« 9月13日(木) サンバルカンの水煮 | トップページ | 9月14日(土) 横綱 揚げ物 »

2013年9月14日 (土)

9月13日(金) 「性教育新聞」

 やめろ、エロの冒険者、これはさすがにマズイだろ!中国の空母など実験艦・練習艦のようなものでまだまだ戦力たりえるものではない。第二次大戦でドイツ海軍が、空母グラーフ・ツェッペリンを完成させたとしても足の極端に短いメッサーシュミットBF109T(艦上型はたしかこの型番だったと思う)で何ほどのことができたのかと同じことで、空母は空母機動部隊の中心となるべき存在であり、空母一隻保有したところで、役に立つものではない。

 だいたい、陸軍国が大型海上戦闘艦を保有すると碌なことはやらないのである。先のドイツ海軍では最新鋭の大戦艦ビスマルクを重巡プリンツ・オイゲンとのコンビでイギリスに対する通商破壊戦に送り出した。ポケット戦艦ではなく、れっきとした戦艦に通商破壊をやらせるなど正気の沙汰ではない。もちろん、この時点でというか、ドイツは第二次大戦の最後の最後まで海上航空兵力を保有できなかったから航空機の護衛など望むべくもなかった。

 (註 当初、この通商破壊戦 ライン演習作戦には巡洋戦艦 シャルンホルストとグナイゼナウが参加する予定であったが両艦とも機関故障や戦闘による損傷でドッグいり。作戦に加わることはできなくなった)

 イギリスもイギリスでこんな訳の分からぬ奴ら(笑)は放っておけば良かったのに・・・は言いすぎ、言い過ぎ。イギリス人には強力な戦艦にうろちょろされたらとんでもなく面倒くさいことになるという認識があったから。まあ、それでも空母や駆逐艦を貼り付けておいていやがらせ程度の攻撃に終始していれば良かったのに、わざわざ巡洋戦艦フッドと最新鋭戦艦プリンス・オブ・ウェールズ(ただし、未完状態、乗組員も完熟訓練が済んでいない状況であった)を迎撃に向かわせ、ビスマルク側に幸運があったにせよ、あえなくフッドを沈められてしまう。プリンス・オブ・ウェールズもかなりの損害を受けた。

 フッドは旧式艦ではあったけれども戦前から英国民に広くしたしまれた軍艦であり、その喪失による心理的ダメージは計り知れなかった。

 しかし、ビスマルクの活躍もここまで。この時点でとっとと帰還していれば良かったものの、その後の度重なる航空攻撃、いや、奥様、何しろ航空機の護衛がありませんでしょ、名うての低性能機ソードフィッシュにいいように嬲られてついには魚雷で中央スクリューを壊されてしまったんですのよ、多量の浸水が発生してビスマルクは舵がきかないわ、7ノット以上の速度を出せないわとさんざんな状態になったんざますの。

 そして戦艦キング・ジョージ5世、ロドニー、重巡洋艦ノーフォーク、ドーセットシャーに捕捉されてぼこぼこにされてしまう。ビスマルクは自沈を敢行、就役からわずか9ヶ月余りの歴史に幕を閉じたのである。

 (えー、このあたりは話を面白くするためにちょっとした誇張が入っております。多少の歴史的な食い違いは気になさらないようにお願いします)

 基本的には陸軍国である中国がそう簡単に空母機動部隊運用のノウハウを習得できるはずもなし。過剰に警戒して「日本も空母」などと言い出す必要はまったくありません。

 (註 海軍国のイギリスも駄目じゃね?とか、ビスマルクと中国空母を一緒にするのも無理がなくね?と思わないでもないけれども、えい、気にするな。こういうのはやったもの勝ちなのだ)

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にまるきんラーメンでラーメン+替え玉。非常に上品で純粋なスープに一驚。豚骨特有のしつこさはまったく感じられないのに、旨みが豊富なのである。麺も非常に上質で細めんなのにぷるぷるしこしことしている。

 ただ、ソレが私の好みに合うのかというと微妙なところで(笑)。私としてはスープはもっと下品なほうがいいし、麺にも低加水率でごそごそがさがさした猥雑さが欲しいのである。

 夕食はカワハギの刺身、生野菜、チキンカツ四切れ(まだあったんだよ)、ブタ汁。ビールを2缶飲んでゴハンを一膳。

 時間が遅かったので映画はなし。読書や録画コンテンツのCMカット作業など。午後11時半からプロジェクターを起動させてチャンネルNECO ハイビジョン録画の『狼は生きている』を見る。大正末期の東京 新吉原。女中づとめさせるからといって娘を集め容赦なく遊郭へ叩き込む悪徳口入屋が横行していた。そんな中、女郎の足抜けを請合う謎の男、おいらん権パ(小林旭)。彼は遊郭に火を放ち、その混乱に乗じて女郎を逃がすのだ。彼は悪徳商人 銀次(高品格)に騙されて遊郭へ売られてしまった妹を捜すために、全国の遊郭でこの荒行を続けていたのである。

 今の目からみると銀座旋風児以上にファンタスティックなキャラクターだが、それでも浮いてしまわないのは一重に物語の骨格が非常にしっかりしているから。過酷な運命に翻弄される女郎たちの姿を丁寧に描き、その不条理をもって小林旭にスポットを当てるその巧みさは長年、日活映画を見てきた私をも十分に魅了してくれる。謎の男、おいらん権パの過去が妹と瓜二つ(笹森礼子の2役)のやくざのお嬢さんとの会話を通して明らかにされていく構成もいい。ストレートに小林の口から語らせちゃうとあまりに浪花節になりすぎてしまい、女郎たちの苛烈な生活というリアリズムが減じてしまうのである。

 あまりに出来が良い映画なのでブルーレイで保存することにした。

 ハイビジョンモノクロ画質は優秀。柔らかな画像であるが細部の情報が良くでておりとげとげしさのないHD映像が楽しめる。暗部の諧調も良く出ておりくらい場所にたたずむ人影という難しい場面も難なくこなしてくれる。

 終了後はだらだらテレヴィ、読書。就寝午前3時過ぎ。

|

« 9月13日(木) サンバルカンの水煮 | トップページ | 9月14日(土) 横綱 揚げ物 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 9月13日(金) 「性教育新聞」:

« 9月13日(木) サンバルカンの水煮 | トップページ | 9月14日(土) 横綱 揚げ物 »