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2011年5月29日 (日)

5月28日(土) 「乳首のサンボ」

 これなら差別とか関係あるまい。「フランケンシュタイン 2」読了。最初の方はちびちびだったけれども、後半どんどん面白くなってきて凄いペースで読んでしまったなあ。フランケンシュタインが神父の部屋でデュカリオンとご対面。フランケンシュタイン、特製の強力ピストルで彼をやっつけようとするがデュカリオンは「俺は雷に打たれた時に量子の世界の深遠を知った」と言いながらテレポート。

 ちなみにこの神父は虫化、というかもう訳の分らないものになってしまった警備主任に細切れにされてしまっている。

 産業廃棄物では人造人間の職員が集まって人間の死体を嘲り、できそこないの死体を葬るセレモニー。この後、フツーならば彼らは酒とセックスの興奮に酔いしれるのだが、何かヘンなものが廃棄孔のゴミから出現。蜘蛛のような動きで出来損ないの死体をひっつかんで地中へ消える。後には表面を接着剤のようなもので塗り固められたトンネルが出来ていた。廃棄場の主任は部下を連れてトンネルへ潜入。下には無数のトンネルで繋がれた地下世界が広がっていた。そしてトンネルの下の方から「父よ、父よ、父よ」というざわめきが聞こえてくる。

 フランケンシュタインはエリカ様がリビングルームで食事をしていたのを知って大激怒。「このアマ、何万ドルもするアンティークのテーブルで飯食ったんかい、いてもうたる」エリカ様をぼこぼこにするのであった。ピーター・カッシングが見たら怒りそうなフランケンシュタイン博士である。

 デュカリオンはアジトの古い映画館でカーソン、マイケルと計画を練る。この計画を聞いて怯えるのが劇場の元オーナーでフリークショーでデュカリオンの同僚だった男。「人造人間たちはコントロールを失って暴走しているんだろ、それを制御できるたった一人の人間、フランケンシュタインをやっつけたら酷いことになるぞ」と言うのである。デュカリオンはその男に「殺さなかったらもっともっと多くの人間たちがやられる」と言い返すのであった。

 人造人間の地方検事夫婦もおかしくなった。妻がピザ屋の店員を殺害し、しかも夫に「隣の夫婦も殺してしまいましょうよ」というのである。夫は「俺たち、人殺しは命令がなきゃできない筈なんだけどな、まあ、いいよ、俺も付き合うよ、でも人殺しは出来ないから君のやるのを見ているから」だって(笑)。

 ぼこぼこにされたエリカ様はコニャックで自棄酒。フロントポーチに出てぐびぐびやっていると、何かヘンなものが前庭をうろちょろしている。人間みたいな姿をしたソレはエリカ様の元まで来て「俺、ハーカー」なんと、あのジョナサン・ハーカーの体から抜け出た寄生体だったのだ。エリカ様はフランケンシュタインによてプログラミングされた良きホステスの勤めとして彼に肉やパンを与える。

 おしまい。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、本日はアンリミテッドランチの日だったのでゆきみ家で・・・と行きたいところであるが6月の東京旅行に備えて節約中。久しぶりにラーメン膳でラーメン+替玉を食べたのであった。本日のスープは上出来。チャーシューにもしっかり味がついていて合計380円のラーメンとは思えぬ満足感が味わえた。

 夕食は母親が雨で買い物に行けなかったので冷蔵庫にあったものを使ってでっち上げたメニュー。ギョーザと炒飯だけだ(笑)。ギョーザをつまみながらビールを2缶呑んで炒飯をがつがつかき込む。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『シュアリー・サムディ』を見る。小栗旬の初監督作品というのでどうせロクでもない出来だろうと思って借りてきたのだが、予想を大きく外れた。ロクでもないどころではない、映画の尊厳を揺るがすようなとてつもなく酷い映画だ(笑)。

 なんというか、あれですよ、新宿末広亭の昼席で一番に出てくる前座さんの下手糞な「子誉め」みたいな映画ですよ。小栗旬のプロットを元にプロの脚本家が脚本を起したというのだが、そのプロの介在が信じられないほど支離滅裂な話に、演出の付け方が下手糞でうっとおしい限りの役者陣の演技、繁華街のど真ん中でヤクザが主人公達をいたぶったり拳銃を撃ったりしているのに、遠巻きにして見物している人たちというあり得なさなど、どうしようもない映画の要素をこれでもかと詰め込んだクズ中のクズ。

 こんな映画は作ってはいかん、ただでさえ、最近の邦画は全体的なレベルが下がっているように思われるのに、それに追い討ちを掛けてはいかんのである。興行収入がどうであれ、こんな映画を作っていては、業界そのものが衰退してしまうであろう。

 と思ったら意外と誉めている奴がいるぞ、信じられん、世の中間違っとるよー、誠に遺憾に存じますと植木等ならずとも歌いたくなるではありませんか。

 ハイビジョン画質はコントラストが取れておらず眠い絵だ。とはいえ、奥行き感の確かさ、暗部の安定感などはさすがにブルーレイだけあって最近のWOWOWとは隔絶の出来である。音声はドルビートゥルーHD。全体的なバランスが軽く浮ついた音場。まるでこの映画を象徴するようなサラウンドであった。

 シャワーを浴びて自炊作業。午前2時過ぎまで掛かって13冊仕上げる。その間見たのがチャンネルNECO録画の『成熟する季節』 名手、斉藤武市監督の演出と和泉雅子の演技力によって生み出された少女のキャラクターがことの他素晴らしい。プロット自体は極めて昭和の青春映画なのであるが、自分の考えを持ち、現実をしっかりと見据えていくその生き方は今の世にも通用する強さを備えているのである。これに比べたら1時間ほど前に見た『シュアリーなんとか』の騒々しいだけでうすっぺらなことこのうえないキャラクター造形など・・・以下3億6,830万7,324行省略。

 モノクロハイビジョンはすっきりとしていて見苦しいノイズは皆無。コントラストも伸びており和泉雅子の爽やかな笑顔がまぶしいったらないよ。

 就寝午前3時過ぎ。

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