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2012年9月20日 (木)

9月19日(水) アウグスティヌス・ラム

 アウグスティヌス・チャンとか。福岡で中華料理店への投石騒ぎ。あー、情けない、情けない。どこの国民にも一定の割合で馬鹿がいるものであるけれども、それでもこれはあまりに馬鹿すぎる。ニュースで店主さん(紛れもない日本人)が割れた窓ガラスを片付けながら「これでは営業できんですたい」と悲しそうな顔をしていたぞ。もうそんなことをする人間は福岡にはいらん。とっとと出て行け、そして一生、豚骨ラーメンも辛明太子も食うな。呼子のいかの活け作りも食わしてやらん!

 本日は休み。午前9時過ぎに事務所へ出て亀の世話と日記つけ。業者さんとゴミ収集所の網張りに関して相談したりする。午前11時過ぎに帰宅し、コンビニの酢モツ、マヨネーズ・レモン汁・醤油であえて博多万能ねぎ刻みを散らしたシーチキンをつまみに昼酒。缶ビール2本を飲んで「あー、毎日こうだとこりゃ泣けてくる」状態となる。仕上げはサンドウィッチ。冷蔵庫にあったハム・レタスとシーチキンを食パンに挟んで食う。あまりに美味かったのでついつい食パン4枚分食ってしまった。げふ。

 その後ちょっと休憩して午後1時から映画三昧。まずはレンタルブルーレイの『ブレーキ』である。大統領警備のシークレットサービスである主人公。意識を取り戻した彼は自分が四角い透明なプラスチックケースの中に閉じ込められていることに気づく。どうやら、これは車のトランクらしい。

 なぜか積んであった無線機、そして彼が持っていた携帯で近くを走っていると思しきトラックの運転手、シークレットサービスの同僚、奥さんと連絡を取ることができるのだが、一向に事態は好転しない。それどころか、助けを求めてケースの穴から外に伸ばした手にシガーライターをじゅっと押し付けられたり、大量の蜂を入れられて散々に刺されたり、車が揺れて顔面を二度も三度も強打したり、悲惨としかいいようのない目に会わされてしまう。そうこうするうちに、どうやら外界ではアメリカに対する同時多発テロが勃発したもよう。主人公を監禁した組織は彼から緊急時の大統領の避難先を聞き出そうとしているのだ。

 主人公は回答を拒否する。ついにはケースの中に水が流し込まれる。それでも口を割らない主人公、ぶく、ぶく、ぶくぶくぶく。ひょっとしたらこれが彼の資質を試すためのテストだったりしたら笑ってしまうなあと思っていたら、あー、なんだ、そのままかい(大笑い)。

 最後の瞬間、助け出される主人公。彼はテストに合格したのだ。同僚がにこにこしながら「君は凄い、あそこまでやられて秘密をばらさないなんて」「これで君も出世ができる」と昔の東宝映画のタイトルみたいなことをいう奴もいるぞ。奥さんもなぜかいて、「ごめんなさい、私、協力していたの」なんだ、こりゃ、これでおしまいってことはないだろうなとあきれていたら、

 あ、救急車の中で主人公が奥さんにうっかり大統領の避難先(ワシントンモニュメント)をバラシちゃった。そしたら奥さんが主人公に手錠かけちゃった、え、何のプレイとか思っていたら「場所が分かりました」ってどこかに連絡しているぞ。ああ、これはテストなんかではなかった。本当に秘密組織にさらわれていたのだ・・・で映画は終わり。

 映画のほとんどが狭いプラスチックケースの中という異色の展開、そして漫画みたいなラストのどんでん返し。ほとんど不条理の域にまで達している映画である。地味な『フォーガットン』といっても過言ではないだろう(笑)。いや、これは見た人が怒るのではないか。もぎりのおばさん人質にとって立てこもるところまではいかなくっても、「ちぇっ」とこれみよがしに舌打ちした人は間違いなくいただろう。

 だが、それはこの映画にまともなスリル・サスペンスを期待するからである。この映画の本質はそんなところにあるのではない。いきなり棺おけを思わせるプラスチックのケースに監禁されて酷い目に会わされる。そしてしまいには周囲の人間すべてが敵であったことが分かり、それは奥さんとて例外ではなかった。これは人間が想像しうる限りの悪夢的な状況である。この映画の目的はこの悪夢的な状況の具現にあったのだ。

 まあ、自分でも信じちゃいませんけどね(笑)。

 ハイビジョン画質は良好。暗くて狭いトランクルームがそのほとんどを占める映画だけど(笑)画面にちゃんと立体感がある。音声はDTS-HDマスターオーディオ。サラウンドによる外界の状況説明が実に巧みである。

 一時間ほど休憩して次にレンタルブルーレイの『ブラック&ホワイト』を見る。任務でヘタうって内勤となったCIAのエージェント・コンビ(クリス・パイン、トム・ハーディ)。私生活でも親友同士の彼らはある偶然によって一人の女性 メリー・ウィザースプーンと出会う。たちまち彼女との恋に落ちた二人はCIAの機材・人材を惜しみなく使って恋の争奪戦を繰り広げる・・・という映画。

 ただ、この「恋の争奪戦」の部分がいかんせん退屈でしてねえ(笑)。復讐のために彼らを付けねらう武器商人の存在も完全に無視、しまいには仲たがいして「もう、お前とは親友でも何でもない」と罵りあう始末である。こんな不真面目なエージェントは見たことがない。CIAの上司の人も厳しくいってやってくださいよ。

 メリー・ウィザースプーンが拉致されて「彼女を助けてほしくばどこそこに丸腰でやってこい!」 フツーならその場所へ行くところを直接、武器商人の車を襲って取り返すという定石外し、そしてクライマックスの未完成の高速道路を使った小気味良いアクションなどいいところはあったのだが。

 ハイビジョン画質はちょっとノイジーで映像に透明感がない。音声はDTS-HDマスターオーディオ。派手な効果音が楽しめるもののその分大味。映画の内容には合っているかな(笑)。

 夕食は天然ヤズの刺身。生野菜、レトルトのハンバーグ。ビールを2缶飲んでゴハンを一膳。

 その後はシアタールームにて三度プロジェクターを起動。『ヘルシング』などを見る。午後9時過ぎからお酒。ひれひれと酔って午前1時過ぎ・・・って、ああ、なんということだ、うっかりして唐沢さんご出演の「タカトシの時間ですよ」を見逃してしまったあ。

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