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2013年11月 3日 (日)

11月2日(土) 下町のナポレオン、いいちんこ

 やい三和酒類株式会社の人にあやまれこのやろう駄洒落。いやもう、大変です。凄い映画を見てしまいました。それは米国盤ブルーレイで購入した『フランケンシュタインズ・アーミー」であります。第二次大戦末期、ソ連の偵察部隊がある村にやってくる。その村では村人や修道院女を相手にフランケンシュタイン博士が秘密の実験をやっていた。それは死体をつなぎ合わせていろんな武器をくっつけた人造兵士を作ることだ!(エンドクレジットではゾンボットと呼ばれている)。もうこれだけで素敵にくだらないことが分かりますよね(笑)。

 この人造兵士たちが凄いのなんの。両腕がカニのハサミになっている奴、頭がプロペラになっていてぶんぶん回しながら迫ってくる奴、頭がとげのついた万力になっていてソ連兵士の頭をヘルメットごと押しつぶす奴、足が極端に長くて竹馬にのっているような足取りで歩いてくる奴等々、何の役にたつのか分かりゃしないのばっか。人間の負の想像力が最大限に発揮されたとでもいうべきナイスな奴らなのである。

 追い掛け回されるソ連兵士もろくな奴らじゃないぞ、途中の村では略奪し民間人を虐殺、捕らえたドイツ軍兵士の指を拷問で無造作に切り落としたりする。そして人造兵士たちに追われて逃げ込んできた若い女性や子供にも容赦なし。女性には裏拳を食らわせのけぞったところにどすと腹にパンチを叩き込む。子供は子供で、またヒトラーユーゲントの制服を着ていたりして(笑)、ソ連兵士たちによって「このチビのファシストめ、あっちを偵察してこい」と無茶なことを言われて人造兵士がうようよいる穴に放り込まれてしまう。

 なお、この女性と少年は後半でちゃーんとフランケンシュタイン博士に改造されるから安心するように。

 このフランケンシュタイン博士の最終目標は究極的な平和である。そのためにはお互いの思想を中庸化しなければならない。どうやって中庸化するかというとコミュニストのソ連兵士の脳みそを半分切り取ってこれまた脳みそを半分切り取ったファシストのドイツ軍兵士の頭蓋に盛り込むのである。そしてフランケンシュタイン博士ったら、「あ、ちょっとファシストの脳が多いな、けずっちゃおう」スプーンみたいな器具で脳みそをぐちゃぐちゃ削りとる。

 どうです、私がコーフンするのも分かるでしょう。

 この映画は手持ちカメラ映像主体のいわゆるモキュメンタリー形式なのだが、元来、この形式が苦手な私にもたっぷりとことん、最後の最後まで楽しむことができた。

 よってハイビジョン画質は評価できず。なにしろ第二次大戦当時の古いカメラで撮影したという建前だから、色落ちしたりノイズが入ったりするため。音声はDTS-HDマスターオーディオ。貧乏くさい音場であるが、こういう映画には逆にふさわしい。

 本日は休み。よって朝から映画三昧である。午前9時に起床してさっそくプリアンプ デノン AVP-AHDのオートセットアップ機能を使ってサラウンド音場の微調整。この時、サラウンドのスピーカーケーブルを間違えて逆相に接続していたことが判明。やりなおして再度調製を試みる。

 終了後、プロジェクターを起動して、午前中に待望の米国盤ブルーレイ『スタートレック イントゥ・ダークネス』、ハムとチーズを挟んだバタールと缶ビールという昼食を取って午後からこれまた待望の米国盤ブルーレイ『パシフィック・リム』を見たのである。もちろん、どちらも3Dだ。

 2本ともすばらしい映画であったが、夜に見た『フランケンシュタインズ・アーミー』ショックに全て吹き飛ばされてしまったのだ(大笑い)。

 夕食は本日から母親が旅行に出たのでテキトー飯。白菜の漬物とねぎをたっぷり振りかけた入り卵でビールを飲み、ざるそばで〆る。そばは冷蔵庫に眠っていたゆで蕎麦だったのでおせじにも美味しいとは言えなかったが、まあ、仕方ありませんね。

 その後、シアタールームで『フランケンシュタインズ・アーミー』を見て人生の中で14番目くらいに楽しい86分間を過ごしたのであった。

 終了後、映画の余韻にひたりながらお酒。何か変なスイッチが入ったのかあっという間に酔っ払い午後11時過ぎには寝てしまった。

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