« 6月9日(月) 「まいっちんぐマッチポンプ先生」 | トップページ | 6月11日(水) 「決戦は金融業」 »

2014年6月11日 (水)

6月10日(火) 「カッペの三平」  

 このカッペという言葉ももはや死語ですな。「ミスター・メルセデス」 5パーセントまで。登場した男を見てホッジスはこういう男はアッチの方がさぞ、凄いのだろうな。彼が入ったトイレに処女のメイドが座ったら一発で妊娠だなどとくだらないことを考えている(笑)。彼はその間、手元に置いた父親のリヴォルバーをもてあそんでいる。あろうことに弾丸を装てんしたそれの銃身を口に突っ込んでみたりする。彼には仕事を失った喪失感からか、ある種の自殺願望があるのかもしれない。  

 そしていよいよ、女二人と男の対決だ・・・と思いきや、ここで玄関の方でがこんという音が。郵便物が届いたのだ。そのほとんどはチラシやスーパーのクーポンだったけれども、一通だけ、封筒が入っていた。そして中にはワープロで打ったと思しき手紙が入っていた。  あ、どうもホッジス刑事。あなたの名声は聞いてますよう、凄い実績を上げたそうじゃありませんか。引退は惜しいことですな!退屈なさっているんではありませんか、ひょっとしたら自殺なんか考えちゃったりして、独身で孤独の警官が引退するとよくそんなことがあるっていいますからね。さてと、私は何を隠そう、去年に求職者たちの列にベンツで突っ込んで8人を殺したあの運転手です。  

 快感だったですよう、逃げ惑う人々を車で押しつぶす感覚はたまらんかったです。あ、あの赤ん坊の記事を新聞で読んだ時も心が震えたなあ、寝袋の中の赤いジャムって、くくく、もちろん、このジャムというのは文字通りのものではなくって、あれですよね。  どうです、こんな私を捕まえてみませんか。  

 それは殺人犯からの挑戦状だった。  

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にゆきみ家で味噌ラーメンと小ゴハンのセット。夕食はレトルトのハンバーグ、ミックスヴェジタブル、にらの卵とじ、生野菜、根菜の味噌汁。鯛の刺身。ビール2缶飲んでづけにした鯛刺身のお茶漬けでゴハンをやっつける。  

 その後シアタールームにてWOWOWハイビジョン録画の『グッモーエビアン』を見る。突然、帰ってきた父親代わり?の同居人の奇矯な振る舞いに悩まされるうちに、「自分は特別酷い目にあっているのだ」という一種の特権意識(というのか)に捕われ、親友の悩みをまったく分かって上げられなかったという女子中学生の心の痛みにはぐっときた(笑)。かなり複雑な心理状況を最低限の台詞で私みたいなニブイ人間にも即座に理解させるというのはなかなか大変なことなのだ。  

 この点でこの映画はかなり「ウマイ!」と言っていいと思う。  

 ただ、後半で過剰に賛美される「人間の生き方の多様性」にはまったく賛成できない。小池栄子扮する担任の先生による正論「いい学校にいっていい仕事について安定した生活を送る」を麻生久美子の母親は「つまらない」と一蹴するのだが、彼女と大泉洋のコンビはこの普遍の真理に対するまともな回答を提示することができていないからだ。そしてそのままいろんな問題をほったらかし、大泉洋は定職にもつかず、バンドを再結成というラストに突入するのだから、いい年こいて現実が見えてきた、というより現実を見ざるを得なくなった(笑)私としては「それはちょっと違うんじゃないの」といいたくなるのである。  

 ハイビジョン画質は良好。透明感のある発色と奥行き感がキモチ良い。音声はAAC5.1チャンネル。やや情報量の少ない薄味のサラウンドか(笑)。ラストのライブ場面などもっと濃密さがほしかった。  

 その後シャワーを浴びてドラクエ。それから前述の「ミスター・メルセデス」を読んだのである。  

 就寝午前2時過ぎ。眠りが浅く何度も何度も目を覚まし、朝まで延々と夢を見続ける。ああ、疲れた。  

|

« 6月9日(月) 「まいっちんぐマッチポンプ先生」 | トップページ | 6月11日(水) 「決戦は金融業」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 6月10日(火) 「カッペの三平」  :

« 6月9日(月) 「まいっちんぐマッチポンプ先生」 | トップページ | 6月11日(水) 「決戦は金融業」 »