHD録画の『劇場版天地無用! in LOVE 』 『劇場版 天地無用! 真夏のイヴ』 を続けて。このシリーズはTVアニメもOVAも小説も何も見ていないので、世界観がぜんぜん分らん(笑)。今まで私とこの作品にあった接点といえば『劇場版天地無用! in LOVE 』がLDのアニメで初めてドルビーデジタル(AC-3)音声を収録というニュースをHiVi誌で読んでホーッと感心したことぐらいである。

 両作品ともそれなりに楽しめたのだが、まあ、そういった事情であるので設定を理解するだけで精一杯、とても評価などできる状態にまで至らなかった。ご了承願いたい。

 ハイビジョン画質は黒の落ち着きやパンディングの目立たなさに好印象。動きの早い場面ではもちろん、破綻するけれども日本映画専門チャンネルのそれよりよほそ見易かったりする。この点においてWOWOWに肉薄するというのはちょっと誉めすぎか。

 AAC5.1チャンネルもリアに細かい音が丁寧に貼り付けてあって緻密な音場を構成。アニメLD初とは思えぬくらい完成度が高い。

 シャワーを浴びて国内盤DVDで『生ける屍の城』(『Castle of the Living Dead』 1964年 仏・伊)を見る。割とすっきりしたモノクロ画像。酷いジャギーを無視すればなかなか見られる画質です。両端がかなりカットされているのはちょっと興ざめ。

 ナポレオンの戦争が終わってようやく訪れた平和。しかし人心は荒廃しきっており各地で追いはぎが横行していた。公開の絞首刑も日常茶飯事であったというナレーション。さて、広場ではそのナレーションの通り今しも一人の男が縛り首になろうとしております。執行人が「いやだ、助けてくれ」ともがく男の首にロープをかけて、さあ、やるぞと思った瞬間、ロープが外れてしまいます。舌打ちした執行人、「なんだ、お前はまともにしばり首にもなれんのか、実際、ダメな奴だなあ。よし、このオレ様が手本を見せてやる」

 「まず、こうやってだな、台代わりの石に乗ってな、こうやってロープを首にかけるんだ、な、簡単だろ」その瞬間、死刑囚が執行人が乗った石を蹴飛ばしたからたまらない。執行人、ぶらーんと縛り首になってしまいました・・・。と、実はこれはある一座のお芝居。ブルーノ(ジャキース・スタニー)を団長とするその一座は各地を馬車で回っては道化のダート(ルチアーノ・ピゴッツィ)、小人のニープ、妹のローラ(ガージャ・ジャルマーニ)、耳が聞こえず口も聞けない二重苦の(思わずヘレン・ケラーが“勝った!”と言ったとか言わなかったとか)男ジアニー(エニオ・アントネリ)と共にこうした芸を見せていくばくかの金を得ていたのです。

 縛り首のパフォーマンスはいかにも悪趣味でございますが、そこはほれ、戦争が終わったばかりで人心が荒廃しておりますからな、こういうのが受けるのです。

 さて、一座の下に怪しい紳士サンドロが参りまして「私の主人の城でこの素晴らしい公演をやって貰えませんかな。報酬は弾みます。金3つだしますぞ」

 この多額の報酬、今ひとつ単位がよく分りませんけれども(笑)につられてOKするブルーノ。早速、酒場で打ち合わせ。ところがこの時前々から揉めていた問題がついに爆発。ブルーノは極端にケチでギャラの支払いが悪かったのであります。これで怒り狂った道化のダート、割ったビンを片手にブルーノに襲い掛かります。ブルーノ、危うしと思われたその時、すっくと立ち上がった男がビンを突き刺そうとしていたダートの腕を掴んで「私はエリック(フィリッペ・レロイ)、道化よ、もうそのへんでやめておけ」

 なんかやたらにカッコいい(笑)。

 度肝を抜かれたダート、「畜生、今日はこのくらいにしておいてやらあ、覚えてやがれ」とブルーノの馬を奪って逃走したのでした。

 このことがきっかけになって一座に加わるエリック。彼はダートの代わりに道化を勤めることになります。

 翌朝、城に向けて出発する一座。馬車は順調に進んでいたのですが、突然、手綱をとっていた小人のニープが馬車をストップさせます。「何だ、何だ」と驚くみんなに、「気づかないか、森の中が静まり返っているぞ、鳥の鳴き声も聞こえやしない」 さらにエリックが近くの木の枝にいた鳥を発見。不気味なことにかちこちに固まっております。「ウウーム、一体全体これはどうしたことだ」とブルーノが首を捻っているところに、ローブを纏った不気味な老女(ドナルド・サザーランド!)が出現して「そなたたち、生ける屍の城に気をつけよ、城壁の下で待つ。怪物から魂と肉体を救うのじゃ」と訳の分らないことを叫ぶではありませんか。

 みんなは「ああ、キチガイだ、びっくりした、城へ急ごう」と相手にしなかったのですがニープだけは彼女にお礼だと言ってパンを与えます。そしてその代わりに得たのがなにやらお守りらしきもの。

 さて、ごろごろ進む馬車。城が見え始めた瞬間に馬が嫌がって進まなくなったり城についたらついたで誰も迎えに出てこなかったりと散々。とりあえず城に入ってみたら今度はもうそこらじゅう動物の死体だらけ。一応、剥製みたいなのですが、どうやらこの映画の中の人々はそんなものを知らない様子であります。ヨーロッパでは技術的に完璧ではないけれどもそれなりのものが17世紀ぐらいから普及していたそうなのでちょっと時系列的に疑問があるのですが、まあ、いいか(笑)。

 しきりに気味悪がる一座の前に出たよ、出ましたよ、この城の主 ドラコ伯爵(クリストファー・リー)。彼は実験室にこもって新しい実験をしていたので彼らの到着に気づかなかったと謝ります。そして使用人のサンドロにローラ、エリック、ニープを部屋に案内させ、自分はブルーノとショーの打ち合わせです。

 あ、言い忘れていましたがこの時ジアニーは馬車でお留守番。

 案内された部屋でローラ相手にロープのトリックを練習するエリック。彼は練習もそこそこにローラに迫ってキス、その直後にビンタされてしまいますが(笑)。また、ローラがブルーノの本当の妹ではないことも聞き出します。ということはローラとブルーノは夫婦ということなのでしょうか。

 夕食が終わっていよいよ公演開始。

 本日はここまで。

 終了後、TVと読書でだらだら。

 就寝午前2時半。

|

« 12月10日(金) 「マチェーテのガンバレ9時まで!!」 | トップページ | 12月12日(日) 「安藤優子は電気羊の夢を見るか」 »

コメント

初めまして。
所謂「お肌を食べちゃう」をggっていたら此方に辿り着いた次第です。
英語力も無いのにアキバの輸DVDショップで何枚か手に入れた身としては大変参考になりました。
ヤマト…いや寧ろ病満倒…元の作品もツッコミどころ満載だったとは言え、今回は次元が違う様ですねぇ(^。^;)
他の映画ブログのコメ欄でも申し上げた事ですが、佐渡大先生が何故、せめて梅津栄じゃ無かったか…
デスラーは仕方ないです。
実写で出来るのはプーチン前ロシア大統領くらいでしょうから。
未見の立場としては内容はコメントのしようが有りませんので。
何はともあれ、以後お見知り置きの程よろしくお願い致します。

投稿: ピーター姫フォーク | 2010年12月13日 (月) 11時30分

 こちらこそよろしくお願いします。

 ヤマトはいい意味でも悪い意味でも盛り上がってます。

 みんなもう語る、語る(笑)。

投稿: エロの冒険者 | 2010年12月13日 (月) 16時57分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 12月11日(土) 伊代はまだ贅六だから:

« 12月10日(金) 「マチェーテのガンバレ9時まで!!」 | トップページ | 12月12日(日) 「安藤優子は電気羊の夢を見るか」 »