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2014年4月 8日 (火)

4月7日(月) 「会社勤めと少年」

 これじゃますます訳がわからないわねと女性教師から言われてしまいそうな駄洒落。ミッキー・ルーニー死去。この人は実に芸達者であって、どのくらい芸達者であったかというと、演技はもちろん、歌も踊りも器用にこなす、ギャグもいけて、ものまね芸もなかなかのもの(『サラブレッドは泣かない』1937年参照)。今の日本の男性アイドルグループの50年先を行っていたような人物であった。そして小柄な体(1947年の『Love Laughs at Andy Hardy』ではやたらに背の高い女とダンスパーティにいくというギャグあり)と童顔からかもし出される親しみやすさ。まさに彼は1940年代のアメリカ大衆にとっての国民的な(笑)「隣のアンちゃん」(「ザ・ガイ・ネクスト・ドア」 一応、「ザ・ガール・ネクスト・ドアのもじりです)だったのである。

 一時期の低迷や『ティファニーで朝食を』での差別的な日本人役、みょうちきりんとしか言いようの無い映画『真夜中の喝采』(『The Manipulator』 (1971) http://santo.cocolog-nifty.com/sf/2009/01/the-manipulator.html)出演(笑)という暗部もあったものの、彼のキャリアは2006年の『ナイトミュージアム』にまで及んでいる(2011年の『マペッツ』はカメオ出演 私は未見)。彼はその生涯を通じて「人気者」であり続けた。

 彼は今頃、天国で盟友ジュディ・ガーランドとの再会を果たし、チャーミングに「ハウ・アバウト・ユー」を歌い踊っていることだろう。ご冥福をお祈りする。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に昨日と同じく「マルちゃん正麺味噌」。めんつゆとラー油を少々つけたして味を強化したバージョンだ。ゆでもやしをトッピングしてずるずるやるとやっぱり美味しい。ただ、母親がいたのでゴハンは我慢。最近、太った太ったとうるさいもので(笑)。

 夕食は鯛の刺身、生野菜、蕎麦。鯛は身の熟成が進んでおり、歯ごたえはなし。その代わり複雑な旨みを楽しめる。これをづけにしておいて、蕎麦に乗っけて熱いスープを掛けると非常に美味しい出汁が出て美味しさが10.5倍増し(当社比)となるのであった。ビール2缶を飲む。

 その後シアタールームにてWOWOWハイビジョン録画の『ギャングバスターズ』を見る。一言でいうと、「凶悪なバカ」が大集合という映画で、それ以上でもそれ以下でもない。バカは世界に通用するという潔さで全編乗り切ったある意味、稀有な映画なのだ(笑)。

 南部である保安官の庇護の元、ギャング退治をやっている三人兄弟。でもバカだから住所を間違って別のギャングを皆殺しにしたりする(笑)。そんな彼らの元にセレステという美女(にはあんまり見えなかったけどなあ)に「元旦那から「名づけ子」を取り戻してくれ」と依頼する。何かいろいろなブログで「女が息子を取り戻してと依頼する」と書かれているけれども、息子じゃないかんね。みんな、もっとちゃんと映画をみようよ(えっらそうに)。

 この元旦那ビリー・ボブ・ソーントンは麻薬元締めの大悪人。実はこの名づけ子は大金持ちの息子で彼が18歳になった時点で莫大な遺産が後見人のもとに転がり込むことになっており、その金のためにビリー・ボブ・ソーントンは彼を確保していたのだ。三兄弟があっさり息子を奪っていったために激怒した彼は娼婦のバイク殺し屋軍団や、海賊船風に改造されたトラックにのった殺し屋軍団や、犠牲者の頭の皮を剥いでしまうインディアン殺し屋軍団を差し向けるのだった。

 この個性的でしかもみんな揃ってバカ(笑)の殺し屋軍団との戦いはちょっと物足りない。娼婦も海賊もあっさり全滅させられてしまうからだ。最後の敵となるインディアン軍団も薄味でばんばんやっているうちにいつの間にか全滅している。三兄弟が「弾が足りねえじゃん」とぼやいている伏線もまったく生かされていない。

 まあ、これもバカのうちと思えば逆に美点になってしまうのだが(笑)。

 良く出来た映画とはとてもいえない。ネットでの評価も最低に近い。でも僕はこんな映画がとてもとても好きなのだ。

 ハイビジョン画質は駄目。黒が思いっきり浮いている。あんまり酷いので思わずプロジェクターの画質設定を見直したくらいだ。音声はAAC5.1チャンネル。南部のねっとりした空気感が上手く表現されているサラウンド。銃声の響きにも瞬発力があって迫力満点。BGMの品位も高いぞ。

 シャワーを浴びていろいろ。就寝午前2時半過ぎ。

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