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2013年9月24日 (火)

9月23日(月) 『紳士は金バッヂがお好き』

  マリリン・モンローの映画『ナイアガラ』鑑賞記念駄洒落。土山しげる先生の「大食い甲子園」が面白い。前作の「喰いしん坊」はとりあえず普通の人間社会に無理やり大食いの概念を持ち込んだもので、それはそれで面白かったのだけれども(笑)物語が進むにつれてその無理が拡大し、世界大食い選手権のあたりではついにそれを吸収することができなくなってしまった。

 その世界観を引き継いでいるこの「大食い甲子園」ではすでにプロ野球、プロサッカー並に大食いという競技が根付いており、野球の甲子園よろしく高校の大食い部員が日本一を目指して奮闘する物語なのである。前作の違和感をこの設定によって払底し、さらなる大食いの魅力を引き出す土山しげる先生の力技を見よ!

 凡百の漫画家ならば、奇怪奇天烈な大食い高校を登場させたり、あまりにも非現実的な大食い必殺技(「喰いしん坊」ではこの大食い必殺技が辛うじて可能な範疇に留まっている)を連発させて興を殺いでしまうところだろうが、土山しげる先生は、まず、数多のページを費やして、この大食い世界のディテールを積み上げていくのである。大食い甲子園の常連高がやたらに威張っていたり、ある有力選手がやむを得ない理由で禁止されている個人の試合をやってしまい、出場停止処分を受けたり、「一杯にかけろ、この青春!」といういかにもなポスターまで作ってしまう。

 他作品では無理やりな駄洒落を連発して顰蹙を買っている土山しげる先生だけれども、いや、いかになんでも鶏天具カレー(鶏天狗)は酷いとおもうのだ(笑)、この大食い甲子園は断然良いぞ・・・と思っていたらもう連載は2011年7月に終了しており、単行本も6巻どまりだそうな。

 皆さん、105円本ばっかり追いかけているとこんな頓珍漢なことを言ってしまう羽目になるのであります。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に膳でラーメン+替え玉。スープが重くちょっと残念な出来。夕食は秋刀魚の刺身、生野菜、冷蔵庫に残っていたすき焼きの材料を適当に煮たもの(笑)。ビールを2缶飲む。すき焼きの材料を適当に煮たものはいかにも冷蔵庫の中身整理メニューなのであるが、生卵をぶちこんで食ったら存外に美味しかった。

 その後シアタールームでチャールズ・ブロンソンの『テレフォン』を見る。いやこれがもう壮大な「熾烈な東西冷戦の後始末」映画でありまして、サボタージュのために米国内に潜入していたスリーパーのエージェントたちが一本の電話で暗号を伝えられることによって殺人機械に変貌、様々な軍の施設に特攻を敢行するのだが、何しろ旬を過ぎているものだから、当時は重要だった軍施設も今では単なる駐屯基地になっていたりする。

 そうとも知らず、、事前の洗脳プログラミング通りに突っ込んでいくエージェントの皆さんの姿に私は涙をこらえきれなかったよ(ウソ)。

 そのせいか、ラストでちゃっかりこの状況を利用し米ソ両国の動きを封じて姿をくらませてしまうブロンソンがちょっとずるく見えてしまった。

 ハイビジョン画質はペケ。アウトフォーカスで発色もぱっとしない。あからさまなジャギーにも閉口させられた。音声はモノラル。爆発音のすさまじさのみよし。

 その後シャワーを浴びダビング作業など。

 午後11時過ぎからプロジェクターを再起動させてWOWOWハイビジョン録画の『ナイアガラ』を見る。この映画の見所はなんと言っても色っぽさが淫蕩のレベルに達しているマリリン・モンロー。必要もないのにぶりぶり尻を振って歩くその姿(いわゆるモンローウォーク)はまさに男の視線掃除機であり、そりゃ、こんなヨメ貰ったら旦那(ジョゼフ・コットン)が狂うのは無理もないと変な納得の仕方をしてしまう。

 またモンローの愛人の人間としての姿がほとんど描かれないのは悪女としてのモンローをより光り輝かせるため。モンローにとって見てくれが良くってセックスが強くて、自分の夫殺しの計画に乗ってくれる男なら誰だっていいということを暗示しているのだ。

 ハイビジョン画質は美麗そのもの。テクニカラー用の映像プロファイル フィルム3が絶大な効力を発揮し、人工的な色彩の奔流であるテクニカラーにリアリティをいう衣をまとわせる。特にモンローのスキンカラーの表現が絶妙。今まで色彩に埋もれがちな産毛を残酷なまでにはっきりと映し出してしまう。

 古参の映画マニアにぶん殴られそうだけれども(笑)この映画でのモンローはこの産毛のおかげでちょっとお猿さんっぽく見えるのである。

 音声はAAC5.1チャンネル。ナイアガラの滝の音がシアタールームに充満する。でも、いくら景色がいいからと言ったってあんな滝の近くにある宿じゃ五月蝿くって夜寝られないんじゃないの(笑)。

 就寝午前2時半過ぎ。

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