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2012年6月 3日 (日)

6月2日(土) 吸血鬼川平

 近頃の吸血鬼はサッカーが好きだったりする。明日はいよいよ九州レプタイルフェスタだ(http://q-rep.net/)なるたけ早い時間に会場へ行き、とにかくまず最初にリクガメの出展をチェックする。そしてマルギナータリクガメが出展されていたら買うのだ。ネットで通販価格をチェックしたらおおむね2万円~2万5千円だったので、最低25,000円は用意していくつもりである。

 もし、買うとなれば、8年ぶりの新入りリクガメだ。ああ、なんだか今からコーフンしてきたぞ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に膳でラーメン+替玉。夕食はイサキの煮付け、天然カンパチの刺身、生野菜。イサキの煮付けが特に美味であった。脂が乗っており、皮まで美味しく食べられる。こんなイサキ、今度は塩焼きで食ってみたい。ビール2缶飲んで仕上げはざる蕎麦。〆のコーヒーは女例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『カントリーストロング』を見る。グウィネス・パルトロー演じるカントリー歌手の大御所、ケリーはべろんべろんになってステージに上がり、転落して当時身ごもっていた五ヶ月の赤ん坊を流産してしまう。キャリアに大きな紙魚をつけてしまった彼女は療養施設での治療を経て、再起を図るべくコンサートトゥアーに出るのだが・・・。

 この映画のストーリーには大きなミスリーディングがあって、喧伝されるような再起ではなく、本当は悲しい世代交代の物語なのである。その構造は「指輪物語」に非常に良く似ていて(私が思っているだけかも知れないけど)、最後のコンサートを気力を振り絞って成功させたケリー(指輪を滅ぼすという大きな仕事を終えたフロド)が自ら死を選ぶ(西の国「ヴァリノール」へ旅立つ)という具合にほぼ相似形をなす。

 さらに後進の女性歌手に初めて具体的なアドヴァイス(ファンはウソを好まない。彼女の両親が服役していることを早い段階で公表すべきだということまで踏み込んだアドヴァイスである)を与えるケリー、これは明らかに後進へ道を譲るという意思の表れである。これと「指輪物語」でのフロドやエルフたちへの旅立ちが中つ国の支配権が人間に移る暗示であることを考え合わせるともう答えは明白である。

 この『カントリーストロング』は現代のアメリカ芸能事情を使って再構築された『指輪物語』なのだ。

 本気にするなよ(笑)。

 ハイビジョン画質は良好。あまり解像度を追求するようなカリカリの高画質ではないけれども、落ち着いた発色、なだらかな暗部諧調で安心してみられる映像である。音声はAAC5.1チャンネル。コンサートシーンの演奏や歌が前に飛び出してくるような立体感。AACでここまでやってくれると文句なんか言えませんな。

 シャワーを浴びて自炊。

 午後11時過ぎから液晶テレヴィ、ブラヴィア32EXでチャンネルNECOHD録画の『東京ナイト』を見る。当時の観客はこれを劇場で見て、大都会東京への憧れを募らせたのだろう。その視点を家出してきた京都の舞妓 和泉雅子の視点で語らせるところがミソで、「地方から上京して働く若者」から暗さを払拭しているのである。地方から集団就職で出てきて、一生懸命働いたけれども、給料は激安。身近にあるぜいたく品にはまったく手が届かない・・・という話など観客が喜ばぬからだ。

 その視点を一見華やかな舞妓の和泉雅子に担わせることで、暗さを払拭、しかし、彼女にも複雑な事情を設定してリアリズムにも目配りを怠らないという娯楽映画のお手本のような作品である。

 ハイビジョン画質はネオンの美しさ、舞妓姿の和泉雅子のゴージャスな美貌を完璧に再現。見ているだけで陶然となってしまう。

 終了後、読書とテレヴィ。午前3時過ぎに就寝する。

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