6月15日(金) 「バービーケーンポリマー」
世界初!「月世界旅行」駄洒落。弟家族の家で、久しぶりに「クッキングパパ」の単行本を読んだのだが、しばらく見ないうちに当然ながらいろいろキャラクターにも変化が生じている訳で。一番、びっくりしたのはあの種子島恵さんが、「あたしももうすぐ三十路だから」とボヤいていたこと。ええ、あの種子島さんがもう30っすか。あれ、工藤君との仲はどうなったんですか、そろそろ結婚とかの話が出てきてもいいのに、ひょっとしたら、もう別れちゃったんすか。
と学会の声ちゃんが「あたしももうすぐ、30ですから」と言っていた時以来の衝撃ですな。
東京から戻り、これまた久しぶりにモーニング最新号の「クッキングパパ」を読んでみた。すると、今度は種子島恵さんの妊娠が発覚!ええええっ。お相手は工藤くんだ。2人の関係がそのままだったことに安堵を覚えたものの、この急激な展開に驚かざるを得ない。「クッキングパパ」世界の中ではネコちゃんと荒岩の妹、未知さんに続く二回目のデキ婚ではないのか。
とはいえ、これから毎週、モーニングを買って読もうという気にはなかなかならないものでして(笑)。また5年後くらいに(まあ、とち先生がご健在であれば間違いなく連載は続いているだろう)最新単行本を読んで「ええっ、あの人が!!)がと驚くくらいが「クッキングパパ」との一番良い付き合い方だと思う。
仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にカップヌードルのシーフード。保険関連のアポイントが迫ってきていて時間がなかったのですの。夕食はコンビニのシューマイ、茄子の煮物、生野菜。そしてカレー。ビールを2缶飲んでカレーを一皿。久しぶりのカレーが妙に美味しく大盛りにしてしまった。〆のコーヒーは如例。
その後、WOWOWハイビジョン録画の『ザ・ファイター』を見る。実在の兄弟ボクサーの挫折と栄光を描いた伝記・スポーツ映画。こう言っては何だけれども、この映画で描かれる家族関係、人間関係はとてもイヤだなあと(笑)。特に兄弟の母親とむやみやたらにいる姉妹たちのシツコサには見ていて辟易してしまうくらいである。何かあると母親と姉妹たちが車で駆けつけてきて、やいのやいのと文句を言うさまは、葬式で酒に酔った○○が自分勝手なことを喚き散らすごとし。この姉妹たちも結婚もせずにそのまま家にいついている典型的なルーザーズで(お前は人のこと言えるのかというツッコミはなしね)、下品な罵り言葉を躊躇なく発するのにも驚かされる。
まあ、この家族から主人公(マーク・ウォルドバーク)を引き離そうとする恋人(メリッサ・レオ)も負けず劣らす下品だったりするのだが(笑)。
ああ、良い映画なのはマチガイありませんよ。こんなひねくれた観方をする私の方が変なのです。
ハイビジョン画質はもう少し派手さが欲しかった。落ち着いた画調ではあるものの、コントラストが足らず眠い映像である。音声はAAC5.1チャンネル。試合場で威力を発揮する筈のサラウンドが、フロント・リア間の繋がりが上手く行っていなかったために臨場感が半減してしまった。
シャワーを浴びて今までちびちび見ていたチャンネルNECO HD録画の『サラリーマン悪党術』を最後まで。妻と2人の愛人の間を右往左往するサラリーマンを小沢昭一が実に楽しげに演じている。フツー、ここまでややこしくなれば、いくら女関係といえども面倒くさくなってしまいそうだが、彼のエネルギーは(その方面に関しては)果てがない。全部の浮気がばれてムチウチで入院する羽目になっても今度は春川ますみの看護婦とデキてしまうのだ。
こういう役をやらせたら小沢昭一の右に出るものはいないねえ。森繁だって、「んー、僕は君とちょっとジャンルが違うから」といって左に行っちゃうよ。
ハイビジョン画質は良好。特に発色が明快で、洋服のテクスチャー表現も驚くほど細密だ。
それから久しぶりに「総天然色ウルトラQ 海底原人ラゴン」を見る。漁村のひなびた佇まいも魅力的なのだが、見ものは何と言ってもカラー化されたラゴンの凄さ。濡れた体表の表現が非常に自然であり、ぬめぬめとした感触が想像できるほどだ。複雑に揺れ動く鰭もリアルで、(何度も言っているけれども)後から彩色されたものとはとても思えない。
このエピソードで目玉を光らせながら夜道を歩くラゴンは恐ろしいと良く言われるのだが、カラー化によってこの怖さが倍増。私は当年とって48歳の良い年をした大人であるが、本気で怖がってしまったぞ。
終了後、自炊作業。6月購入の「最強!都立あおい坂高校野球部」20冊 電子化完了。
その後はだらだらテレヴィと読書。就寝午前2時半。
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