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2014年1月17日 (金)

1月16日(木) オーガニック少年

  無農薬有機野菜は安心で安全だと叫んだ少年。でもそれはウソっぱちなので誰も彼のことを信用しなくなりました。意外と知られていないことだけれども白米というのは立派な欠陥食で近代のように豊富な副食を食べていればモンダイないのだが、白米だけだとビタミンB1不足で脚気(壊血病)になって酷い場合には死んでしまったりするのであった。

 (脚気による死亡者数のピークは1923年(大正12年の2万6,800人)

 日清日露戦争でこのモンダイに取り組んだ日本海軍は、いや、何しろ脚気の蔓延で軍艦一隻が丸ごと戦闘能力を喪失するという事態があったのだ、麦飯男爵こと高木兼寛の食餌の改善策によってほぼ解決することができたのだが、日本陸軍ではそうはいかなかった。脚気菌説に固執した森鴎外らによって白米の有用性のみが強調され、多大の犠牲者を出し続けた。

 日露戦争の戦死者は屍の山を築いたと いわれる旅順戦などを含めて戦闘による死者総数約4万6400人となっている。これに対し脚気による死亡者は2万7800余人であり、その被害は恐るべきものと言わざるを得ない。

 戦後、日本の伝統食が欧米化し、生活習慣病が増えた!などとよく言われるのだが、日本の伝統食というのはこのように非常にお粗末なものであった。これはさすがに極論だと思うけれども(笑)、戦前の日本のように明らかに栄養不足が原因で平均寿命が50歳程度の国に「食文化」という言葉は使ってはいけないのではないかと私はひそかに考えるのだ。

 (参考 http://www.wako.ac.jp/souken/touzai07/tz0716.pdf 私が最初に戦争と壊血病の関わりについて知ったのは吉村昭「白い航跡」から)

 (註 まあだいたいどこの国でも伝統食というというものは大概お粗末であったりする)

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー。昼飯はうどんウエストでミニいか天丼、うどんのセット。夕食はカツオの叩き、生野菜、出来合いのトンカツ。ビール500ml缶一本、ゴハンを一膳。トンカツは豚肉を今、流行の塩麹でなになにしたからやわらかいと店の人が言っていた(母親談)逸品なのであるが、確かにやわらかかったけれども妙な臭みがあったぞ(笑)。まあ、たっぷりのトンカツソースと辛子で食べたら気にならなかったけどな!

 その後シアタールームにて昨日届いていた米国盤ブルーレイ『怪盗グルーのミニオン危機一発』を見る。これは面白かった。ストーリーに前作の「そもそも悪党のグルーを3人の孤児に出会わせていろいろあって最後には善人になる」というややこしい縛りがない分、自由闊達にやりたい放題。ミニオンたちの細かいギャグ、いや、カルメン・ミランダネタとか子供には分からんだろう、も異様に凝っていて「力の入れ所が違うだろう!」と私みたいな人間を大喜びさせるのである。

 すぐ「アメリカの子供向けのCGアニメ」などと言うバカタレがいるけれども、そんなことは気にするな、このシチュエーションコメディの中にこれだけの純粋なギャグをぶちこみ、なおかつ無理なく話しが成立しているというのは実はとてつもなく凄いことなのだ。

 なお、この作品の悪役は覆面かぶったメキシコ人のエル・マッチョである(笑)。いやあ、最近のアメリカのCGアニメはこの『怪盗グルーのミニオン危機一発』をはじめとして『プレーンズ』、『メガマインド』、『少年マイロの火星冒険記』、『モンスターVSエイリアン』など、私が大喜びしてしまうようなネタがたっぷり。何だか、みんな私のために作ってくれているような気さえしてきたぞ。

 3Dハイビジョン画質は超絶的に良い。水中の場面でトーンジャンプが一切見られず、スムースな諧調表現をしてくれる。ただ、視聴開始後やたらにクロストークが目立ったのはどうかと思うけれども。音声はDTS-HDマスターオーディオ。音圧が低かったがリアとフロントの繋がりが抜群。前後の移動にまったく途切れがない。

 終了後シャワーを浴びていろいろ。就寝午前3時過ぎ。
 

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