7月7日(土) ケンタウリ・フライド・チキン
KFCがケンタウルス座に進出!ああ、いきなりJCOMでBSとCATVが見られなくなった。何の前触れもなく突然に、しかも土曜日の夜だから月曜日までクレーム入れられない。なんだよ、これは。まあ、そんなに見逃したり、録画しそこねたりしたら大変だ!という映画や番組が幸いないので良いけれども、こんなことされては困る。
いや、前に『スターウォーズ エピソード2』放映直前にWOWOWが見られなくなって“発狂”したことがあるが(笑)、場所を移動しただけでこんなトラブルが唐突に発生するとはいかがなものかと思うよ。
仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に久しぶりのゆきみ家で味噌ラーメン+小ゴハン。相変わらずンまい!が終盤、ちょっと持て余してしまった。これくらいの量で満腹感を、しかも大好きなゆきみ家の味噌ラーメンで覚えてしまうなんて・・・。ああ、何だか悲しくなっちまう。
夕食はイカの刺身、ホタルイカの沖漬け、生野菜、パックの鰯寿司。ビール2缶を飲む。どれも美味かったが、特筆すべきは鰯寿司。シャリはまあ、フツーのレベルなのだが、ネタの鰯が妙に美味しいのである。適度に脂が乗っており、こってりしているけれども、しつこくない。世間一般では脂のぶりぶりのった鰯を珍重する向きがあるけれども、私にはこれくらいがぴったりだ。
その後、シアタールームにてレンタルブルーレイの『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』を見る。うふふふふ、これは前半が物凄くタイクツだなあと(笑)。だって、ベラとエドワードの結婚前夜、結婚式、ハネムーン、そして初夜が何の捻りもなくのんのんずいずいと進んでいくだけなのだ。結婚式の最中に、シャックルボルトのパトローナスが現れて「魔法省が陥落した!」と伝えることもなく、結婚式の招待状を貰って失意のあまり失踪していた狼男君(ジェイコブ)が無理やりベラを攫っていったりしない。
豪華で感動的な結婚式、ロマンチックな2人だけのハネムーンとか、まあ、いい年こいたおっさんに楽しめる訳もないですからな。
ただ、このハネムーンにおいてベラとエドワードの未熟さが浮き彫りになるのであって、ベラはハネムーンを満喫するために当然行われるべき転生(吸血鬼化)を延期してしまうのだ。エドワードはエドワードで人間のままの彼女に考えなしに突入し、彼女に吸血鬼と人間のハーフを宿らせてしまうのである。赤ん坊はどんどか成長し、あっという間に臨月を迎えるのであった。
この成り行きを憂慮しているのが人狼族で彼らは「ハーフの子供は血の渇きを抑制する術を持たない。とってもアブないから殺しちゃおう」と決意するのである。なんでそんな風に思っちゃうのか今ひとつ説明不足なのだが、とにかく、ジェイコブはベラと人狼族との板ばさみになってしまう。
「うおー、わしはどうしたらいいか分らないでガンス!」 しかし、なんですなあ、このジェイコブは既に人妻、さらに赤ん坊を身ごもっていて驚くほどでっかい腹を抱えている女になんでこんなに拘りますかね。何か、物凄く都合の良いキャラになっていませんか。
吸血鬼と人狼族との戦い。その最中、ベラは帝王切開(モルヒネぶち込んでおいてからナイフで切り裂くというすこぶる乱暴なもの)で女児レネズミを出産。この赤ん坊に見つめられたジェイコブはどきーん。「ワシは“刻印”(人狼族で言う男女の強い結びつき”されたでガンス、ワシはこの娘の守護天使になるでガンス!」 オオカミ男のロリ萌えだ、こりゃ(笑)。
かくしてジェイコブは人狼族と袂を分かち吸血鬼たちの仲間になるのであった。ベラへの愛ゆえに同族と軋轢を引き起こし、ベラの娘ゆえに同族を裏切る。やっぱり凄く都合の良いキャラだよ、ジェイコブ、なんか見ていてちょっと切なくなってしまうよ。
なお、出産後、死んだと思われたベラであるが、注入されたエドワードの“毒”により吸血鬼として復活したのであった。Part2へ続く。
ハイビジョン画質は暗部に乱れがありフィルムモードで観賞することになった。解像度は高いものの、映像に透明感がなくざらついた印象である。音声はドルビートゥルーHD。もうちょっと低音に力強さが欲しかった。
終了後、シャワーを浴びてテレヴィと読書。本日は「総天然色ウルトラQ カネゴンの繭」を大トリとしてみようと思っていたのだが、午後12時過ぎから急速に眠くなってきたので断念。どうせ、夜中に目が覚めてしまうのだろうと思いながらベッドに入ったのだが、そのまま朝まで寝ることができた。そりゃ、何回も短い夢を見たり(そのうち一回はシアタールームにて謎の人物に煮炊きされて激怒するという夢)、2回ほどトイレに行ったりしたが(ああ、おれはもうすっかりおじいさんだ!)、久しぶりの満足すべき睡眠であった。
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