11月19日(土) 世継ぎでもごま塩
「いっぽんでもにんじん」駄洒落第二弾。じつはこの曲が収録されている「なぎら健壱ベスト」のCDを持っている私であった。なお、これは自慢でも何でもありません。「11/22/63」(ハードカヴァー)が日本の本屋にも入荷しているようである。そのお値段は聞くところによると3,160円。一方、私は同じ内容の電子書籍を12ドルで購入。現在のレートならおおよそ1,000円くらい(げんみつに言えば923円)である。早くもKindleの購入価格9,800円から2100円も取り返してしまった。うききき、あと、キングのハードカヴァーを5冊ほど買えば元が取れてしまうな。
人間、貧乏をこじらせるとこうもあさましくなるのでございます。悲しいことでございます。
その「11/22/63」 ジェイクはケネディ暗殺阻止のために待機することになる。彼はちょっと怪しい学位を取り寄せて(笑)高校の代用教員として働いたりもする。その間、現実のオズワルドと同じくニューオーリンズやダラスを歴訪。彼はまたワールドシリーズをネタにスポーツギャンブルに手を出し大金を得るが、そのことで胴元に恨みを買ってしまう。危険を感じた彼が誰にも知らせずひっそりと引っ越した夜に自宅に火炎瓶が投げ込まれるという事件が起こった。
彼は暗殺阻止のためにダラスに住もうとするが、どうもデリーと同じくいやなものを感じて断念。せっかく、エアコン付のナイスなアパートメントを見つけたのに家主が極端な差別主義者だったりしたからだ。彼は何もダラスに住む必要はない、近くの街から通勤すればいいのだと考え、再び家捜し。最終的に行き当たったのはジョディという小さな高校のフットボールがさかんな街であった。彼は高校の校長ディクとそのパートナー ミミ・コンコーランと会食。代用教員の職を得るのだった。
しかし、それでは今後の生活費が怪しくなる。なにしろ代用教員の給料は安いのだというわけで、彼は危険だと知りつつもダラスでまたスポーツ賭博に手を出し大金を手に入れる。びくびくおどおどしながら金を受け取るジェイク、例の胴元から通達が来たりしていたら非常にヤバイことになりかねないからだ。
彼は車に乗り込み急いでジョディへ戻る。
仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのサンドウィッチとコーヒー牛乳。昼飯はうどん。丸天をスープでふやかしてからのせると誠に美味い。いくら熱いうどんでも冷たい丸天がのっていたら台無しというものであります。
午後6時から事務所を仕舞ってバスで天神へ。本日は中洲のセクシー居酒屋!で葛の会の例会が開催されるのである。ちなみにこのセクシー居酒屋というのはオッパイの谷間ばきゅーん、へそ丸出しばきゅーん、ミニスカバキューンというバキューン三連発のセクシーなコスチュームに身を包んだ女性店員が「あんなこと」や「こんなこと」をしてくれるというナイスな店だ。
あ、念のために言っておきますけれども、この「あんなこと」や「こんなこと」というのは席へ案内してくれたり、注文したらビールや料理を持ってきてくれたり、トイレの場所を教えてくれたりということですからね、誰ですか、ヘンな想像をしている人は。
出席者は私、ぴんでんさん、獅子児さん、たけうちさん。料理は刺身盛り合わせ、焼きなすのわさび味噌、明太子入り出汁巻玉子、鶏唐揚げ、牛蒡のカリカリ揚げ等々。セクシー居酒屋とはいっても元はれっきとした居酒屋(だと思う)でそこにセクシー機能が+されたというお店だから料理はしっかりしている。どれも水準以上に美味いし刺身盛も新鮮、新鮮。特に大振りに切られたサバの美味しさには驚かされた。
飲んだものはビールと黒霧島ボトル。いつものごとくしっかり飲みきりました。
刺身については以下のような傑作なエピソードあり。最初にイカの生け造りを頼んだら、「あ、ええと、イカの具合が悪いのでできません、すいません」イカの具合が悪いという断り文句は初めて聞いたよ(笑)。どんな状態のイカなんだ、もはや生簀の中で死に掛けてぷかぷか浮いているのか。ならばというので鯵の生け造りを頼む。ところが、これが待っても待っても出てこない。確認したら注文は通っているのだけれども、そこでストップした状態になっており、さらに「ごめんなさい、今日は出来ませんでした」と来た。がっくり来たが、店側からそのお詫びということで前述の刺身盛がサーヴされたのである。
僕たち、たちまち機嫌を直しちゃいました(笑)。
お勘定は意図的に注文数をセーブしていたので(セクシーだけあって全てのメニューが若干割高)意外に安く5千円ほどであった(この辺、ちょっと記憶が怪しい)。
店を出て獅子児さんとお別れ。残りの我々3人はぴんでんさん推薦のナントカという店でラーメン+替玉。ぴんでんさんの推薦だけあってあっさりながら複雑な美味さを持った秀作ラーメンでありました。
これでお開き。
私はタクシーにて帰宅。着替えてソファーに座って眠くなるのを待っていたら何故か「総天然色ウルトラQ」がモーレツに見たくなってきた(笑)。この欲望に抗しきれずもう午前0時過ぎだというのに、明日は地区のドッヂビー大会の手伝いで朝7時起きなのにプロジェクターを起動させて「マンモスフラワー」を見たのであった。
新聞社内の机がやけに黄色いのが気になる。あからさまな人工着色という感じ。駄菓子を奇妙に思い起こさせるといえばそのイメージが分っていただけるだろうか。その反面、一平君の背広の複雑すぎる模様、ミニチュアのビルの壁面のディテールなどの表現は素晴らしい。DVDとは隔絶した解像度が全ての情報を素材から掬い上げてくる。
なお、マンモスフラワーが開花する場面は傷だらけだが、これはDVDも同じであった。またWOWOW放送版と同じくビルの中に見えるスタッフの手は修正されている。
就寝午前1時過ぎ。
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