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2010年12月20日 (月)

12月19日(日) 「オンデマンドおいどん」

 ばってん、NHKが。「男おいどん」の駄洒落であるが、さすがにこれはちょっと苦しいか。さて、久々の「ヤマト悪口」 オリジナルから一番改変されたのは「放射能除去装置」の存在。なんと沖田艦長はイスカンダルから送られてきたのが波動エンジンの設計図だけという事実を隠し、キムタクが放射能でやられなかったからきっとあっちには放射能除去の方法があるのに違いない、いや、あるかも、あったらいいなぐらいの感覚でイスカンダルとの往復を決定したのである。

 つまり沖田は地球でただ唯一、ガミラス艦と対等に戦えて、しかも当初の目的であった人類地球脱出に不可欠である超光速航法が可能なヤマトを自分の中のあやふやな考えだけで、マゼラン星雲まで出向かせたのである。そして「たとえ放射能除去装置がなくても人類は希望を抱いたまま死んでいける」と嘯くのだ。

 おい、沖田、いくらなんでもそれはマズイだろう。

 スターシャと対峙したキムタクの台詞も大間抜け。事前に沖田から「実は放射能除去装置はないんじゃよ」と秘密を聞かされていながらいきなり「おい、放射能除去装置はあるのか」と聞くのである。お前、実は沖田の説明ぜんぜん聞いてなかったろ!じーさんがなにやらぶつぶつ言っててうぜえなあ、まあ、面倒くさいから聞いたふりぐらいしてやるかと思ってただろ!

 こんな奴らに地球の命運を握られてはたまらないのである(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に「だるま」のカップラーメン。なかなか美味しいけれどもこの濃厚さに伴うカロリーはいかばかりか。怖くってカロリー表示見られなかった(笑)。夕食はカワハギの刺身、菜の花の芥子味噌和え、生野菜、豚汁。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後待望の『涼宮ハルヒの消失』ブルーレイを観賞。予想以上の素晴らしい出来に言葉を失う。キョンの喪失感や改変長門のモジモジを使って表現される“切なさ”など感情表現の上手さが出色。またあのしおりを自動改札に通し、改変長門への想いを振り切るという演出にヤラれた。あざといと言えばあざといのだが、こういうあざとさなら大歓迎だ。

 また全編から感じられる「余裕」も実に好ましい。「エンドレスエイト」の時もそうだったけれども「涼宮ハルヒの憂鬱」というアニメからは「やりたいことをやれる」というスタッフのヨロコビが伝わってくるようだ。この『消失』も2時間40分という異例の長尺で、原作のエッセンスを余すところなく拾い上げ、小説の映像化という分野において最高峰の仕事を成し遂げている。「ぎりぎり」とか「追い詰められた」などの言葉とは無縁のゆったりした雰囲気で見ているこちらまで嬉しくなってしまうくらいである。

 いや、実際の製作現場もそうであったかは知りませんけどね。

 ブルーレイソフトの画質は発色の美しさに目を奪われるが、ちょっとパンディング(トーンジャンプ)が目立ちすぎたか。ラストの病院の屋上から見える空などもうぐにゃぐにゃになっていた(笑)。サラウンドはリニアPCM5.1チャンネル。ロッシーの5.1チャンネル音声が収録されていないので下位互換がきかずHDMI接続以外では単なるステレオ音声になってしまうという巷で大変に評判の悪い仕様である。

 でも僕はちゃんとHDオーディオ対応していますからリニアPCM5.1チャンネルで楽しめますけどな(笑)。

 そのサラウンドであるが音圧が低め。いつもより8ノッチほどヴォリュームをあげる必要がある。それでもサラウンド感が薄く音に囲まれているという感じがあまりないのは残念至極。その代わり精緻に配置された効果音、環境音の凄さを楽しむべきであろう。学校内の遠くから聞こえてくるざわめき、朝の登校場面での鳥のさえずりなど、距離感をこれほど上手く表現したサラウンドは初めてだ。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「謎の円盤UFO #26話」 ラリッたカップルに絡まれて困惑する宇宙人の姿に大笑い。幻想的なムードを上手く生かした傑作エピソードだけれども、この部分だけはどうしても滑稽に見えてしまうのである。

 就寝午前1時過ぎ。

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コメント

その通りなのだよヤマトの諸君、ウハウハハハハハハハハハハハハ!ひょっとしたらあるかも位の希望的楽観的観測で14万8千光年!さすが実写版ヤマト!普通、曖昧なら隣町でも行かない。キムタクは艦長の話を聞いてないし。だってヤンキーだし。(^O^)キムタクが致死量の放射能を浴びたはずなのに大丈夫だったシーンが伏線なんですよね。(ここ、脚本家様はうまく書いたと思ってニヤリと(^O^)だな。)…あれ?悪口になってる…

投稿: さんしぇん | 2010年12月20日 (月) 20時57分

 今度はヤマトの数少ない良かったところを挙げたいと思っております。

投稿: エロの冒険者 | 2010年12月21日 (火) 17時13分

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» 相手が悪かった? [0755050]
KYONOです。海老蔵さん事件、進展があったと思ったら相手側の担当弁護士が降りたって話でした。blog[続きを読む]

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