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2012年9月30日 (日)

9月29日(土) 「ドルリー・レーン先生アフリカ行き」

 アフリカで奇怪な殺人事件が!夢の話。何者かにAV機器もパソコンも何もかも盗まれ空っぽになった部屋で呆然としている私。夢の中なのに「これが夢だったらいいのに」と思っている(笑)。そして刑事2人組が事情聴取のためにやってくるのだが、捜査の話はそっちのけで「なんで、そんなに高いAV機器をそろえていたのか」と私に聞くばかり。私はムッとして「ローンですよ、決まっているじゃありませんか」などと言い返す。そして夢の中なのに内心で「てめーら、さっさと仕事しろ、オレの大事なAV機器を取り戻せ」と叫んでいるという・・・。

 夢には「夢を見ているのに、これが夢であれとねがう」機能、「夢をみているのに内心で相手に向かっていえない憤懣をぶちまける」機能が備わっているようで。

 石原都知事が別世界の湾岸戦争について語っている。<http://www.yaeyama-nippo.com/2012/09/28/尖閣の実効支配強化を-石原都知事インタビュー/より引用開始>

 都知事・オスプレイの配備は必然的なものだと思います。大きな抑止力になりますから。機械に完璧なものなどない。地上を走っている優秀な日本の車だって事故を起こすことはある。 湾岸戦争の時には、湾岸が狭くて航空母艦が入れないので、垂直上昇型の戦闘機を開発したが、戦闘機自体は優秀なものだったんだが事故も多かった。しかし戦争、戦闘という極限状況で、日本のように、「一人でも死ぬ可能性があったらダメ」というのは一種のマスヒステリーだ。<引用終了>

 湾岸戦争について述べている部分が頭から尻尾まで出鱈目(笑)。おそらく知事の言及している垂直上昇型の戦闘機とはAV-8B ハリアー IIのことだと思われるが、この機体の量産開始は1982年である。さらに原型のホーカー・シドレー・ハリアーの部隊配備は1968年。つまり湾岸戦争(1990年8月2日 - 1991年2月28日)のために垂直上昇型の戦闘機が開発されたというのはむちゃくちゃもいいところ。

 それに湾岸戦争ではアメリカのCVN-71 セオドア・ルーズベルト、CVA-41 ミッドウェイ、CVA-60 サラトガ、CVA-61 レンジャー、CVA-66 アメリカ、CVA-67 ジョン・F・ケネディと6隻もの大型空母が参戦しており、「湾岸が狭くて空母が入れなかった」などという事実は存在しないのである。

 さらに戦闘機自体は優秀なものだったが、事故も多かったというのも間違い。たしかに湾岸戦争では5機が撃墜されており高い損耗率を記録しているが、これをあくまでも実戦による損害である。「事故が多かった」と表現するのはいかがなものか。

 いや、専門家でもない知事に一片の軍事的間違いも許さないとまではいいませんよ。でもここまで言うことが違ってはさすがに不味いでしょ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼飯はインスタントラーメン卵入り。夕食はカワハギ・イカ・カンパチの刺身。生野菜、昨日の肉野菜炒めの残り。ビールを2缶飲む。

 その後シアタールームにてWOWOWハイビジョン録画の『ザ・ランナウェイズ』を見る。伝説のガールズバンド、「ランナウェイズ」について何も知らないので、あまり踏み込んだことは言わない。詳しい人に怒られると困るから(笑)。まあ、一番面白かったのはエッチで過激な衣装・曲が男性を対象にしたマーケティングの中から生まれたことではなかったこと。プロデューサーはそのつもりだったけど(笑)。

 「ランナウェイズ」とはボーカル シェリー・カーリーの当時の悲惨な家庭環境、そして「女の許されている居場所は男の膝の上と台所」という台詞に代表される今よりずっとずっと低かった女性というジェンダーの地位、これらの抑圧の中からにじみ出てきた「可能性」であったのだ。

 彼女たちはモラルに挑戦し、モラルと対峙し、そのモラルを一時的とはいえ打ち負かす。しかし、その勝利によって戦うべき対象を失ったカーリーはロックという寄る辺(あるいは精神的支柱といった方がいいか)をもっていたもう一人のヒロイン ジョーン・ジェット(クリステン・スチュワート)と袂を分かつのである。

 カーリーは言う。「私は人生を取り戻したい」そしてその言葉に「これが私の人生なのよ」と答えるジョーン・ジェット。この簡素な台詞で2人の音楽観・人生観を見事に表現した演出にするどく胸をつかれたのは私だけではあるまい。

 ハイビジョン
画質は非常にグレイニー。この「ヨゴレ」具合が映画の内容にぴったりだ(笑)。音声はAACステレオ。ライブ場面での雄大な音場が好ましい。

 その後シャワーを浴びてからチャンネルNECOハイビジョン録画の『アジア秘密警察』を最後まで。いやあ、小林正二と宍戸錠が対峙する場面にはコーフンさせられたなあ。顔を茶色に塗った日本人俳優が奇妙なアクセントの日本語で会話を交わすとてつもなくキッチュな映像であるが、私ら昭和の日本人は東宝怪獣映画も含めてこういうもので育ってきたんだ(そりゃ、あんたが特殊なだけやがな)。

 ほとんど物語に寄与しないのに抜群の存在感を発揮する浅丘ルリ子もすばらしい。今まで見てきた彼女の出演作で一番、「クール」であった。

 ハイビジョン映像は良好。明るく現代的なハイコントラストで猥雑でごちゃついた香港の街並みがよみがえる。

 その後はだらだらと読書。就寝午前3時過ぎ。

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