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2012年3月 3日 (土)

3月2日(金) 『アダルトの鍵貸します』

 どんな鍵だ。『戦慄!プルトニウム人間』(『The Amazing Colossal Man』 1957)。続編の『巨人獣 プルトニウム人間の逆襲』(『WAR OF THE COLOSSAL BEAST』1958年)のDVDが発売されたのが2004年3月15日ですから、待つこと8年、ついにDVDが発売されました。もう嬉しくって、嬉しくって私の心は震えております。

 きょうはまちにまったプルトニウムばくだんのじっけんのひです。へいたいさんたちもうれしそう。みんなでトラックにのってじっけんじょうのネバダさばくにむかっています、みんな、おべんとうはもっているのかな、たまごやきは入っているのかな・・・てなことをやっているとこの非常時に不謹慎だと心の綺麗な人たちから怒られそうなので元に戻して、

 午前6時、いよいよ秒読みが開始されました。マニング中佐(グレン・ランガン)を中心とする実験部隊は爆発に備えて防護眼鏡で武装。ちょっと浅すぎるのではないかと思われる溝に身を潜めております。10、9、8、7、6、5、4、3、2、1 爆破スイッチオン!ちゅどーんと思いきや何も起こらないという(笑)。このプルトニウム爆弾は未だに開発途中で起爆シークエンスが不安定なようであります。

 さあ、大変だ、こうなるといつ爆発するか分らない。爆発するまでじっと待ってなきゃいけない。兵隊さんたちも大変であります。

 と、その時上空から聞こえてきたエンジン音。なんと故障したと思しき偵察機が実験場へ迷い込んできたのです。偵察機は急降下、着陸を試みるのですが失敗してひっくり返ってしまいます。これを見たマニング中佐、よせばいいのに「パイロットはまだ生きているかも知れない、助けに行ってくる」と飛び出してしまったのです。これで無事パイロットを救出してしまったら映画はここで終わってしまいます(笑)。みんな、金返せと怒ります。マニング中佐が走り出たその時、爆弾が爆発。マニング中佐は原子の光に焼き鳥よりも無慈悲に焼かれてしまったのでした。

 マニング中佐は全身の9割に大火傷を負って病院へ運び込まれ、治療を受けたのですが絶望的な状況でした。心配して駆けつけてきたマニング中佐の婚約者 キャロル(キャシー・ダウンズ)も彼の主治医となったリンドストーム先生(ウィリアム・ハドソン)から病状を聞いてがっくりと肩を落としております。実はこの2人、今夜にでもラスベガスで結婚式を挙げる予定だったのでした。

 しかし、マニング中佐は死にませんでした。それどころか焼き尽くされた皮膚がたった1日で再生したのです。頭は剥げちゃったけれども(笑)、そのままぐんぐんと快方に向かいます。会議を開いた関係者達はこの驚異的な治癒能力がプルトニウムに関係しているのではないかと考えるのでした。

 そして事態はますます奇妙な方向へ。マニング中佐を見舞おうと病院へやってきたキャロル、彼の病室が空っぽになっていることを知って驚きます。しかも病院の人たちは「マニング中佐なんて知りませんなあ」というではありませんか。ではリンドストーム先生に聞こうと受付に問い合わせたキャロルでしたが、得られた返事は「リンドストーム先生は臨時の派遣医師でもういません」という極めてそっけないもの。しかし、キャロルは見てしまいました。受付のデスクに「リンドストーム ネバダリハビリセンターへ派遣」という書類が置いてあったのを。

 受付の人もそんな大事なもんぽいと放り出しておくな(笑)。

 リハビリセンターへ向かったキャロル。受付でマニングのことを尋ねるとやっぱり知らないと言われてしまいます。しかし、ここで引き下がる訳には行きません。受付の目を盗んでこっそりリハビリセンター内を調べるキャロル。彼女は探していたリンドストーム先生が出てきた病室へ入り、電気をつけた。そして振り返った彼女の目に飛び込んできたのはがーがーと鼾をかいているハゲの巨人でした。マニングの変わり果てた姿に悲鳴を上げるキャロル。

 見つかっちゃったものは仕方ないということでリンドストーム先生はキャロルにマニングの異変について説明します。「彼は1日に8~10倍のスピードで成長しています。どうやら細胞の入れ代わりのバランスが狂っているらしいのです。凄いスピードで新細胞が形成されるのですが、古い細胞も死なずにそのまま成長を続けているのです」

 まあ、手早く言うとこのままだと巨人になってしまうということであります。愕然とするキャロル。

 そして意識を取り戻すマニング。彼は病室を見回してびっくり仰天。椅子、ちっちぇー!電話、ちっちぇー!ダイヤル回せねえ!あ、頭がすーすーする。げええ、毛がない、剥げちゃった、わあああ。剥げたのが一番のショックだったようで(笑)。

 その後もぐんぐんとでかくなるマニング。すぐに病室に収まりきれなくなってサーカスからテント暮らし。食いものも大変です。毎日、毎日、トラックで25頭分の牛肉が運び込まれます。一体、何でこんなに必要なんだといぶかしがる運転手に監視所のMPがこっそりと「いや、巨人がいるんだよ」 おいおい(笑)。

 マニングは気晴らしのために時々外に出ているようです。彼に付き添っているキャロルは慰めようとして歌を歌います。しかし、これがわらべの「めだかの兄妹」だったのが不味かった。「すずめの兄妹が電線で大きくなったら なんになる」 この大きくなったらという歌詞にカチンときたマニング、「チクショー、皮肉か、オレは大きくなってこんな風になっちゃったんだよ、ああ、もう死にたい」

 マニングの精神はだんだんと不安定になってきているようです。

 本日はここまで。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に冷蔵庫にあった冷凍蕎麦を使ったかけそば。ヴァイタミンの不足が危惧されたのでじゃこ入りの大根おろしを一緒に食べる。夕食は出来合いの寿司、タイラギ蛸の刺身、煮た穴子を細く切った物(名前は分らない)。ビール2缶飲む。全面的に海産物で攻めてこられたけれどもこのような攻撃ならば大歓迎である。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『理由』を見る。個性的な役者たちの共演は見ごたえがあったけれども、ちょっと話が見えすぎていたか。無罪放免になったとたん、攻撃を仕掛けてくる黒人青年が素早すぎて(笑)前半の社会派的なテーマが一転して安っぽいサスペンス映画になってしまう。最後にワニに食われた時には思わず「やっぱりソレかよ」と叫んでしまったくらいだ(ウソ)。

 黒人青年の変貌にもう少しタメを持たせればその不条理性がさらにあざやかになったと思うのだが。

 ハイビジョン画質は年代なり。解像度が取れておらずもったりとした画調である。ただ、暗部の表現に優れていたのが驚き。ノイズがほとんどなく新作よりよっぽど見やすい(笑)。音声はAAC5.1チャンネルサラウンド。サラウンドは控えめな効果であるけれども、それでもフロリダの沼地の環境音をムードたっぷりに表現してくれた。

 シャワーを浴びて前述の『戦慄!プルトニウム人間』を見たのである。

 その後はだらだらとテレヴィ。就寝午前2時半過ぎ。

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