« 3月13日(火) 「クアドトリティケール鉄工所」 | トップページ | 3月15日(木) 気仙沼は金曜日 »

2012年3月15日 (木)

3月14日(水) さざえのつぶやき

 何しろツイッターですからな。辞の調子があまり良くない。妊婦並(笑)の骨密度を改善するためにカルシウム剤を飲んでいるのだが、この副作用で常に下痢気味となる。その分、トイレへ行く回数が増えて痔が悪化するのである。骨密度と痔、どっちを取るかという究極の選択を迫られて(そんな大げさな)、今回は骨密度を取った、その結果なのである。だから痔が悪くなるからと言って簡単にカルシウム剤の服用を止めることができないのだ。

 私は考える。痔と言ったって悪いことばかりではない。痔にだって良いところ、ブライトサイドだってある筈さ。

 痔のブライトサイド。それは例えばある人からホモ的なお誘いを受けた時に「断る口実」になることだ。相手がお世話になっている人、あるいは非常にえらい人で無下に断ることはできないという場合に「痔なので駄目です」と言えるのである。念を入れて「痔が痛くて痛くてあなたの大きなものが(これは相手の感情を和らげるためのお世辞)が入ると考えただけでもう気絶しそうです」とでも言っておけば相手もさすがに無理強いはできない筈だ。人間関係の悪化だって避けられるに違いない。

 あー、私は痔で良かった(あ、別に誰かから誘われたという訳ではありませんよ)。

 「あ、ひゃ、若旦那、そんなものを押し付けられては困ります。不肖、このイッパチ、若旦那のためなら命などいりません、火の中水の中ってなもんですが、こればっかりはいけません、い、いたい、いたい、若旦那、いたいですって、いたい、いたい」 「これ、イッパチ、そんなに動くものじゃない。わたしのこれが入らないじゃないか、痛いったって最初のうち、後は気持ちよくなるって物の本に書いてある」

 道楽の限りをやりつくして、吉原の花魁遊びにも飽きた若旦那が太鼓持ちのイッパチ相手に「男色」というものを試してみようかという一席でございます。

 本日は休み。午前9時に起床してシャワーを浴びる。身支度拵えて事務所へ行き日記つけとネットのチェック。亀の世話もする。その後車でお出かけ。昼飯はゆきみ家で味噌ラーメン+ミニカレーのセット。やっぱりんまい!本屋へ寄って「とろける鉄工所 #5」を購って帰宅する。

 それからレンタルブルーレイの『フェア・ゲーム』を見る。ニジェールからのウラン輸入の真偽だけを持ってイラクの大量破壊保有疑惑の真実性を問うのはいささか行きすぎではないかと思うけれども(笑)、国家安全保障という錦の旗の下で複雑に絡み合う様々な組織の思惑を描いたストーリーは実にリアルで見ごたえがあった。実際にフセインと会った経験があるヒロインの夫が明確な反フセイン派でありながらことのなりゆきでまったく正反対の立場に追い込まれていくさまも皮肉たっぷりで苦いユーモアさえ感じるほどである。

 『グリーン・ゾーン』の製作者たちはこの映画を百万回見ろ(笑)。

 ハイビジョン画質は今ひとつ。奥行き感・立体感の不足が残念だ。音声はDTS-HDマスターオーディオ。繊細で肌理の細かいサラウンド音場が宜しい。

 終了後、1時間休憩って何のための休憩なんだか(笑)。USBメモリに入れた飯島真理師匠のアルバムなど。やっぱりムチャクチャに音が良いなあ、これを聞いたらもう絶対CDに戻れないよなあ。

 午後4時からプロジェクターを再起動させて、またまたレンタルブルーレイの『コンティジョン』を見る。一種の群像劇であるにも関わらず1人1人のキャラクターが弱くほとんど印象に残らないものすらいる。このキャラクターたちはまったく物語を引っ張ることをしないのである。しかし、これはソダーバークの演出のミスではない。このキャラクターの弱さが「スーパー感染症」という巨大な危機になすすべもない人類の象徴となっており、この仕掛けの巧みさはさすがのソダーバーク嫌いの私でも認めざるをえない(笑)。

 唯一、能動的なキャラクターであるジュード・ロウもまた現代のネット社会の暗部の象徴である。平時には見向きもされないトンデモさんが社会的な危機の中で間違った注目を浴びる。これは現在の日本にも大いに通じるところだ。

 冒頭、なんとかという会社の名前が目立つようになっていたので、この感染症は生物兵器でこのなんとかいう会社が開発したんだというベタな展開かと思っていたのだが、ラストで明かされる謎に苦笑。なんとこのなんとかという会社の重機が香港の森林で木をなぎ倒し、逃げた蝙蝠が豚舎に隠れた。これが感染症の原因だったのだ!

 香港の人、怒らないか、これ(笑)。

 ハイビジョン画質は極上。ノイズレスの澄み切った画面に私の穢れた心が浄化されるようだ。香港の3Dと見まがえるような橋の立体感も素晴らしい。音声はDTS-HDマスターオーディオ。センチ単位で構成されているかのような繊細な音の動きに何の文句が言えましょうか。

 夕食はカンパチの刺身、出来合いのトンカツ、生野菜、ゆでワカメ。ワカメは紫蘇ドレッシングをかけるといくらでもぱくぱく食べられてしまうのであった。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後は静かに読書。キングの「いかしたバンドがいる街で」を読了。「ナイト・フライヤー」、「動く指」も面白かったのだが、なんといってもベストは表題作の「いかしたバンドのいる街で」だ。WOWOWで放送されたテレヴィムーヴィーを見ていたから内容は知っていたけれども、文章で読むとまた違った感動(笑)が味わえる。

 死んだロックスターたちの町があって、その町長がエルヴィス・プレスリーって、一体、どこからそんな発想が出てくるんだ。

 午後9時すぎにシャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 就寝午前1時過ぎ。

|

« 3月13日(火) 「クアドトリティケール鉄工所」 | トップページ | 3月15日(木) 気仙沼は金曜日 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 3月14日(水) さざえのつぶやき:

« 3月13日(火) 「クアドトリティケール鉄工所」 | トップページ | 3月15日(木) 気仙沼は金曜日 »