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2013年4月16日 (火)

4月15日(月) 「不能刑事」

 不能を利用して難事件を次々に解決ってどんな話か。WOWOWハイビジョン放送のコーマン監督作 『侵入者』を無事に録画することができた。本編を五分ほど液晶テレヴィ、ブラヴィア 32EXで観てみたのだが、なかなかすっきりとしたモノクロ画像。ややフィルム傷が目立っているけれどもこんなマイナーな映画にはもったいないような好画質(高画質とはちょっと意味合いが違う)だ。

 冒頭にはコーマン御大へのインタビューが収録されている。コーマン御大ったらやっぱりここでも「気合入れて作ったんだけどなあ、まじめすぎて全然当たらなかったよ」とぼやいている。映画『侵入者』とコーマン御大のこのボヤきはセットになっているのである(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に回転寿司で7皿。本当にこのクラスの回転寿司と言う奴は「凄く美味しい訳でもないし、無論、まずい訳でもない、そしてそれなりの値段がするのになんか納得してしまう」という食べ物の代表みたいなものだな。

 夕食はかつおの刺身、酢豚、生野菜。ノンアルコールビールを飲んでゴハンを一膳。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『レンタネコ』をみる。荻上直子監督の最新作。レンタネコ屋を営みつつ、飄々と生きる変な女、市川実日子を使って人間の“寂しさ”という感情の普遍化を試みた作品である(ほ、ほんとうか)。一見、この映画の主題はレンタネコであるかのようだが、実はその役目をになっているのはレンタネコのお客さんとなる4人の人間たちである。それぞれネコとのふれあいを通してささやかな幸福を得る彼ら、彼女たち。

 レンタルされているのは何もネコだけではない。観客はいわば、彼ら、彼女たちを荻上直子監督からレンタルさせてもらい、彼ら・彼女たちの安寧を共に感じ取っているのだ。

 ネコを載せたリヤカーを引きながらメガホンを使って客引きをする市川実日子、まるで石焼き芋屋のような「レンタ~ネコ♪ネコ、ネコ♪寂しい人に~猫、貸します」という口上が強く印象に残る。非常にファンタスティックな物語で主人公には現実的なところがほとんどない。でもこの口上を聞いていると、どこかの川原でふと、彼女に出会えるような気がしてくるのが不思議である。あ、出会ったとしても俺、猫嫌いだからレンタルは頼みませんけどね。レンタ亀というのがあったら喜んで利用するかもしれないけど。

 ハイビジョン画質は画像が安定せず、破綻が多い。解像度は高いものの、あれほどモザイクノイズがでていては興ざめしてしまう。音声はAACステレオ。これがステレオながら広大な音場を形成し私を包みこんでくれるのだ。BGMの品位も高くなんだかほわんと幸せな気分になってくる。

 その後シャワーを浴びていろいろ。

 午後11時過ぎからプロジェクターを再起動させ今までちびちび見ていたWOWOWハイビジョン録画の『チェイサー』を最期まで。ある一つの文書をきっかけに自分の周囲の世界が不気味に歪んでいく様はポリティカル・サスペンスというよりは純粋なホラーに近い。これがアラン・ドロンだから勇敢に立ち向かっていくが、私などがこんな目にあったら「ひいい」と叫んで警察に駆け込み、でも相手にされず追い出されたところを殺し屋の車にひき殺される羽目になるだろう(笑)。

 ハイビジョン画質は良好。特にねっとりと沈む黒が最高だ。

 その後はまたいろいろ。就寝午前2時半、ああ、明日は胃カメラ、いやだなあ。

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