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2011年10月27日 (木)

10月26日(水) 絵文字開脚

 「ジョイ・トイじゃねえか、この野朗」に続くインリン・オブ・ジョイトイ駄洒落第2弾!北杜夫死去。炊き立てのゴハンと言えば未だにイメージしてしまうのが楡病院の飯炊きだったりするのだけれども(笑)、やはり一番影響を受けたのは短編の「贅沢」(「へそのない本」収蔵)である。

 ネタバレ

 粗末な小屋で寝起きする老人。彼は七輪でゴハンを炊き魚を焼いて美味そうに食う。実はこの小屋は巨大宇宙船の中。老人は自分を一緒に連れていくという条件で宇宙船建造の一切の費用を引き受けた。この老人の専用の施設がこの小屋だったのである。この小屋に重力を与えるために宇宙船は巨大化し費用も倍増。そしてなんともイジワルなことに煮炊きの臭いが換気設備を通して宇宙船中に広がりカプセル食しか摂れない乗組員たちに地団太を踏ませるのである。

 そして老人からの次の魚のリクエストで話は終わる。それは「クサヤの干物」だった。

 最初に読んだとき、「なんとフシギなことを考える人だ」と仰天した。この驚きと感動は後のF・ブラウンの「天使虫」と同質のもので、この二つの作品との出会いが後年の私を作ったと言っても過言ではない。これさえなければオタクにもならず、マトモに結婚して今頃は子供を2人くらいこさえていたとしてもまったくおかしくはない・・・なんてことにはやっぱりならなかったろうけど(笑)。福岡生まれの私は当然のことながら「クサヤの干物」がどんなものかまったく知らず、オチの面白さを完全には理解できなかったのが今でも残念である。

 ともあれ、ご冥福をお祈りします。

 本日は休み。午前9時に起床して身支度拵え事務所へ出る。日記付けを済ませて車でお出かけ。まずは昼飯に長寿ラーメン。2回続けてほぐされてない替玉が出てきたので懲りたんじゃなかったのという人もおられましょうが、何しろ、50円値引きのサービス券が2枚あったものですから(笑)。

 やっぱり替玉はほぐされてなかったです。

 帰宅してプロジェクターを作動させレンタルブルーレイの『ファースター 怒りの銃弾』を見る。ドゥエイン・ジョンソン主演の復讐ものというと、ガンアクション、パンパン、カーアクション、ブーン、ブーンというイメージであるが、この映画はそうした予断を上手く裏切ってくれる。

 ドゥエイン・ジョンソンのほかに、複雑な事情を抱えたヤク中警官 ビリー・ボブ・ソーントンや殺し屋 オリヴァー・ジャクソン=コーエンを配し、見ごたえのある人間ドラマを作りこんでいるのだ。ただ、あまりにもやりすぎていてクライマックスの流れを完全に阻害してしまっているのが残念(笑)。ぼんやりしていると意味が分からなくなってしまうのである。

 ハイビジョン画質はノイジーであるが、非常に解像度が高く力のある映像を見せ付ける。音声はDTS-HDマスターオーディオ。巧みに配された重低音、きっちり定位する台詞など、こちらの方は文句のつけようがなし。

 終了後、事務所へ行って亀の世話など。

 午後4時に帰宅してまたまたプロジェクターを起動。今度は輸入ブルーレイの『Dead Cert』 マフィアとヴァンパイア軍団が戦うという低予算B級ホラー。一応、DT-HDマスター音声が収録されているものの英語字幕はなし。ヒーッ。しかもロンドンを舞台にしているので登場人物のほぼ全てがきついコックニーの英語を喋るので全然聞き取れない!ヒーッ。台詞の音量レベルが低いので尚更聞き取れない、ヒーッ。

 台詞の理解度は15パーセントぐらいだと思う(笑)。

 それでもなんとかストーリーが追えるのがこの手の映画の良いところ。要するにマフィアが経営しているナイトクラブの土地がヴァンパイアの聖地みたいなものだったのでヴァンパイア軍団がそれを取りかえそうとするのである。最初は破格の金額での購入を持ちかけるのだが、断られてしまう。するとなぜか、「あんたのところがやっているベアナックルファイトでナイトクラブ賭けましょうや」となってしまうのだ。ウソのようだが本当なので仕方ない。相手はヴァンパイアだからあっさり代表選手が殺されてしまいナイトクラブは奪われてしまう。

 そしてこのヴァンパイアに20数年前に妻子を殺されたという男が登場。彼のアドヴァイスを元にマフィア達はヴァンパイア軍団に逆襲を試みる・・・。

 いやー、物凄く面白くなかったですけどね(笑)。ナイトクラブの地下でえんえん話をして時間つぶしをしているのが物凄くタイクツでした。

 ハイビジョン画質は暗部にノイズが乗る。ハイコントラストで派手な映像なのだが、その分不自然であり違和感を禁じえない。音声は前述のごとく台詞のレベルが低く聞き取りが不可能に近い(笑)。サラウンド音場も映画の内容に相応しい非常に貧乏なもので少ない音数を音量だけでごまかしている。

 夕食は鶏の水炊き、鯵の叩き。ビール2缶飲む。ゴハンは丼7杯ほど。ゴハンに鍋のスープを入れて雑炊風にするといくらでも食べられてしまうのだ。〆のコーヒーは如例。

 さあ、またプロジェクターで映画をと思ったのだが、何故か気が乗らずテレビを見ながらの読書となった。読むのはもちろん、Kindleの「フルダーク・ノースターズ」 第2話の「ビックドライバー」がこれまた面白く2時間ほど夢中で読んでしまう。あ、いつの間にか本を半分読んでしまったぞ。これだったら今月中に読了できそうだ。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 終了後はプロジェクターを再起動させて日本映画専門チャンネル録画の『クレージーの怪盗ジバゴ』 予期せぬ追悼となった。

 就寝午前1時過ぎ。

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