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2012年1月 4日 (水)

12月31日(土) 「世界のルロロロショー」

 飯塚昭三がホストを務める料理番組が今春放送開始・・・ということはない。2011年最後の日はおだやかに過ぎていった。午前9時に起床してシャワーを浴び事務所へ行って日記つけ。亀の世話などをやって昼には帰宅する。昼飯はお歳暮で頂いたとんこつラーメン。前菜はこれまたお歳暮で頂いたホタテ貝柱とキャベツの炒め物とマグロの大トロだ!これは飲まなきゃバチがあたると岩間宗達のごとく張り切って缶ビールを一本。大トロは口の中でとろけ、貝柱はぐりぐりとした歯ごたえを満喫。ビールをことのほか美味しいものにしてくれた。

 その後レンタルブルーレイで『ヒアアフター』を見る。津波で臨死体験をしたフランスの女性人気キャスター、ヘロイン中毒の母を持ち、また不幸な事故で双子の兄を亡くした少年、幼い頃の病気により霊能力を得たが、それが重荷となって苦しみ続ける青年という3人のキャラクターを用いて描かれる癒しの物語。

 クリント・イーストウッドにしてはいささかキワモノ的なテーマだなあと思ったのだが、これは私のとんだ早計であった。彼は“死”という事象に正面から向き合い、それにまつわる人々の苦悩、悲しみ、恐れをきちんと描いたうえで観客に最終的な“回答”を提示してみせる。それは各人がいかに“死”と向き合い、いかにそれを克服するかという安寧の道なのだ。

 冒頭に大津波の場面があることから3.11大震災との不幸な関連ばかり言われる映画だけれども、この映画のテーマは今の日本人にこそ相応しいのではないか。

 ハイビジョン画質は透明感があって発色が非常に綺麗。ところどころで輪郭の強調があるのが気になるけれどもまずは安心できるレベルの画質と言っていいだろう。音声はDTS-HDマスターオーディオ。音圧が低めでヴォリュームを普段より2ノッチあげる必要があった。

 大津波の場面は派手なサラウンドとなるが、この作品の本当の聞きどころはあの地下鉄の場面ですな。サラウンド音場に豊富な情報が割り当てられていて、地下鉄電車のきしむような音が恐ろしくそれっぽい。

 夕食は昼食に引き続き大トロと貝柱の炒め物。ちょっと早めの数の子も少し(笑)。ビールを2缶飲んで後はもちろん年越し蕎麦。〆のコーヒーは如例。

 それからまたまた映画。今度はWOWOWハイビジョン録画の『ビリーバスゲイト』である。一言で言ってしまうと、「ヤクザ(ギャング)の下っ端はつらいよ」映画。ダスティン・ホフマンのギャングスターに憧れてチンピラにしてもらったものの、血痕を隠すためにいきなり殴られて鼻血をだしたり、死体運びをさせられたり、はっきり言ってロクなことがない。美貌の人妻とヤレたのは良かったけれども、肝心のボスがどんどん追い詰められて凶暴化するものでうっかり逃げることもできやしない。

 洋の東西を問わずチンピラなんてものはこんなものなのです。

 ギャングのボスを演じたダスティン・ホフマンも素晴らしい。ちょっと背が低いけど(笑)愛想の良い顔の下に隠した凶暴性をあそこまで明確に表現できるその演技力が映画全体の印象を決定付けているほどである。フツーに喋っている、その一瞬後に主人公を手ひどくどなりつけたり、横領した部下をあっさり射殺したりする瞬発力、あまりにも上手過ぎてちょっと怖くなってしまった。

 ハイビジョン画質は誉められたものではなし。全体的にアウトフォーカスでノイジーである。ただ、リミックスされたと思しきAAC5.1チャンネル音声が良かった。非常に分厚く、マッシブで点と言うより面で攻めてくる。こんなパワフルなサラウンドは久しぶりだ。

 終了後、後はテレヴィ。大晦日番組に面白いのがなかったのでひたすら録画の「黄金伝説」を見る。新年を迎えたのち、午前3時過ぎに就寝する。

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