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2011年2月 1日 (火)

1月31日(月) 「サロメの手」

 え?首じゃなかったの。米アマゾンより奇妙な荷物が到着。箱はいつもの米国盤ブルーレイ発送と違わないが(当たり前だ)振ってみるとざらざらという音がする。開けてみたらなんと、ビニール袋に入った白い粉が出てきた、すわ、これはアレか、すぐに警察へ電話したなんてことはなく、本当に入っていたのはなにやらトーストに乗っけて食べるチョコレートのトッピング?のようなものらしい。私は当然ながらこんなものを注文した覚えがないので送り状をチェックしてみたら

 これはオレゴン州**** Phi****  2**** P***Rdの机龍之介さん(仮名)に送られるべき品物ではないか。そんな品物がどうしてまかり間違って海の向うの私のところへ届いたのか(笑)。送料も4.80ドルと国内発送の料金のようだし、一体全体何が起こったというのだろう。

 米アマゾンを使って10年ぐらいになるけれども(多分)、こんなことは初めてである。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。食欲不振は未だに続いていてこのパンひとつでお腹一杯。そのまま昼飯を抜いてしまったほどである。夕食は鯛の刺身とちゃんぽん。ビール1缶飲んだらこれまたお腹一杯。ちゃんぽん一杯を平らげるのに苦労したくらい。〆のコーヒーは如例。

 明日はどうなることやら。

 その後BDP-93に電源ケーブル、音声用・映像用HDMIケーブルを差し替えて『バイオハザード アフターライフ3D』を見ようとしたのだがなんとしたことか音が出ない。BDP-93やAVプリアンプ AVP-A1HDの設定を見直したり一端、電源を落としたりしたのだが回復せず。ついにはBDP-93をファクトリーリセットして各種設定を一からやりなおしてみたのだがそれでも音が出ない。うわああ、買ってから一週間でもう壊れたあと泣きそうになったところでようやく原因が判明。

 プロジェクターに繋ぐべきHDMI 1出力(映像のみ)をAVプリアンプに間違えて接続していたのである。このBDP-93はHDMI 1 から映像のみを出力できるけれども、AVP-A1UDのごとくHDMI 2 から音声のみの出力は不可能なのである。これをころりと忘れていて映像は出ているのだからこちらがHDMI 1だと思っていたのだ。

 あわてて配線しなおすと、はい、今までの騒動がばかばかしくなってしまうほど簡単に音が出てきました。そうしてみた『バイオハザード4』はやはりパイオニア BDP-430とは大違い。女性の肌に浮いた汗の生々しさにクラクラしてきちゃいました(笑)。

 音が出ない、うわあ、壊れたどうしよう騒ぎでスタートが遅れてしまったのであの船に乗り込むところまでで中断。

 その後、今までちびちび見ていたWOWOWハイビジョン映画の『トプカピ』を最後まで。1964年 アカデミー賞 助演男優賞 (ピーター・ユスティノフ)受賞の名作ながらでありながらこんなことを言うのも何ですが、時代なりのご都合主義が結構ありますなあ(笑)。

 あのスルタンの像を収めたケースがたまたま丁度良い塩梅に窓の下にあったりとか、鍵穴がぽっこり目立つような形で開いていて観覧時間中に型を取られてしまうとか、博物館の床にはわずかな重みを感知してベルを鳴らす警備装置が付けられているのに、ケースそのものには何もついていないとか、ちょっと首を捻らざるを得ないところが多かった。

 それにこれは本作に限らずありとあらゆる「忍び込んで何かしようとする」映画全般について言えることだけれどもなんでそんな警備装置をつけるほど大事な宝物なら、1人か2人警備員置いておけばいいじゃないか(笑)。そうすりゃこんな犯行はハナから不可能になるのに。

 上品なユーモアは嫌いではないけれども、ちょっといろんなことが気になりすぎましたな。

 ハイビジョン画質は非常にグレイニー。しかし発色そのものはしっかりしており、特に透明感溢れる暗部の描写に感心させられる。音声はステレオだがそれなりにサラウンド感を演出してくれる。

 この後『フューチュラマ 第7シーズン #4 Proposition Infinity」を見る。突如、路上アーティストの道に目覚めたベンダー、街のあちこちにタイル落書きをして回るようになる。しかしついうっかり調子に乗ってロボ警察官の背中にやってしまったものだからライトセーバー警棒でタコ殴りにされた挙句、逮捕・収監されてしまう。

 ベンダー、知り合いで一番の金持ちのエイミーに電話。「保釈金を払ってくれ」と頼むのであった。エイミーはキフと大喧嘩の真っ最中。キフは彼女が暴力的な刺激を好むのをイヤがっていたのである。

 エイミー・キフは刑務所へ行きベンダーを釈放させる。しかし、ここであろうことかいかにもワルそうな収監者に色目を使うエイミー。これでキフが激怒。「エイミー、もう僕たちはおしまいにしよう」えー、本当に別れちゃったの(笑)。

 これで落ち込んでしまったエイミーを慰めようとするリーラ、フライ、ベンダー。えー、それからいろいろあってなんとエイミーとベンダーが出来てしまったのだ(大笑い)。しかし、現代よりも随分と進歩的な(そ、そうか)31世紀のニュー・ニューヨークでもロボット、人類間の恋愛・性交渉はタブーとなっていた。それで同僚達にも秘密にしていたのだが、ある事件がきっかけで2人の仲がみんなにばれてしまう。意外にもみんな、2人のことを祝福してくれたのだが、そうは行かなかったのがファーンズワース教授。彼はさっそくエイミーの両親にご注進。エイミーは両親の手によって火星に連れ戻されてしまう。

 ベンダーはベンダーでロボット牧師の倒錯した性嗜好を矯正するキャンプに送り込まれてしまう。ああ、この恋人たちは(笑)このまま離れ離れになってしまうのか。

 まあ、そんなことはありませんで、まずフライが見合い相手になりすまして火星からエイミーを救出。そしてベンダーをキャンプから連れ出す。ようやく再会した二人、ベンダーは彼女に指輪を送りプロポーズするのであった。

 しかし、この結婚は違法である。そこでベンダーとエイミーはこの結婚を合法化運動に立ち上がるのだった。彼らに賛同したロボットや人間、異星人、あ、あれは「TOS スタートレック オリジナルシリーズ」に登場した白黒・黒白星人じゃないか(大笑い)、果ては幽霊と馬のカップルまでいるぞ、が大集合してゲイパレードならぬ異種間結婚パレードを繰り広げる。

 しかし、世論はやはり保守的である。投票まで間がないのに一行に支持率が上がらない。ベンダー、エイミーは投票を前に行われるファーンズワース教授とのディベート大会に全てを託すことになる。

 そしていよいよ開催されるディベート大会。その司会はなんと首だけジョージ・タケイ(笑)。しかも普段の彼らしくないというか、まあ、こっちが本当なんだけれども、ねちねちとしたいやらしい声で開始を宣言する。いや、しかし、良くここまでやりますなあ。

 まずベンダーが分け隔てのない無償の愛の素晴らしさについてとうとうと述べ観客を感動させる。首だけジョージ・タケイも「こんな熱弁を聞いたのはウィリアム・シャトナーが金なら払えん!と言った時以来だ」だって、アハハハハ。次にファーンズワース教授が自分の過去の体験を語りだす。彼は43年間付き合った恋人がいた。しかし、その彼女はロボットと出来てしまったのだ。「わしの心は引き裂かれた」と大げさに叫ぶ教授に観客は大ブーイングを浴びせかける。「お前は自分の彼女をロボットに寝取られたから反対していたんかい」ということですな(笑)。

 追い込まれた教授、ついに真相を語りだす。彼の恋人は実はロボットだったのである。その恋人ロボットを別のロボットに寝取られてロボット・人類間の恋愛を嫌悪するようになったのだ。真相を告白した教授はロボ結婚に対する反対を全て取り下げることになった。

 ついに合法化された人間・ロボット間の結婚、しかし、ベンダーは今さらながら(笑)「結婚というのは一夫一婦の誓いを守らなければならないのだ」と思い当たり、2人のロボット売春婦と共に逃亡。失意のエイミーの前に現れたのがエイミー好みの荒くれバイカーのカッコをしたキフ。2人はバイクで走り去っていく。

 シャワーを浴びてから今度は日本映画専門チャンネルHDで録画しておいた『ラストソング』を見る。これは確実にラストのコンサート場面が先に出来ていて、これに繋がるようなドラマを考えていったという帰納的発想だな(ほ、本当か)。そのストーリー自体は悪いものではないけれども、キャラクター描写があまりに表層的でステロタイプであり、人間としての血肉が感じられないのがつらい。狂騒的過ぎて、半分キチガイのような本木雅弘、全編に渡って陰気に悩んでいる吉岡秀隆、そしておろおろしてばっかりの安田成美という印象しか伝わってこないのである。

 この映画はブラビアEX700にて鑑賞。目だった破綻、黒浮きはなく上品な画質である。解像度も取れており、精緻な映像を堪能させてくれる。音声はステレオ。ローレベルの台詞がやや聞き取りにくかった。

 その後、「たかじんのそこまで言って委員会」、アニメ「海月姫」などを見て午前2時半過ぎに就寝する。

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