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2010年12月18日 (土)

12月17日(金) 「アイディードと誠」

 業界初(だから何の業界だっての!)の『ブラック・ホーク・ダウン』駄洒落。前に一回やったような気がしないでもないが、検索かけても出てこないのでいいのだ。灯油ファンヒーターを新規に購入。出費のかさむこの年末に16,000円の暖房器具を買うのはちょっと骨だったのだが、いや、何しろ今まで使っていたのが10年選手の石油ストーブ。電池で自動点火できる奴だったのだがあまりに古いので点火ヒーターの当たる部分の芯が焦げてなくなってしまっている(笑)。だから点火する時は燃焼筒をやっこらせいと持ち上げて芯を露出させ、100円ライターで火をつけるという極めて原始的な方法を取らざるを得なくなっていたのである。

 まあ、それはそれで良かったのだが(笑)、ちょっと心配なのがたまに遊びにくる東京の姪っ子たち。妹のY乃(幼稚園年長さん)は点火に使っていた100円ライターを見つけて「これなあに?」と聞いてくるのである。彼女の周囲にタバコを吸う大人がいないので100円ライターそのものを知らないのだ。当然、「いたずらしたら火が出てアブナイ」という認識もないのである。だから悪気はなくともライターを弄っていて事故を起すということは十分に考えられる。

 そんなことになってはたまらないので自分の部屋から石油ファンヒーターを導入し100円ライターを使わぬようにしたのである。。

 さすがに最新のファンヒーターは機能が凝っていて設定温度より室温が高くなると経済運転、低くなると通常運転に復帰するなどなかなかの芸を見せてくれる。灯油タンクのキャップも取っ手がついており、灯油を補給する時にも直接手を触れずに済むようになっている。風呂上りに灯油の補給をしても手が油臭くならなくって済むのである。それでいて石油ストーブより2倍以上の速さで部屋を温めてくれる。

 ただ、どうしても動作音がうるさくてなあ(笑)。特徴である自動運転切り替えもがこがこ音がして落ち着かないし、風きり音も旧型とあまり変わらぬ大きさである。通常の場合はなんということもないのだが、映画を見るときにちょっと邪魔に感じられるのだ。

 この点、点火時を除いてほぼ無音の石油ストーブにどうしても敵わぬところだ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼飯は昨晩の残りの鉄火巻を4個と出汁の素やめんつゆで適当にでっち上げたスープ。博多万能ねぎと一味唐辛子をやたらにぶち込んで鉄火巻で冷えた体を温める。

 夕食は鰤の刺身、生野菜、カレー。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『ヒックとドラゴン』を見る。バイキングの族長の息子でありながら、みそっかす扱いされていた主人公がひょんなことから彼らの宿敵であるドラゴンとの絆を結ぶ。そして最終的にドラゴンとバイキングとの和解を演出し、ヒーローとなるという、もちろん、その過程で気になっていた女の子のハートもゲットだという誠にもって王道的なストーリーである。こういうストーリーを手堅く纏めてくるところが今のハリウッドの凄さ・・・というのは今まで何度も書いておりますな(笑)。

 この王道的で良く出来たストーリーとは別に私のような人間に強烈にアピールしてくるのが「親玉ドラゴンとの対決における怪獣映画的な」面白さ。バイキングたちが見上げる雲海の中でドラゴンの吐く炎がばーっと光るというのはもうもろに『ガメラ3』における渋谷上空のガメラ・ギャオスの戦いでありますな。

 ハイビジョン画質は大変に解像度が高く主人公がドラゴンを最初に見つける森の中の情景が異様にリアル。また高さの表現にも優れていてドラゴンと一緒に飛ぶ主人公の熱狂を我々に伝えてくるようだ。サラウンドはドルビートゥルーHD。音圧が低めだったけれどもヴォリュームを高くしてやると重低音の迫力に溢れたサラウンド音場が出現。ドラゴンの吐く炎の音がスクリーンから飛び出してくるようだ。

 終了後、「化け物語 #9、#10」 呪いのために体に刻まれたうろこを見せようとして上半身裸になる女子中学生。下はパンツじゃ恥ずかしいのでブルマを履いている。ああ、こんな映像、シンタローに見せてやりてえ(笑)。その呪いを解く儀式の際にうろこがよく見えるようにするために着たのがスクール水着。そして呪いの蛇に絡みつかれてのたうつスクール水着の女子中学生。ああ、こんな映像、シンタローに見せてやりてえって俺は馬鹿か(笑)。

 シャワーを浴びて今度は今までちびちび見ていたチャンネルNECOHD録画の『夕陽が泣いている』を見る。ザ・スパイダースの大ヒット曲をモティーフにした青春音楽映画。バンドを結成しプロへの道を夢見る若者達の物語と言えば聞こえがいいのだが(笑)、山内賢を初めとするキャラクターたちは若さを言い訳にして無茶をしまくっているようにしか見えない。

 一番酷いのがひょんなことから彼らの師匠となった日本一のスーパーギタリスト 伊吹(横内章次)の扱い。彼は山内賢を地回りのヤクザから助けるためにギタリストにとって何より大事な腕を刺され筋を切られてしまうのである。つまりもうギタリストとしては再起不能(劇中で断言されたわけではないが、その後彼はいっさいギターを弾かない)になってしまった訳だが山内賢はあまりそのことを気にしている様子がないのだ。

 そりゃ、最初こそ「僕が悪かったんです」としょげていたものの、その後彼が伊吹の腕の具合に言及することはついになかったのである。

 伊吹のみならず、彼のバンドを解散にまで追い込んでおいてそれはいくらなんでもないんじゃないと思うのだ。その解散によって職を失い田舎へ帰って実家の養豚業を手伝っているサクソフォンプレーヤーの人ももう少し怒ってもいいと思うぞ。「やあ、久しぶりだな」とかにこにこしている場合じゃないぞ。

 しかも、ラストでプロになるというエンディングが待っている訳ではない。山内賢を除いたメンバーはそれぞれ「俺たち良くやったよな」とか満足して田舎に帰ってしまうのである。ギタリストを1人再起不能にしてバンドも解散させておいて、やっぱりこれはないだろうと憤慨してしまう私であった。

 こういう無茶な行動を見ていると、劇中で彼らのバンド活動に理解を示さず「電気三味線なんかもうやめちまえ」と怒鳴る親父さんたちの方がよっぽど正しいように思えてしまうという(笑)。

 この映画はソニー Bravia KDL-32EX700で観賞。端正なモノクロ画面が心地よい。多少、暗部諧調がぎくしゃくしているような印象も受けるがまあ、許容範囲内。

 その後録画しておいた「タモリ倶楽部」などを見る。就寝午前2時半。

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