« 12月7日(金) 人間万事サイボーグ化が可能 | トップページ | 12月9日(日) すっぱいブードゥ »

2012年12月 9日 (日)

12月8日(土) ローラは1日にしてならず

 ああいう才能を輩出できるのが日本芸能界の懐の深さというもの(ウソ)。日本でも11月26日に正式発売の運びとなったKindle Paperwhite。 Kindle4で洋書はダウンロード、日本語の書籍は自炊+メチルトランでの文字拡大・リフローという運用に大変満足している私であるが(もう何回も書いております)、このKindle Paperwhiteはそんな私をもひきつける魅力がある。その一つは大変にカッコ良い専用カヴァー。ぴったりとした枠にKindle Paperwhite本体をはめ込んで使うもので、しかも表紙を開けばスリープ解除、閉じればスリープという機能性の高さ。今はKindle4をソニーリーダーのライト付カヴァーに両面テープで貼り付けて(笑)使っているが、こちらはカッコいいものの閉じた表紙が操作ボタンを押してしまい次に開いたらメニュー場面に戻っていたなんてことがあるのだ。

 そしてもう一つの訴求ポイントはKindle Paperwhite本体にライトが内蔵されていること。リーダーのカヴァーにもライトはついている。でも、これはマジックロッドでみゅうとライトを持ち上げ画面を照らすものである。確かに暗い中でも画面を読むことはできるが、周囲の人の視線が痛い。Kindleを使っているだけで好奇の目にさらされるのである。こんな妙なライトを使っていたら「この人なに?」と思われること間違いなしだ。

 その点、Kindle Paperwhiteのライトは内蔵式である。ペーパーホワイトディスプレイの上に貼り付けられたライトガイドが優しく全面を照らしてくれる。これなら周囲の人も気にならない。

 値段もWi-Fi対応機が7,980円。3G対応機でも12,980円。これで米アマゾンのアカウントと統合できるようならそのうち買っちゃうでしょう。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯はちょっと事情があって久しぶりの吉野家の牛丼。玉葱が多くなって逆に肉が若干少なくなったと思うのだが、違うのかな。まあ、それでもこれほどのものが380円で食べられるという凄さに変わりはないけれども。

 夕食はカレイの煮付け、生野菜、マグロの刺身、鉄火巻き。炊き込みゴハンもあったのだがビール2缶飲んで鉄火巻きを食べたらもう打ち止めになっちゃったよ。

 その後シアタールームにてWOWOWハイビジョン録画の『ウィンターズ・ボーン』を見る。<http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id338144/ より引用開始>失踪(しっそう)父親捜しの旅に出た少女の姿を描く人間ドラマ。薬物中毒や貧困といった社会問題を盛り込み、過酷な境遇を力強く生きる少女の成長物語を紡ぎ、サンダンス映画祭グランプリなど世界各地の映画祭で絶賛された。<引用終了>

 この紹介文はちょっとというか、かなりニュアンスが異なっておりまして(笑)、失踪した父親、彼を見つけて裁判に出席させないと保釈金の担保になっていた家と地所を取られてしまうという立場に陥った主人公というのはその通りなのだが、彼女は父親探しの旅に出たりしない。早い段階で死んだらしいことが分かって後は保釈金の担保を消すために“死んだ証拠”探しに奔走するのである。

 また、薬物中毒・貧困という社会問題に踏み込んだというよりは、地域のコミュニティが丸ごと『悪魔のいけにえ』化したといった方がこの映画をイメージしやすいと思う。この地域を牛耳るリーダーはゆるい血縁関係を軸にしてグループを作り麻薬の製造・販売にいそしんでいる。主人公の父親はこの組織を密告しようとして殺されてしまったのである。人々は麻薬製造販売に手を染めることにも裏切り者を処分することにもなんら罪の意識を持っていない。そして恐ろしいことに保安官までもがこのコミュニティに組み込まれているのである。

 『悪魔のいけにえ』はお洒落な都会人に対する田舎の巨大な悪意として描かれた。この『ウィンターズ・ボーン』はその悪意が田舎の一員であるはずの主人公たちに向けられている。

 ハイビジョン画質は非常に良い。陰鬱で寒々とした貧乏な寒村の風景を見ているとこっちまでずーんと気分が落ち込んでくるくらい(笑)。音声はAAC5.1チャンネル。ヴォリュームを大きめにすると吹きすさぶ風の音がシアタールームを包み込む。やっぱりずーんと気分が落ち込んでしまう。

 その後シャワーを浴びて今度はWOWOWハイビジョン録画の『あぜ道のダンディ』を液晶テレヴィ ブラヴィア 32EXでみる。光石研と田口トモロヲのコンビは非常に宜しい。人生の悲哀を嘆きつつそれでも生きていくしかないのだ、前へ進むしかないのだと語り合う姿に共感を覚えぬものはおるまい。

 光石研が自分がガンではないかと怯え、半ば死を覚悟して精密検査の結果を聞く前に猫を抱いた遺影を作ったり、先走って田口トモロヲに自分の子供たちの将来を頼んだりといったギャグもしみじみおかしくて私好み。

 ただ、肝心の子供たちとの関係がなあ。二人の子供、浪人 男と受験生 娘が口も聞かなかったり父親が作った食事を「重いから」と食べなかったりしたのに内心では父親のことを凄く大切に思っているというのはちょっとご都合主義に過ぎないか。だいたいそんな風に思っていたら二人ともそろって東京の大学に入学、妻に先立たれたさびしい父親を一人残していくようなことをするかね。光石研の父親が「オレのことは気にするな」としつこく言っていたのかも知れないが(笑)少なくとも二人の子供の葛藤を描くことが必要だったのではないかと思う。

 ちょっと残念な映画になってしまいましたな。

 なお、液晶テレヴィでの視聴なので画質・音質の評価は控えさせて頂く。

 その後はいろいろ。そろそろと学会例会ネタの準備をせねばなるまい。就寝午前4時過ぎ。

|

« 12月7日(金) 人間万事サイボーグ化が可能 | トップページ | 12月9日(日) すっぱいブードゥ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 12月8日(土) ローラは1日にしてならず:

« 12月7日(金) 人間万事サイボーグ化が可能 | トップページ | 12月9日(日) すっぱいブードゥ »