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2011年6月13日 (月)

6月10日(金) 非論理の研究

 ワトソン君、君の思考の非論理性はまったく驚くべきものだね。これから分るとおり「緋色の研究」の駄洒落であります。さて、本日から東京旅行。ほとんど眠れぬままに午前5時起床。ほとんど眠れていないのでいつもの「オリンピアー」という掛け声もどこか弱々しい。シャワーを浴びて身支度拵え血圧の薬、下痢止めを服用。もちろん、痔の薬もたっぷりぶちこみましたとも。

 午前6時過ぎのバスで博多駅へ。そこから地下鉄に乗り換え6時45分空港到着。あわただしくチェックインを済ませいつものレストランで1000円の王侯貴族的なブレックファーストを食べる。コーヒーもお代わりして実に良い気分となった。午前9時の飛行機で羽田へ。

 さらにモノレール、山の手線と乗り継いで午前10時半に秋葉原へ到着したのであった。本日は御囲地町のとんかつ屋 井泉でヒレカツ定食をやっつけるつもりであるが、以前、御囲地町の駅にコインロッカーがなく重たい荷物を抱えて歩き回るという苦い経験があったため、秋葉原のコインロッカーを使うことにしたのだ。

 ついでに秋葉原巡り。本日から新ラジオ会館の一部店舗が営業開始だということだったのでさっそく行ってみる。エスカレーターがなかったのに激怒(笑)。階段で5階まで上がっていくと冗談ではなく心臓がばくばくして死にそうになったぞい。ついで旧ラジオ会館のKOTOBUKIYAへ。偶然、「キング・オブ・ヒルズ」のフィギュアを見つけて(しかも在庫整理のため大幅値下げ)狂喜したのは遠い昔となってしまった。アニメのフィギュアばっかりでこの手の商品にあまり興味のない私にとってありがたみがちーっともなくなってしまったのである。新店舗への移転でこの状況がちょっと変わってくれると有難いのだが。

 その後、御囲地町の井泉までてくてくと歩いていく。そして午前11時半の開店と共に店に飛び込み「ヒレカツ定食とビール下さい、あ、つきだしのイカの塩辛も忘れないでね!」と大音声を発する。あまり声が大きかったので店の人がびっくりしていた。

 まずはビールで一人乾杯。あまりの美味さに「くけけけけ」と「美味しんぼ」の富井課長のような叫びを発する。職人さんが驚いてこれから揚げようとしていたトンカツを油の中へ落としてしまい、熱い油の飛沫を浴びて「うあっちっち!」(言っておくけど、これはウソだからね)。

 トンカツの美味しさもこれまでどおり。サクサクとした衣の食感、ジューシーなヒレ肉の二大美味要素が連合を組んで私の味蕾を総攻撃だ。この攻撃に私のマジノ線たる脳細胞があっさり陥落、脳内を快楽物質で占領されてしまったのであった。いや、実際、たまりません。これで1.800円とか安すぎです。

 ヒレカツだから脂が少なく満足できないのではないかですと?いやいや、これを美味く補ってくれるのが付け合せの豚汁なのだ。脂身がたっぷりついた切り落としの肉(というのですかね、あれは)が入っているから、脂身方面の満足感はここから得ればいいのである。

 腹いっぱいになってまた秋葉原駅まで歩いて戻る。コインロッカーから荷物を出して中央線を使って新宿へ。そして丸の内線に乗り換えてホテルへ到着。いまだ清掃中であったのでしばらく待たされた後、チェックイン。ビールなぞを飲み、酔いの力を借りて2時間ほど仮眠。本日の目玉である三宅裕司生誕60周年記念伊東四朗一座・熱海五郎一座合同公演「こんにちは赤ちゃん 」に備えて力を貯めておかねばならんからな。

 午後4時半に目を覚ましシャワーを浴びて身支度拵える。公演会場の赤坂 ACTシアター は初めてだが、丸の内線一本でOK。行く先が大きな劇場だから迷うことはよもやあるまい(笑)。地下鉄で四つ先だから時間も掛からず、午後5時にホテルを出発して6時前につくことができた。近くの立ち食い蕎麦屋で冷やしたぬきそばを腹に収めた後に入場。そして午後6時半の開演から約2時間にわたって素晴らしい舞台を楽しんだのであった。

 公演中なので詳しいネタバレは避けるけれども、冒頭はトラヴィス・ウォルトン事件で中盤が『宇宙大戦争 サンタvs.火星人』 ラストは『ET』で締めくくるというストーリーであった。あ、いけない、ちょっとネタバレしすぎちゃったかな、勘の良い人ならこれだけで全部分っちゃうからな・・・って、こんなの私以外の誰に分かると言うんだ(笑)。

 練達の喜劇役者たちの芝居はもう溜息が出るほど素晴らしい。伊東四朗の年齢を生かした文字通りのボケ、にやにやしつつも全体をがっちり纏める三宅裕司、妙に息があっているのがオカシイコント赤信号の面々、やっぱり人間離れしている小倉久寛、一番ややこしい役を飄々として演じて見せた春風亭昇太師匠、永遠のアンちゃん、東貴博、抜群の存在感を発揮していた真矢みき、『怪獣総進撃』の如き豪華なメンバーが織り成す笑いのアンサンブルにもう完全にノックアウトされてしまったよ。

 一番笑ったギャグは

 ちょっとネタバレ

 UFOに吸い上げられてしまった刑事の小倉久寛、東貴博。しかしUFOはなぜか直後、「カーッペッ」と2人を吐き出してしまう。東貴博は「あー、危なかった、もう少しで連れていかれるところだった」彼は小倉久寛に向かって「これも先輩のおかげです。ありがとうございました」 小倉久寛はなぜお礼を言われるのか分らず「なんで?」ときょとんとする。

 もちろん、UFOが汚いもの(小倉久寛)をうっかり吸い込んじゃった、ぺっぺっぺ!ということでありますな。

 終了午後10時近く。しょぼしょぼと振り続ける雨の中を丸の内線で新宿へ戻る。そしてホテルへの帰り道、偶然見つけた豚骨ラーメン屋でビール2本、おつまみチャーシュー、焼きラーメンを腹に収める。ホテルに戻ってのち、持参したiPADで漫画を読みつつウィスキー水割り。午前12時過ぎ就寝。

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