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2013年11月23日 (土)

11月22日(金) オッサン帝国

  こういっちゃ何だがトルコ人男性は日本人からみるとオッサンに見えるんだよなあ駄洒落。『武器人間』の続きであります。セルゲイたちは博士を居場所を探そうとして一人残されたドイツ人老兵士に「やい、案内しろ」 ちょっと前に飼育係りのドイツ人にだまされて地獄に引きずりこまれたばかりというのに懲りない人たちです。

 延々と続く地下道。死体運搬用のレールがどこまでも走っているのが大変に不気味。そしてやっぱり怪物兵士たちが出現します。両腕がノコギリになった奴、首なし、片腕が円形ノコギリ、片腕が鉤爪になっている奴、相変わらず何にどう使われるのか見当のつかないようなのがわらわら集まってきます。セルゲイたちは間一髪、ドアを閉めてこれらの怪物から逃れることができました。

 しかし、地獄が終わったわけではもちろん、ありません。セルゲイたちは一体のモンスターがトロッコから死体を引きずりだして斜路に落とし込んでいるの目撃します。あ、トロッコの中でうごめく小さな影が。あ、あれは行方不明になったドイツ人少年ではありませんか。セルゲイたちはモンスターの頭を撃ち抜いて、まあ、これで脳みそがばらばらに飛び散るのはご愛嬌(笑)、少年を助けたのであります。少年を助けたのは何も彼に哀れを感じたからではありません。ヴァシリがうれしそうに「このチビのファシストめ、あの斜路の先を見てくるんだ」 ひでえなあ(笑)。

 みんなで少年の足を持って斜路におろします。斜路の底には分厚いゴムのカーテンがかかっていてその先を見ることはできません。ナイン!ナイン!(いやだ、いやだ)と叫ぶ少年をさらに降ろしていきますと、あ、あっという間にカーテンの向こうに引きずりこまれちゃった。

 セルゲイたちがびっくりしてわあわあ騒いでいると、突然、顔面に当たるところにプロペラがついた通称プロペラヘッド(笑)が襲ってきたのです。大きなプロペラをぶんぶん回しながら迫ってくるプロペラヘッド。でも首筋にいかにも「切ってください」という風情で伸びているビニールのチューブを切ると炎に包まれ爆発してしまったのです。この時四散したプロペラの破片のひとつがドイツ人老兵士の頭にぐさっ。たまらず絶命します。

 この時、足を失ったモンスター、球形の頭から鋭いとげが四方八方に伸びているという通称、うに男(笑)が這ってきて斜路に滑り込みます。よし、ここを降りようと提案したディミトリ、みんなを激怒させてしまいます。「もうこれ以上つきあっていられるか、行きたいならお前一人で行け!」斜路にカメラもろとも叩き落されてしまいましたとさ。「ほーら、これも忘れるな」フィルムを詰めたバッグもどすん。

 「てめえら、この裏切り者め」と叫んだディミトリでしたが、つるつるすべる斜路を上ることはできません。この先を進むしかないのです。様々な形のモンスターがうようよしている地下道をさ迷うディメトリ。階段を見つけて上ってみると、どうやらそこは病院らしい。さらに彼はフランケンシュタイン博士のものらしき研究室を発見したのです。

 誇らしげに飾られている肖像画、写真、様々な科学的業績。部屋の中に入ったディミトリは中央においてあるガラスケースを見て驚愕します。テディベアに女の頭が縫い付けられていたからです(大笑い)。しかも生きている、一体全体こりゃ何の冗談だ。

 ディミトリは冷気が下から漏れている怪しいドアを発見。開けてみますと、そこは広い広い部屋でした。そして天井から無数の人間の死体が吊り下げられているという・・・。部屋の向こう側ではモンスター兵士が一生懸命、死体を吊り上げています。

 病院ならぬモンスター兵士改造工場を調べて回るディミトリ。しかし当然ながらモンスター兵士に見つかって散々に追いかけられる羽目となります。通路に逃げ込んだ彼が見たものはああ、あれはモンスターに改造されてしまったイヴァンだ。彼はイヴァンに大きなハンマーで殴られて失神してしまいました。

 さて、場面が変わりまして。ディミトリに代わってカメラを操作しているのはどうやらフランケンシュタイン博士、その人のようであります。場所はキッチン、ガスコンロの寸胴の中でなにやらスープらしきものがぐつぐつと煮えております。椅子に呆然と座っているのはディミトリ。なんと、フランケンシュタイン博士は彼にスープをよそってやるのでした。「さあ、食べなさい、スタミナがつくぞ、君には元気になってもらわなければいかん」 ディミトリはいやだ、いやだと首を振ります。当たり前です、そんな怪しいもの食べられますか。どうせ、バーガンディシュ少尉のチキンブロスみたいなものに決まっています。

 フランケンシュタイン博士は給仕役のモンスターを呼び寄せると彼の頭をがっちり抑えさせます。そして開かせた口にむりやりスープを流し込むのでした。「げぼげぼ、ぐごが」とうめくディミトリ。うわあ、イヤだなあ(笑)。フランケンシュタイン博士はやさしく「さあ、飲み込むのだ、君には元気になってもらって私の研究を記録してもらわねばならん」

 ディミトリにカメラで記録させようとしているようです。

 つづく。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に鳳凛のラーメン+替え玉。本当は赤のれんに行くつもりであったが、なんと店舗移動のために休みとなっていた。再開は11月28日からだそうである。夕食はスズキの刺身、おでん。ビール2缶飲んでゴハンはなし。

 その後シアタールームにてレンタルブルーレイの『野蛮なやつら』を見る。二つの麻薬組織の複雑な対立を描いた映画であり、様々な駆け引きがより一層の暴走を招くプロセスが丁寧に描かれている。自分の娘は出来合いするくせに敵の家族には容赦しない麻薬の女王、サルマ・ハエック、対する主人公側チョン(テイラー・キッチュ)、ベン(アーロン・テイラー・ジョンソン)は平和主義を標榜し、一人の女オフィーリア(ブレイク・ライヴリー)を共用する。そして3人でしょっちゅうラリッているという何だか昔にヒッピーのような奴らだ。

 さらに汚職をいとわない麻薬取締局の刑事、デニス(ジョン・トラボルタ)、サルマ・ハエックの部下で冷酷な殺し屋のラド(ベニチオ・デル・トロ)が絡んでレベルの高い群像劇を見せてくれる。うーん、オリバー・ストーン、極端な政治的発言とかケネディ陰謀論とか除けば本当にいい監督なんだけどねえ(笑)。

 ブルーレイソフトとしてのクオリティも超絶的。解像度の高さは最近みたブルーレイソフトの中でもぴか一。X75RのMPC 高解像度がひさびさにぴたりと嵌ったぞ。音声はDTS-HDマスターオーディオ。個々の音の落ち着いた振る舞いに舌を巻く。決して派手ではないのだが、緻密な隙のないサラウンド音場を組み上げている。

 シャワーを浴びてテレヴィと読書。就寝午前3時半過ぎ。

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