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2013年4月30日 (火)

4月29日(月) 「グロいトランク」

 わあ、トランクの中から死体が!実はオリジナルの鬼貫(おにつら)警部と丹那(たんな)刑事の物語を私は読んだことがない。小林信彦の「オヨヨ大統領シリーズ」「神野推理シリーズ」等に登場するパロディの鬼面警部と旦那刑事は良く知っているけれども(笑)。

 今年のトンデモ本大賞2次回は一般の人の参加もできますよ。トンデモ物件の発表もできますよ。http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_130415204233_1.htm もちろん、私も参加します。「フューチュラマ」のベンダーTシャツを着て開始30分で早くもべろんべろんです(大げさ、大げさ)。

 安全食堂での不思議なる出来事。常連らしいおじいさんとそのお孫さんらしき人が隣に座っていた。そのおじいさんの分と思しき麺を店の人がゆでた後に水で締めているのである。私は「ふーん、おじいさんだから食べるのが遅くて、その分、麺が延びないようにしているのかなあ」と感心したのである。何しろ、安全食堂の麺は加水率の低い極細麺。寿限無の五香くらいでもう麺が延びはじめてしまうのだ。

 そして自分のラーメンを食べながらひそかにおじいさんを観察していると(笑)、思ったとおり実にゆっくりと食べていた。慈しむかのような味わい方であった。私は大きくうなずいて「ウム、できれば私もあのような年の取り方をしたいものだ」と思ったのである。

 でも、いい話なのはここまで(笑)。おじいさんの箸が止まった。もう満腹でこれ以上食べられないらしい。するとお孫さんが店の人からビニール袋を貰って残った麺を入れ始めたではないか。麺が終わったら次はスープか、家に持って帰って温めなおして食べるのかなと思ったのだけれども、お孫さんは麺だけ入れてスープは無視。代わりにカウンターに常備してあるゆで卵の殻を剥き始めた。えっ、えっと私が戸惑っているうちにお孫さんは殻を剥き終えた卵をビニールの袋に入れたのであった。

 麺とゆで卵、その珍妙なる組み合わせが入ったビニール袋が私の横のカウンターにとんと置かれた時には、動揺を隠し切れなかったですよ(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、久々に膳のラーメン+替え玉。込んでいたのでちょっと待ち時間があったのだけれども、その甲斐あって(?)、窓際の二人席テーブルに案内された。いつも一人で食べる私は(さびしくなんかないやい)、このテーブルで食べるのはもちろん、初めて。二人用だから小さいけれどもちゃーんと割り箸、水、ゴマ、胡椒、紅しょうが、ラーメン出汁、にんにくがセットされている。今日のラーメンの味はさほどでもなかったけれども、両隣を気にせずに快適に食事をすることができた。

 夕食はマグロ、黒鯛の刺身、お中元で頂いた煮あわび。後は生野菜。あわびがとにかく美味い。薄くスライスして一緒にパックされていただし汁、わさび醤油、レモン等で食べたのだがぎゅっと凝縮された旨みがたまらない。ビールが進んで進んで困るほどでしたよ、まあ、2缶だったけれども。

 ゴハンは冷や飯を使って炒飯。具はチャーシューと玉葱だけ。めんつゆがなかったのでその代わりにマヨネーズを極少量投入する。最期に醤油をちょいと足せば十分に美味しくなるのだ。

 その後シアタールームにてハイビジョン録画の『依頼人』を見る。韓国映画としては珍しい法廷サスペンス劇。カン・ソンヒ(弁護士)/ハ・ジョンウアン・ミンホ(検事)/パク・ヒスン ハン・チョルミン(容疑者)/チャン・ヒョクチャン・ホウォン(事件紹介ブローカー)/ソン・ドンイルの主要キャスト4人を筆頭に、濃いキャラクターばかり。特に実際の裁判でのハ・ジョンウとパク・ヒスンの火の出るような緊迫したやり取りは一見の価値アリ。韓国映画の成熟を十分にうかがわせるものとなっている。

 ただ、ストーリーにはかなり出鱈目なところがあって、見ている間中ツッコむのに忙しかったりするわけで(笑)。まず、チョン・ヒョクチャンを現場ですぐに逮捕してしまうのが良く分からない。その時点で殺されたとされる妻の死体も発見されていないし、アリバイの解明にも至っていないのに。物的証拠だってろくにありゃしないのである。パク・ヒスンは外部からの侵入は考えられない、犯人は夫以外に考えられないと言うのだが、妻の夥しい血痕が発見されたとき、玄関の鍵は開きっぱなしだったのだ。そして酷いことに犯行を裏付ける重要な証拠であるはずの防犯カメラの映像を検察が囲い込んでしまい、弁護士側に見せようとはしないのである。

 特に防犯映像の件は日本だったら大問題になると思うのだが。

 ここからネタバレ

 実際の犯行もかなりアレなもの。結局、チャン・ヒャクチャンが妻を殺していたのだが、その遺体を何かのカバーで来るんでベランダからぽいっ!夜中とは言え大胆なことをしますなあ(笑)。でもこんなことをしても彼自身がマンションから出るときには防犯カメラを逃れることはできないはずなのだが。まさか、この男も飛び降りたのではないだろうな。

 ハイビジョン画質は良好。暗部の見通しが非常に宜しい。音声はAAC5.1チャンネルサラウンド。環境音の演出が巧みで、リアを通り過ぎる車の音が物凄くリアル。

 その後シャワーを浴びて午後11時過ぎにプロジェクターを再起動。チャンネルBECOハイビジョン録画の『あばれ騎士道』を見る。悪役の小高雄二の線が細い。冷血なる犯罪者の筈なのだが、弱くて弱くて見ていていらいらしてくる(笑)。これでは宍戸錠と渡哲也のコンビに対向することなどとてもできやしない。

 ラストのギャングどもを追い詰めるオートバイ軍団の絵は新鮮だが、周りをぶわんぶわんと走り回ってばかりで埒があかん。どうもだらだらしてしまって終盤の展開からスピード感を奪ってしまっている。

 モノクロハイビジョン画質は非常に良い。ずしりと沈む黒、対称的に私の目を焼かんばかりにぎらつく自動車・オートバイのヘッドライト。液晶プロジェクターを使っていた頃を考えるとまさに夢のようなハイコントラストだ!

 就寝午前2時半過ぎ。

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