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2013年3月 5日 (火)

3月4日(月) キリングフィールドすくい

 まあ、夜店の金魚すくいは金魚にとってのキリングフィールドみたいなものですから。ラーメン小久保へ行った。いつものごとくラーメンを頼んで替え玉しようとしてはっと気づいた。今日はオレ、金持ってない、外出する前に財布の中身をチェックするのを忘れていて550円しかない。これでうっかり替え玉を頼んでしまったらオレは無銭飲食の人になってしまう。幸い小久保のランチタイムにはラーメンに無料でおにぎりかゴハンがつく。私はいかにも最初っから替え玉を頼むつもりはなかったような顔をしてラーメンとお握りを食べ500円を支払って店を出たのであった。

 あー、替え玉を注文する前に財布の中身を思い出して良かった。ラーメンと替え玉を頼んで50円も金が足りなかったなんてことになっていたら警察に突き出されていても仕方のないところだった。いやいや、それですめばまだ良い方だ。新聞記事になってしまうかも知れない。ただでさえ貧相な私の顔写真付で「悲しき独身中年、財布の中身は557円」とか書かれたらオレ、恥ずかしくって町内に住んでいられないよ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に前述の小久保のラーメン。夕食は珍しくビールは飲まずにゴハンを2膳。オカズは鰹の叩き、レタス・トマトの生野菜、後は野菜の炊き合わせ。

 その後シアタールームにてWOWOWハイビジョン録画の『火車 ヘルプレス』を見る。これはタイトルどおり宮部みゆき先生の『火車』を韓国で映画したもの。日本では劇場公開されずこのWOWOW放送版が本邦初公開となった。韓国版の監督 ピョン・ヨンジュは原作では早々に退場することになった婚約者の男の立ち位置を大きく改変し、だまされても裏切られてもそれでも女を愛しているという強烈な感情を映像に込めさせる。原作とはまた違った形で人間を描こうとする試みに拍手を送りたい。

 ラストは大きく改変されており、韓国らしい大変にベタなメロドラマになっている。これも悪いものではないが、ストイックな原作のラスト、余談ながら私はこの「火車」が宮部みゆき文学の中でも最高のものだと思っている、の方が私はやっぱり好きだなあ。

 キャラクターとしては婚約者の男に頼まれて女を捜すいとこの元刑事(賄賂で首になった)キム・ジョングンがいい。韓国映画はこういう風采が上がらないという形容がぴったりなカッコ悪いオヤジキャラクターの使い方が実に上手いのだ。

 ハイビジョン画質は非常に良い。字幕にジャギーが散見されるものの、抜けのいい現代的な高画質である。音声はAACステレオ。AACとは思えぬほどの分厚い音が楽しめる。こりゃ確実に電源ケーブルのおかげだよなあとにやにやしてしまった。

 その後シャワーを浴びて原稿書き。お茶の間科学ってそんなおかーさんと小さな娘さんが台所でフツーのゴハンとパックのゴハンを並べて腐敗実験。フツーのゴハンは直ぐに腐ったけれどもパックのゴハンは長持ちする、大変だ、パックのゴハンには何か変なものが入っている。いくら原稿のためとは言え、そんな文章を読むのは本当に苦痛だ。

 午前1時過ぎまで原稿やって後は読書やテレヴィ。就寝午前3時半。

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