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2013年1月24日 (木)

1月22日(火) 『アセンションのメリークリスマス』

 大島渚監督追悼駄洒落。もっとも私はこの人の映画を一本も見たことはないけれども。だって反骨の映画監督なんて存在苦手なんだもん。映画『カサンドラクロス』を見た。子供の頃にみた豪華な客車を取り囲んでいた防護服姿の兵士たちという強烈なビジュアルがいまだに心に残っている映画であるけれども、実際見てみたら変な映画だなあと(笑)。

 アメリカがわざわざ世界保健機関WHOで密かに培養していた病原菌に感染した乗客たちを列車ごと処分しようと言うのは分かる。でもその方法が通ったら壊れるかもしれない、いや、壊れたらいいなあという鉄橋に突進させるというのはいかがなものか。なぜ、そんなあいまいな方法を採らなければならないのだ。それにそもそも鉄橋から落としたって乗客は死ぬだろうけど病原菌は根絶できないぞ。

 しかも、その鉄橋に見張りもおいていないから難を逃れた主人公たちがわらわらと逃げ出したりするのだ。な、なんじゃこりゃ。

 豪華なスターたちの饗宴、美しい車窓の風景等々、見栄えは大変にいいのだが、肝心のお話がこれではねえ。お洒落なヨーロッパ映画にだってやっぱりこんな「日向のウンコ映画」(日向のウンコ 外側はかっちりしているけど中はぐずぐずという意味)は存在するんだよ。

 1月21日の日記で<受験生が願書を出しました。桜宮高は「はい、分かりました、願書を受け取りました。試験を受けていただいて結構です」という一種の契約をなぜ一方的に、しかも受験の一ヶ月前になって反故に出来るのだろう。>と書いたのだが、ブログの方に「出願は受験の一週間前である」とのご指摘を頂いた。桜宮高校のHPで確認してみるとたしかに<出願期間 : 平成25年 2月13日(水)~14日(木)>である由。

 つまりは受験を反故にされた受験生は存在していなかったのだ。ここにお詫びして訂正するものとする。どうも申し訳ありませんでした。子供も奥さんもいないものでその手の情報に大変うといのであります。今度はもう少し調べて書きます。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に未羅来留亭でラーメン+替え玉。相変わらずしょっぱいスープだけど、何か美味しい。体に悪い、もうやめなくちゃとと思いながらも蓮華が止まらない。今度は替え玉なしでゴハンを食べてみようか。

 夕食は鰹の叩き、野菜炒め。ビールを2缶飲む。ゴハンは永谷園のお茶漬けのりでお茶漬け。お歳暮で貰っていた梅干を入れたのだが、これがすっぱくてすっぱくてついついゴハンを追加しちゃったよ。

 その後シアタールームにてレンタルブルーレイの『クーリエ』を見る。主人公は指定の時間に一秒の狂いもなく荷物を送り届けるプロの運び屋 クーリエ。その彼が突然現れた謎の男に「イーブルシビル」という男に荷物を届けろと強要に近い依頼を受ける。

 主人公はそのイーブル・シビル探しに奔走するのだが、その過程で彼の意外な過去があぶりだされていく・・・というストーリーなのだけれども、あれれ、途中からクーリエという仕事がどうでも良くなっていないか(笑)。拷問にこだわるスタイリッシュでそして途方もなく間抜けな殺し屋のリリ・テイラー、エルヴィス・プレスリーのコスプレというセルフパロディなカッコで現れるミッキー・ローク等々という個性的なキャスティングが印象的だけれども、ストーリーが破綻していると言われても仕方のない作品である。

 まあ、この映画の目指したのはそんなものではないとは分かっているのだけれども。

 ハイビジョン画質はあっさりとした発色が気になる。これはハイビジョンカメラでの撮影なのか。音声はDTS-HDマスターオーディオ。リア音場の情報量が必要以上に豊富だ(笑)。

 その後シャワーを浴びてあれこれ。飯島真理師匠の「sudden kiss」を96khz-24bit、192kHz-24bitにそれぞれアップコンバートしてNASにコピーしたりする。音質のテストは明日回し。

 そして午後11時半からWOWOWハイビジョン録画の『日本残侠伝』を見る。ストーリーこそオーソドックスな日活任侠ものの域を出ないが、マキノ雅弘監督の演出はそこにむごたらしいまでのリアリズムを与えている。その良い例がラストの高橋英樹で、敵の非道なヤクザの親分を切り殺すという本懐を遂げたのにも関わらず初めての殺人に激しく動揺し、ドスを握り締めたまま固まっている指を一本、一本苦労して引き剥がすのである。

 何をやっても根が明るいキャラクターという高橋英樹の役者としての印象をがらりと変えてしまう名場面だ。

 ハイビジョン画質は実に宜しい。MPC映像プロファイルの「高解像度」を使うと細かい部分が浮き上がってきて最新の映画に劣らぬほどの解像度を見せ付ける(ちょっと大げさ?)。あの神輿の場面など実物を目の前で見ているのではないかという錯覚にとらわれるほどだ。

 終了後は本を読みながらテレヴィ。就寝午前3時半。

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コメント

> 『カサンドラ・クロス』
ツッコミどころに事欠かない大作ですが、劇場で見ていた時にはな~んにも気にならなかった。ゴージャスな大作という印象だけが残る大作ですね。

マーティン・シーンは、今見るとチャーリーと見分けがつきません。ぼくも再見したとき、屋根伝いに移動するシーンの列車入れ込みのショットが、がうまく繋がってないとカミさんに指摘されて、なるほどと思いました。(言われないと分からない)

投稿: 映画虫 | 2013年1月24日 (木) 19時18分

 >マーティン・シーンは、今見るとチャーリーと見分けがつきません。

 私も親父の方かと気づくまで混乱してしまいました。

投稿: エロの冒険者 | 2013年1月25日 (金) 17時10分

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