« 3月11日(金) 自炊コウモリ | トップページ | 3月13日(日) 梅酒はレズビアン・ショーで保管しましょう。 »

2011年3月13日 (日)

3月12日(土) 冷暗所、冷暗所で半年暮らす

 そんな人を梅酒みたいに!その後も地震被害の報、続々。原発も心配であるが、さらに暗澹たる気持ちにさせられたのが<宮城・南三陸町で1万人行方不明>とのニュース。映像を見ると、壊滅的というより、人間が今まで住んでいた町自体が消滅したといっていいほどの被害を受けてしまっている。誤報であることを祈りたいが、この映像を見る限り「あるいは」という思いを拭いきれない。本当に恐ろしいことになったものだ。

 最悪のタイミングで仙台に行くことになってしまった義妹と甥のK太郎、プライバシーに関することであるので詳細は伏せるがとにもかくにも安心な状況になった模様。ほっとする。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。昼飯に食ったもの、冷凍うどんで作った釜揚げうどん。夕食は竹の子の炊き込みゴハン、マグロとイカの刺身、牛肉の炒め物。15日の人間ドックに備えて「健康の帳尻合わせ」をしているところなので(笑)、昨日から完全禁酒に入っているためビールはなし。〆のコーヒーは如例。(こうしたフツーの生活がいかに幸せなことか痛感させられますな)

 終了後、テレビでまたニュースに見入る。電力会社から節電のお願いが出ているというのでAVシステムの電源を落としファンヒーターを寒いときだけ使ってじっとしていた。

 午後9時すぎにシャワーを浴びてまたニュース。午後11時からさすがにもう良かろうというのでAVシステム・プロジェクターを起動。いや、映画でも見ないと気が塞いで塞いでしょうがないのですよ。日本映画専門チャンネルHD録画の『御用金』を見る。

 政府の御用金を積んだ船を襲い強奪、その責任を漁民におっかぶせ、村ごと虐殺して「神隠し」で誤魔化すという暴挙を「御公儀の横暴」を理由に正当化しようという丹波哲郎の理屈はさすがにムチャクチャだ(笑)。だが同時に圧倒的な演技で見ているものに、「うーん、それもありかな」と思わせてしまう凄みも丹波哲郎ならではのものなのである。漁民を犠牲にしているのだから、他の役者だったら多少は憐憫の情を見せたりするものであろう。だが、丹波哲郎は馬上で「文句あっか」と踏ん反り返っている。「この俺が正しいのだ」と揺るぎのない確信を持っている。

 この図々しさ、揺るぎの無さが丹波哲郎を唯一無二の存在にならしめているのだ。

 対する仲代達矢の鋭い剣技、家族やいいなづけを「神隠し」で失い女博徒へ堕ちた浅丘ルリ子のデスペレートな振る舞いなども魅力的なのだが、やっぱり丹波哲郎には敵わないのである。

 ハイビジョン画質はどうしても破綻が目立つものの、それ以外では発色や暗部の落ち着きなど最近のWOWOWハイビジョンを上回るくらいである。音声も台詞に落ち着きがあり、役者の演技力を引き立ててくれる。

 終了後、またニュースに見入る。就寝午前2時半。

|

« 3月11日(金) 自炊コウモリ | トップページ | 3月13日(日) 梅酒はレズビアン・ショーで保管しましょう。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 3月12日(土) 冷暗所、冷暗所で半年暮らす:

« 3月11日(金) 自炊コウモリ | トップページ | 3月13日(日) 梅酒はレズビアン・ショーで保管しましょう。 »