« 4月15日(日) 「黒ネットのタンゴ」 | トップページ | 4月17日(火) 白きたおやかなオネエ »

2012年4月17日 (火)

4月16日(月) 借りてきたネット

 ノートパソコンでも借りたのか。北朝鮮のミサイルが失敗。でもなぜか西日本新聞に掛かるとミサイル防衛(MD)システムが「日本の備え 隙だらけ」 「出番なく実効性疑問」となってしまうという(笑)。<西日本新聞 4月14日朝刊 34面より引用開始 PAC3 北朝鮮の人工衛星と称する弾道ミサイル発射に対し、海上自衛隊のイージス艦と航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)で万一の迎撃態勢を敷いた防衛省。2009年4月に続いて“出番”はなかったが、技術的には隙間だらけのミサイル防衛(MD)をそのものを疑問視する声もある。

 MDは弾道ミサイルをレーダーで探知後、海上自衛隊のイージス艦が捕捉、追尾し、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を発射して迎撃。撃ち漏らした場合はPAC3が着弾する前に撃ち落す。

 防衛省は今回、北朝鮮の予告を踏まえ、PAC3を首都圏のほか、沖縄本島の2ヵ所と石垣島、宮古島に配備した。

 「沖縄すべてをカバーできないのは事実。優先順位を付けて配備先を決めたはずだ」

 空自幹部がこう指摘するのは、PAC3が守れる範囲が半径約20㌔に限られるためだ。仮に迎撃に成功した場合にも、多くの破片が飛散し、かえって被害を拡大してしまう恐れも否定できない。一方、通常の軌道を外れて日本の領域に落下するようなケースは想定外。海自が米ハワイで行った発射試験でも、これまで3回成功したが、弾頭部の軌道を制御する装置の不具合で一回は失敗している。防衛省幹部の1人は「実際に当るかどうかは分らず、今回は北朝鮮のミサイルが失敗に終わって良かった」と皮肉った。<引用終わり>

 実際当るかどうか分らない?当たり前だ。この世の中に100パーセント命中する兵器など存在しない。当らない可能性があるから配備が無駄だとでも言うつもりか。

 SM3は4回の発射実験で3回成功しており、しかもその中にはコースも発射タイミングも知らされない不意打ち実験が含まれていることを考えると、実効性に疑問があるどころか、この種の兵器としては非常に高い命中率を示しているとさえ言える。

 また例によって例のごとくPAC3は射程が短いから国土を全てカバーできないとのたまうが、拠点防御兵器であるパトリオットが拠点しか防御できないから駄目というのもおかしな理屈だ。ならば国土全体をカバーするためにパトリオットを全国に隙間無く配備すればいいのか(笑)。それにパトリオットの射程の短さに疑問を呈する人間は良くいるけれども、不思議とMDの一の矢となるSM3の射程がBlockI(1)Aで500km以上、迎撃可能高度は200km以上であることに触れようとはしない(しかもより高性能のものを開発中)。まあ、これ書いちゃうとMDは日本全国をカバーできないという前提が根本から崩れてしまうから、そりゃまずいわなあ(笑)。

 迎撃に成功した場合も多くの破片が飛散する恐れというのも失笑ものだ。沖縄近辺にミサイルが落下する場合、第二段ロケットの燃焼停止が原因と考えられる。これをそのまま落とせば半分ほど残った猛毒の燃料 非対称ジメチルヒドラジンで地上に甚大な被害を出す恐れがある。これを防ぐにはSM3、パトリオットPAC3による爆破拡散しか方法がない。

 また、MDの主たる目標は弾道ミサイル弾頭である。破片が降ってくるからと迎撃しなければ生きた弾頭がそのまま落ちてくる。破片と起爆する弾頭(通常弾頭・核弾頭・化学弾頭 好きなものを選べ)、どちらの被害が大きいか比べるまでもあるまい。

 パトリオットは射程が短いからと喚き、その反面、SM3の射程の長さには知らん顔、当ったら当ったで今度は破片がと訳の分らないことをいう。国民の生命・財産を守ろうとして日米が心血を注いで開発してきたMDをアレなマスコミが悪意と無知を武器にして貶める。果たして本当に国民の安全を願っているのはどちらなのだろうか。

 原発に関するトンデモ本出版中止で西日本新聞も少しはマシになったかと思ったけれども、うん、やっぱり西日本新聞は西日本新聞だよ(笑)。

 参考 (http://kuon-amata.cocolog-nifty.com/blog/md/index.html) (http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/sm-3.htm) 

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのサンドウィッチとコーヒー牛乳。夕食は鰤の刺身に野菜炒め。ビールは珍しく飲まず、さらにゴハンも食べなかった。

 その後は本日届いたばかりの米国盤ブルーレイの中から『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』をチョイス。もちろん、英語字幕の3D観賞だ。

 帆船模型に群がる謎の男たち、タンタンが翻弄されるうちに大航海時代に海賊の襲撃にあって多量の財宝とともに沈没したという帆船ユニコーン号の存在が浮かび上がってくる。このあたりの導入部が抜群に良く、スピルバーグの作品の中でも最高峰の仕事だといえるだろう。

 ハドック船長のキャラクターもいい。最初はどうしようもない役立たずの大酒のみだった彼がタンタンと(いや、本当の発音はチンチンに限りなく近いティンティンだと騒いでいる奴らがたくさんいますなあ、お前ら、コドモか)冒険を共にするうちに酒が抜けて(笑)だんだんと成長していくビィルドウングスストーリーになっている。

 フツーこういうのはいい大人の船長じゃなくってタンタンの役回りなのだが、この人は異常にしっかりしていくのでとても上手くバランスが取れているのだ。

 3D映像は驚異の一頃。正確なステレオグラフィックイメージが提示されるかと思うと、一転して大胆にデフォルメされたパースペクティブでキャラクターを縦横無人に動かしたりする。めまぐるしい動きの中でもまったく立体感が失われないこの映像はあの『アバター』を越えたのではないか。いや、今まで何度も同じようなことを言ってきたような気がするけど、今回は本当だから(笑)。

 3Dの画質も極上。立体方式の限界による輝度の低下を最小限に抑えており、暗部の情報をしっかりキープ。コントラスト・発色の良い非常に美しい映像を楽しめるのだ。

 音声はDTS-HDマスターオーディオ。音圧が低いのが気になったがこれはその分ヴォリュームを上げればOK(笑)。極上の3D映像との相乗効果で映画の世界に頭からつま先まで没入できる。

 終了後、部屋の片付け。長いこと開けてなかった押し入れ用ケースの中から古い漫画雑誌がざーっくざーくざっくざく。「花咲じいさん」だってこんなの喜ばないよ。ヘタしたらポチ叩き殺しちゃうよと訳の分らないことを言いながらゴミ袋に詰め込む。

 シャワーを浴びてテレヴィと読書。就寝午前2時過ぎ。

|

« 4月15日(日) 「黒ネットのタンゴ」 | トップページ | 4月17日(火) 白きたおやかなオネエ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 4月16日(月) 借りてきたネット:

« 4月15日(日) 「黒ネットのタンゴ」 | トップページ | 4月17日(火) 白きたおやかなオネエ »