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2011年2月19日 (土)

2月18日(金) 『パンチョ皿屋敷』

 あの怪談、番町皿屋敷がメキシコでリメイク!自炊作業の過程において気がついたこと。本の分解はたいていカッターと素手で出来てしまう。分厚い単行本でも表紙をカッターで切断して取り外せば後は手で引きちぎっていくだけで宜しい。文庫本ではさらに簡単になって最初から最後まで手だけで分解可能だ。もっとも、あまり調子に乗ってやっているとページ下端を破ってしまうこともあるので(笑)慎重さを失ってはならぬ。

 スキャナー、UJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500 は今までの作業において3回ほど紙詰まりを経験している。単行本 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 下」と文庫本 「涼宮ハルヒの憂鬱」でスキャンが止まり、ScanSnapから「ご主人様、大変ですタイ、紙が詰まりましたけん、すぐ取り除いてつかあさい」と警告が発せられた。詰まった紙を取り除いた後「ハリー・ポッター」では詰まったページからの継続スキャン、「ハルヒ」ではスキャン丸ごとやり直しという手間が掛かったけれども、何とか無事終了することができた。原因はおそらく排紙トレイに紙がたまりすぎたためと思われる。だから一回にセットするページ数を減らし、なおかつ排紙トレイが一杯にならぬよう途中で取り除いてやれば大丈夫であろう。

 まあ、これ以来、一ページ、一ページ、見て欠けや重複がないか確認しないと気がすまないようになったのでなおさら時間が掛かるようになってしまいましたが(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。朝食はコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼飯はサッポロ一番醤油ラーメン、卵と刻み葱を入れて食う。夕食は昨日の豚味噌焼きの残り、生野菜、芽株、出来合いの天ぷら。ビール一缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで期待の『Monsters』を見る。6年前、ナサの太陽系内地球外生命体探査プローブがアメリカ・メキシコ間国境周辺に墜落。採取されていた地球外生命体がそこで繁殖し、独自の生態系を打ち立ててしまう。その汚染区域は絶対隔離地区となり、今日も今日とてアメリカ、メキシコに侵入を企てる生命体と軍隊がぼかすか戦っているのであった。

 そんな中、隔離地区の闇ツアーに参加して生命体の襲撃を受けたヒロイン、彼の父親の部下である主人公は彼女を無事アメリカへ連れ戻すよう命令されるのだが、最終のフェリー便を逃してしまう。残された道は隔離地区を突っ切ってアメリカに至る陸路のみ。彼らはいかにも怪しいメキシコ人ガイドに連れられて汚染区域に踏み込む。

 どうです、もうこのストーリーだけで好きな人にはたまらんでしょう。実際、私も、これはたまらんと思って購入、そして大好きな3Dの『コララインとボタンの魔女』を差し置いての観賞となった訳ですが、あっあっあー、これは早くも今年一番の期待外れか(大笑い)。

 いや、確かにあのムードはいいのだ。汚染区域内の河を下っていくと、そこらにあってはならないもの、船やら戦車やらの残骸がジャングルの中に転がっているのが見えたり、遠くから怪物の咆哮が聞こえてきて、登場人物たちが一気に緊張を高めたりする演出がまさに正しいカイジュウ映画。ただ、この映画はそこで怪獣が出てこずに終わってしまうのですなあ(笑)。水面を動く鮫のようなヒレ、それがだんだん近づいてきて怪獣出現かと思いきや、これはじつは怪獣が引っ張っていたF-15の翼だったというのもがっかり。

 まさに日本の特撮に例えるなら大村千吉が阿蘇山で新婚カップルの夫が落とした帽子を無事に拾って帰ってきてしまうような肩透かしなのである。

 まあ、それだけなら宜しい。私くらいの特撮マニアになるとその雰囲気だけでそれなりに楽しめてしまうからである。鰻を焼いている煙をおかずにゴハンを食べるようなものだ(そ、そうか)。だが、絶対に許せないのが主人公とヒロインの恋愛描写。いろいろあって隔離地帯を脱出し、ようやくアメリカ国内にたどり着くと、そこは怪物に襲われ廃墟と化していた。無人となったガソリンスタンドで救出を待つうち、2頭の怪獣が出現。はっきり言ってしまうと単なる歩く蛸の怪獣はどうやら交尾をしたらしい。

 それを見た主人公とヒロイン、自分達の恋愛感情を確認し、抱き合ってキスをするのである。チクショー、お前ら、俺をなめとるじゃろう。そんなことする暇があったら怪獣もっと出せ、バカヤロー。

 ハイビジョン画質はトーンジャンプが目立つのが残念。立体感、奥行き感は優秀でジャングルの不気味さをよく表現している。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。物理的衝撃波を伴うような大音響は望めないものの、環境音の包囲感が秀逸。

 終了後、シャワーを浴びてテレビをだらだら。

 午後11時過ぎから『水戸黄門 1957年版』を見る。さすが映画だけあってスケールが大きい。黄門様が立ち向かうのは大名家乗っ取りを企む悪家老の陰謀であり、あまり庶民は関係なかったりする。その性格もやや荒く、冒頭、綱吉の生類哀れみの令によって増えすぎた犬に苦しめられる村民を見かねて、「これ格の進、犬を三匹ばかり打ち殺して皮を剥げ」 この皮を綱吉に届けて諌めようというのであるが、いかになんでもこれは残酷すぎないか。この命令を聞いて露骨に嫌そうな顔をする格さんにも大笑いだ。

 ハイビジョン画質は解像度が低く色の滲みも目立つ。暗部も落ち着きがなく年代を考えてもあまり誉められたものではない。

 終了後、まただらだらTV。就寝午前2時半過ぎ。

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