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2014年3月27日 (木)

3月26日(水) 眼鏡コング

 メカニコングが萌えキャラに!!レンタルブルーレイで『グランド・イリュージョン』という映画を見た。これが実にトンデモな映画で、映画にツッコミどころがあるというレベルではない。ツッコミどころが集まって映画になっているようなものなのである。

 以下テラネタバレギガヤバス(こういう言い方ももう古いのかな)なので未見の人は気を付けるべし。

 1 ラスベガスの会場の地下に秘密裏にパリの銀行の複製セットを作る。舞台に呼び出された人は「パリにワープ」と称してそのセットに落っことす。そしてフランスで現金輸送車を襲い現金をフラッシュペーパー(一瞬にして萌えてしまうじゃなかった燃えてしまう紙)で作った偽札と入れ替える。この偽札は銀行の人間に気づかれない程度にレベルの高いものが必要)。輸送車の乗員は催眠術で記憶を変えてしまう。

 2 飛行機の中でスポンサーの保険会社社長からコールドリーディングでパスワードのヒントを得てハック。それと同時にこの保険会社からカトリーナハリケーンで十分な保険金を支払われなかった人を探し出し、口座番号や払われるべきだった金額を調べる。その人たちをショーの会場に呼び出し、書かせた口座残高の数字が変わるようなトリックを仕掛けておく。そして保険会社の口座から会場に集まった人々の口座に送金。

 3 四メートル四方もありそうな馬鹿でかい鏡を秘密裏に運び込んで金庫の前に斜め45度に立て掛け金庫がなくなったかのように見せかける。そして目くらましとしてメンバーの一人をわざとFBI捜査官に追跡させる。彼は事故を起こし死んだ!と思わせて実は死体は病院から盗んできたやつ。身代わりの車はバスの後ろに牽引していた。ちなみにこのバスにはお客さんも乗っていたが、これはマジシャン側がエクストラとして用意したのかね。

 1で酷いのはセットに落っことされたお客さんがどこで確保されたのか明確にされていないこと。取調べでは時間的なずれはなかったようなので確保されたのはショー(銀行強盗)の直後のはず。それをはっきりさせるとモーガン・フリーマンが自慢げにイヤー実は地下にセット作っていたんですよねと解説する必要がなくなってしまうからか(笑)。

 2は人海戦術で何とかなりそうだけれども、残念、犯行は全て4人の手で行われている筈だ。『種まく旅人~みのりの茶~』で広大な茶畑でたった一人で毎日、毎日草取りしていた田中麗奈より大変だぞ。

 3では身代わりの車を牽引していたバスが笑いどころ。カメラからはもちろん、見えないのだが、それで済ませていいわけがあるまい。考えてみたまえ、君の目の前を後ろに車繋げたバスが走っていたらどうする。目だって目だって目だって仕方ないぞ。そして絶対に成立しないあの鏡のトリック。あの大きさのガラスといえば物凄く重くなる。そんなものを運び込んでなおかつ斜めに設置する。まあ、無理ですな。そんな簡単に行くか!って「完成ドリームハウス」で施主の「たくさんの光が取り込める大きなガラス窓をつけたい」という要望に答えるためクソ重いガラス板を運んでいる職人さんたちに叱られちゃうよ。

 こんなに苦労して設置しても金庫が無いように見えるのはある程度距離を置いた場所からになる。近づけば鏡に姿が映ってしまうからである。いやいや、それどころか「わあ、大変だ、金庫が無い」とあわてて走り寄った捜査官ががんと頭をぶつけてひっくり返ることだってあるだろう。

 2ちゃんねるでは「催眠術をかけられた捜査官が他の人間を近づけさせないように誘導していた」という解釈もあったがんなわけあるかい。金庫が無い!となれば部屋の隅々まで調べ上げるに決まっている。

 ところがこれが意外と評価が高いんですと。世の中まちがっとるよー。

 本日は休み。え、休みは木曜じゃなかったの?とおっしゃる方もいるだろうと思いますが、ちょっと外せぬ予定が発生したもので水曜にずらしたのであります。午前9時にあふーと起き出し、あふーとコーヒーを淹れて飲む。そして午前9時半からプロジェクターを起動させて前述の『グランド・イリュージョン』を見て苦笑したのである。

 昼飯は膳でラーメン+替え玉。帰ってからビール500ml缶一本を飲んだ。その後、午後2時過ぎから昨日届いたばかりの『ゼロ・グラヴィティ』を見る。いやあ、途中でジョージ・クルーニーが「あー、えらい目にあった」とか言いつつソユーズに乗り込んできた場面で目が点になったけれども、これがサンドラ・ブロックの夢だと分かって安心したってどんな感想やねん(笑)。

 シロートにはとかく宇宙船とは厳密な手順を守らなければならず、しかも一つの使い方しかできなくって、おまけにその中身が良く分からないブラックボックス的な装置に見えるもの(アポロ陰謀論の背景にもこうしたイメージの影響があると思う)。こうした機械をソーイクフーして絶対的なピンチを切り抜ける。科学的ディテールがでたらめという批判もあるけれども、この作品はそうした意味で『宇宙からの脱出』、『アポロ13』等々の正統的な後継者であると言えるだろう。

 サンドラ・ブロックがようよう這い上がってきた浜辺、ふと何かの気配を感じたサンドラ・ブロックが頭を上げるとそこには軍服着てライフルを持った猿が!というのはどうですかね。

 3Dハイビジョン画質は良好。一部で海外盤の画質が酷いという評価があったので心配していたのだが幸い杞憂に終わったようである。音声はDTS-HDマスターオーディオ。サンドラ・ブラックの主観映像になったとたん、ヘルメット内の狭小な空間に自分が取り込まれてしまうような気がする。この狭い空間の表現が実にうまいのだ。

 夕食はトンカツ、生野菜、やずの刺身。ビールを2缶飲んでゴハンを一膳。

 その後シアタールームにて三度プロジェクターを起動させて『モンスター・イン・パリ』を見る。もちろん、3Dだ。今日はもう3D三昧だ!そんな3D三昧をこんなおしゃれな映画でしめくくることができておれは幸せだ!わあ。

 終了後シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」を見る。FBSのイベントに出演した水卜麻美アナウンサー、美味しいスイーツを食べて手足をばたつかせるところがふなっしーに似ているなあと極めて失礼なことを思ってしまった。

 就寝午前1時過ぎ。

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