« 12月25日(火) ノート罵詈雑言 | トップページ | 12月27日(木) 飲尿はまだ16だから »

2012年12月28日 (金)

12月26日(水) サンタクロース・イズ・カミングアウト・トゥ・タウン

 好みの男の子にだけプレゼントを駄洒落。現在、スティーブン・キングの「イット」を読み返している。自炊ファイルをメチルトランでキンドル用に再配列したものなのだが、これがもうたまらないくらい面白い。初めて読むわけでもないのに、恐怖に鳥肌をたてたりジョージ・デンブロウの無残な死に涙したりもう忙しいといったらないのだ。

 この作品は「呪われた村」や「ファイア・スターター」初めて原書で読んだ「ペットセマタリー」などでキングのファンになっていた23歳の男(そりゃあ、私にだってそんな頃があったんです!)をさらに上位存在である「キングの信奉者」に変えてしまったという記念碑的小説なのである。

 その後、「ミザリー」や「トミーノッカーズ」、宇宙的ホラあるいはハイストレンジネス・ストーリーとでも呼ぶべき「回想のビュイック」 ついに完結を迎えた「ダークタワー」 そして最近の傑作群、「アンダー・ザ・ドーム」「フルダーク ノースターズ」(中編集)「11/22/63」等々に出会ってきたけれども、やっぱりこの私にとってキングといえば「イット」なのである。

 こういうキモチ、分かってくれる人はいるかなあ。

 ジェリー アンダーソン、依光隆氏、死去。前者は「サンダーバード」、「謎の円盤UFO」で後者は「宇宙英雄ローダンシリーズ」で(オレはなんだかんだ言っててもローダンシリーズは150巻くらいまでは読んでいたんだ)私の人生に彩を添えてくれた。ご冥福をお祈りする。

 本日は休み。ということは朝から映画三昧だ(笑)。午前9時から缶コーヒーを飲んだだけで上映開始。一本目は3D化された『ハリーポッターと死の秘宝 part1」である。作品そのものについては映画館、2Dブルーレイ、そして今回と三回目であるから、特に付け加えることはなし。ポリジュースで○○に変身したロンが○○の奥さんからキスされるのを見て目を吊り上げて怒るハーマイオニーが可愛いとだけ言っておこう。

 言及すべきはやはり初体験の3D映像。2Dから3Dに変換したとはとても思われないような自然な立体感に驚かされる。ただ、その分、飛び出しの演出はほとんどなし。ハリーに向かって飛び掛ってくるナギニの頭くらい飛び出させても良かったんじゃないのと思った(笑)。

 後はやはりX75Rの性能によるものだけれども、クロストークの少なさとそして優秀な暗部諧調表現も見逃せない。薄暗い場面の多い『死の秘宝 part1」でも3D眼鏡着用によるハンデをほとんど感じさせないほどである。

 昼飯は例の(有)フリーメーソン側のファミレスでロースカツ定食。ゴハンをお代わりしたら腹がぱんぱんになった。危うく飲み込んだゴハンが逆流してくるところであった。

 そして午後から今度はWOWOWハイビジョン録画の『HUNTERS ハンターズ』を見る。廃墟となった軍事施設で5人の男たちが密かに人狩りを楽しんでいた!そしてそこで偶然に保護すべき証人と待ち合わせた刑事が彼らの標的となる!

 人狩りテーマの映画は珍しくないけれども、この映画は異彩を放っている。それは話がむちゃくちゃだからだ(笑)。郊外の廃墟とはいえ人が自由に出入りできるというほとんど公園みたいになっているところで人狩りなんかできるか、あの刑事は上司の指示に逆らって待ち合わせ場所をこの廃墟に変更したのだけれども、いったいその理由はなんだったのか、上司が指示した場所に「そこは追い詰められると逃げ場がなくなります」などと言っていたけれども、廃墟でもやっぱり「追い詰められて逃げ場がなくなって」いたじゃないか。

 あの女とその友人が巻き込まれるのもこれまたまったくの偶然。ダイナーでいかにも曰くありげに提示されたぬいぐるみのクマの占いは一体なんだったのだろう。ハンターの一人も同じ店にいたのでてっきり「獲物の指示」かと思ったのだけれども。

 演出も冗長でこんなテーマの映画なのに途中で退屈してしまった(笑)。

 ハイビジョン画質は良好。HDカメラ撮影によるものと思われる(間違っていたらごめんなさい)透明感のある画質が印象的。なお、この作品ではX75RのMPCで初めてHDモードを使うことができた。今までは画面がざらついてくるので「フィルム」モードでしか見ることができなかったのだ。

 音声はAACステレオ。音場が広大で包囲感もたっぷり。そしてその音場の外から鳥のさえずりなどが聞こえてくる。これはやはりブルーレイレコーダー BZT9300の力だろうなあ。

 夕食は寄せ鍋、カンパチの刺身。ビール2缶(お歳暮のプレミアムモルツだ、ああ、なんという贅沢か)飲んでゴハンを一膳。

 その後シアタールームにて三度プロジェクターを起動。ブルーレイソフトの『スカイ・クロラ』を見たのである。この絵と音がまた凄くってねえ(笑)。映像モード アニメ1 MPC 高解像度を使うと、二重反転プロペラの質感がこれまでとはまったく違うものになったり、パイロット寮(なのか)の壁の複雑な模様が浮き出してくるようになったりする。

 音の方もこれまたDVD-A1UDとプリアンプ AVP-A1HDのデノンリンク接続を大きく上回ってくれる。この組み合わせも凄かったのだが、BZT9300はそこに澄み切ったような透明感を与えてくれるのである。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 その後またまたプロジェクターを起動させて「宇宙戦艦ヤマト 2199 #10」を見たのであった。

 就寝午前1時過ぎ。

|

« 12月25日(火) ノート罵詈雑言 | トップページ | 12月27日(木) 飲尿はまだ16だから »

コメント

> こういうキモチ、分かってくれる人は
> いるかなあ。

「分かるなあ! 分かる……」
 (『君も出世ができる』で笑えた数少ないシーンの植木等の台詞)

 『It』の原作に、悪夢というか幻想というかグループのメンバーの意識に現れるモンスターは、映画の発明から'60年代にいたる怪奇SF映画の集大成みたいな趣がありましたね。

 TVのミニシリーズになった『It』はそのスケールで損をしていますが、少年少女時代に心の傷を負い、恐怖を味わうメンバーの描写には、結構感情移入ができました。

 ペニーワイズの造形・演技はなかなかのものだったと思います。

 今年一年、ダジャレと食事のメニューとレヴューで楽しませていただきました。
 体調に気をつけて、また来年もご活躍ください。

投稿: | 2012年12月31日 (月) 10時32分

名前書き忘れました。
映画虫でした。

投稿: 映画虫 | 2012年12月31日 (月) 10時33分

 こちらこそありがとうございました。

 来年もよろしくお願いいたします。

投稿: エロの冒険者 | 2012年12月31日 (月) 12時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 12月26日(水) サンタクロース・イズ・カミングアウト・トゥ・タウン:

« 12月25日(火) ノート罵詈雑言 | トップページ | 12月27日(木) 飲尿はまだ16だから »