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2011年10月 5日 (水)

10月4日(火) グーテンベルグの寅さん

 寅さんが活版印刷術を発明しちゃったんだって?自炊作業で今さらながら大きな過ちを犯していたことに気づいた。それは電子化した本のタイトルの付け方。基本的に私は「題名 著者名」の順でPDFファイルにタイトルをつけて著者50音別に分類している。

 漫画単行本など、この分類の仕方ならぱーっとタイトルが一巻から順々に並んで大変にキモチが宜しい。このタイトルを眺めているだけでオナニーができそうなほどである(ウソ)。ところが、一般書籍だとタイトルで分類すると同じ著者の本がばらばらに並んでしまうのだ。とりあえず50音で分類しているから探せないということはない。いざとなったら検索をかければ一発で読みたい本が出てくる。実用上はほとんど害はないのだけれども、それでも同じ著者の本がばらばらに並んでいるという無秩序状態が気になって気になって仕方ないのだ。

 解決のためには漫画単行本とは逆に「著者名 題名」でタイトル付けをすればいいのだが、まさか今まで自炊した一般書籍1,200冊あまりをやり直す訳にもいかない。巷で良く聞くリネームソフトやらでこのタイトルつけなおしが可能になるのだろうか。

 これは別にアヤマチという訳ではないけれども(笑)、アドビアクロバットに対する要望である。それはPDF文書のリフロー化。レイアウトがどうの、図版がどうのという話はよろしい。私の求めているのは自炊したPDF文書の文字の大きさを自由に変えることができるという機能である。横書き(まあ、英語の小説用ですな)、縦書き両方に対応可能だと私など喜びのあまり座り小便をしてしまうであろう(きたねえな)。だいたいテキストのOCR認識処理の際に傾いた文字列の修正すら行うことができるんだ、文字の大きさを変えて再配置するということも不可能ではないと思うのだが。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳。昼飯は昨日の鍋のスープで作った雑炊。夕食はカツオ叩き、カラスガレイ煮つけ、サトイモと鶏の煮っ転がし。ビール2缶飲んで納豆卵かけゴハンで仕上げ。新米のためあまりに美味しかったので丼6杯ほども平らげてしまった。〆のコーヒーは如例。

 その後日本映画専門チャンネルHDで録画しておいた『食堂かたつむり』を見る。これまたひでぇ映画でさあ(大笑い)。同棲していたトルコ人(なのか)に長年の夢であった料理店開店の準備資金を持ち逃げされた柴崎コウが失意のあまり声を失う。彼女は10年前に飛び出た実家に舞い戻り母親に頭を下げて「食堂かたつむり」を開店する。

 彼女が作る料理は奇跡を起すとして評判になる。まあ、奇跡と言ってもブラザートムの逃げた女房から電話が掛かってきたとか、高校生カップルが両想いになってチュッチュッするとか、何故か知らぬが陰気になっていたおばあさんが復活するとか、良く分からんことばっかりなのだけれども(笑)。

 そしてその食堂が繁盛して・・・という展開になると思いきやさにあらず。突然、母親が末期ガンであることが判明する。そしてその診断をした初恋の医者(三浦友和)と結婚するのだ。その結婚式の料理を任される柴崎コウ、お母さんは唐突に今まで猫っかわいがりしていたペットの豚を「潰して食べましょう」と言うのだ。

 いや、他の生き物を生命の糧とするという考え方は分かる。でも、今の今までこの豚をペットとして物凄く可愛がっていたんだよ。柴崎コウなんか、心の声でこの豚と会話していたりしたんだよ。そんな豚を結婚式だからと言って食うか、フツー。柴崎コウも柴崎コウだ。なんだか無闇に張り切っちゃって豚の肉を使って世界の料理を作り、「料理で世界旅行だ」とのたまうのである(喋れないけどね)。

 母親が死んだ後、食堂を再開しようとする柴崎コウ。いきなり白いハトが飛んできてドアに激突して死亡。ハトを見つめる柴崎コウ、まさかと思ったら、わあ、ローストして食いやがった。いや、ところによれば鳩が高級食材になるということは知っていますよ、でも、白い鳩はないでしょ、白い鳩は。

 私が呆然としているうちに映画は終了。はい、これもフツーにトンデモ映画です。これを60年代くらいにロジャー・コーマンが作っていたとしたら大喜びでと学会例会のネタにしますよ。ああ、もちろん、SFシネクラシックスのネタにもしますとも。

 ちょっとだけ出てくる満島ひかりの扱いも酷かったなあ。彼女は柴崎コウの幼馴染なのだが、非常に親切に見えてその実、彼女の食堂が評判が良いということに嫉妬しているのである。彼女の実家は喫茶店なのだが、今やもう寂びれ切っており、おじいちゃんもボケてしまっている。頭に来た彼女は柴崎コウのサンドイッチに虫を入れて評判をがた落ちにさせるのだ。

 あー、この辺、随分と私の想像が入っています。だって、満島ひかりの心情が映画でほとんど語られないんだもの、こっちで補完するしかないんだよ!

 こんなヤクザみたいな悪質な行為をやっているのである。たとえ後悔したとしても柴崎コウの前に現れることなどできないと思うのだが、これまた何の説明もなく結婚パーティにちゃっかり出席しているのだった。

 ハイビジョン画質はまあ、予期したとおり。クローズアップの場面ではなかなかの高画質なのであるが、引いた絵ではノイズが多く実に粉っぽい絵になってしまう。そして動きが激しくなるととたんにがちゃがちゃに映像が破綻する。まあ、いいけどね(笑)。

 音声はAAC5.1チャンネル。一つ一つの音の品位は高いのだが、情報量が少なくて貧乏なサラウンド音場だ。

 シャワーを浴びて自炊作業。終了後、テレヴィをだらだら見る。就寝午前2時過ぎ。

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