« 8月16日(金) 「ふぉん・一みりしいべるとの娘」 | トップページ | 8月18日(日) キラアクネーム »

2013年8月18日 (日)

8月17日(土) 「ファールボール昆虫記」

 どんな昆虫記だ。昨日の大不調からようやく回復。起床してみると昨日の異様なまでのダルさはまったくなく、それどころか身が軽くて思わずタップダンスを踊ってしまったくらい・・・というのはウソで(笑)まだ多少の違和感はあるものの、仕事に差し支えない程度となった。

 やれやれとおき出してシャワーを浴び、いや、このシャワーも2日ぶりだよ、事務所へ出る。相変わらずクソ暑いのでそろそろと試運転。無理をすると今度こそばったり倒れてあの世行きなんてことになりませんからな、慎重に新調に仕事を増やしていきました。

 その甲斐あってか、順調に仕事は進む。しんどい肉体労働である物件の掃き掃除もなんとか終えることができた。後は飯を食うだけだ。というのもこの時点で絶食39時間を経過していたのにまったく空腹感を感じなかったからである。何か飲み込んだとたん、げええとはいてしまうようなことさえありかねないではないか。

 ここはひとつ、好きなものをどんといこうということで大胆にもゆきみ家の味噌ラーメン&小ゴハンにチャレンジ。いささか無謀かと思われたが無事、完食。さすがに最後の方は少しもてあましてしまったけれども吐き気を感じることなどはなかった。その代わりに食べ終えた瞬間に便意を催し飛んで帰って盛大にひりだしたけどね(笑)。

 夕食はその分食べられず。麦茶をがぶがぶ飲みながら冷麺を通常の半分の量ほど。

 その後シアタールームにてWOWOWハイビジョン録画の『少年は残酷な弓を射る』を見る。後に家族・高校の友人達への大虐殺を行うことになるサイコパスの息子とその母親の関わりを時間軸を複雑に絡ませながら徹底的に母親の視点を通して描いたもの。この息子は完全な怪物であり、世の母親という存在にとっての悪夢を具象化したに等しい。

 ただ、この映画ではこの怪物を異形のものとして突き放したりはしない。虐殺事件のその後、母は被害者の遺族や町の人からさまざまないやがらせを受けながら(いきなりびんたをくらう、家や車に真っ赤なペンキをぶっかけられる)そこに留まり、息子との面会を続けるのである。

 彼女と息子は徹頭徹尾、母と息子の関係を継続させ続けるのだ。

 またこの映画は映像の使い方が実に上手い。冒頭の闇夜に翻る白いカーテンと場違いなスプリンクラーの音、この二つの組み合わせが何を意味するのか後半で判明した時、思わずわあと声が出ましたよ。いや、うすうすあれもこれも殺されているのは分かっていたのだが、これが冒頭のあの場面につながるとは思ってもいなかったもので。

 ハイビジョン画質は通常レベル。暗部のノイズが酷く縞状の模様が出てしまうことがあった。音声はAAC5.1チャンネル。このサラウンドが濃密でまた人の神経をかき乱すような音作りがなされている。一言で言って大変に不愉快なサラウンドだ(笑)。

 シャワーを浴びて自炊作業など。西澤保彦先生の「必然という名の偶然」、海堂 尊先生の「極北のクレーマー」 どちらも文字拡大してキンドルに入れる。

 午後11時過ぎから今までちびちびと見ていたチャンネルNECO HD録画の『極道ペテン師』を見る。主題となっている詐欺はあまり面白くない。だってあまりにも計画がずさんなんだもの(笑)。ただ釜ヶ埼オールロケで撮影されたというスラム街の人々のイヤーなヴァイタリティには圧倒されてしまう。

 またフランキー堺と戦争の関わりの描き方が見事。途中から母親の分からない子供が「父ちゃん、父ちゃん」とまとわりついてきて困り果てるフランキー&詐欺仲間であるが、なんとその子供は広場に24年間放置されていた米軍の不発弾で粉々になってしまうのだ(わああ)。

 少年兵の頃、爆弾を落とされたが不発弾で助かったという過去を持つ堺はその因縁を考えずにはいられない。「わての周りでは24年間たってもまだ戦争が終わっていないのや」 この台詞は当時の日本人の思いそのものではなかったか。

 ハイビジョン画質は大きな破綻はなく、落ち着いて見られる好画質(高画質ではない)。

 その後テレヴィをだらだら。なかなか眠くならず就寝は昨晩と同じく午前4時過ぎとなった。

|

« 8月16日(金) 「ふぉん・一みりしいべるとの娘」 | トップページ | 8月18日(日) キラアクネーム »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 8月17日(土) 「ファールボール昆虫記」:

« 8月16日(金) 「ふぉん・一みりしいべるとの娘」 | トップページ | 8月18日(日) キラアクネーム »