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2014年8月18日 (月)

8月15日(金) ライミチューハイ

 サム・ライミ監督作品『ギフト』鑑賞記念駄洒落。バーベキュー大会2日目である。朝7時ごろ(だったと思う)起床。すでにぴんでんさんとたけうちさんは火を起こしてイサキや鯵を焼いていた。私もビールを持ち出してきてカンパーイ!いやあ、炭火で焼く魚というのはどうしてこう美味いんですかなあ、この皮のぱりぱりとした焼き加減とかたまりませんなあ、わはははとはしゃぎつつビールを飲み、魚を食べる。酔いがあっというまにぶり返してきて魚を食ったところで早くも沈没。みんなでお昼寝だ!

 あ、念のために言っておきますけれどもぴんでんさんは車の運転があるのでノンアルコールビールで我慢しています。えらいですね。

 昼近くまで寝てバーベキューを再開。今度は9ミリ厚の鉄板で焼くお好み焼きだ。美味しく頂いたらもうさすがに腹いっぱい。米の一粒も入らないほど腹がぱんぱんだ。

 その後はだらだらと昼寝したりテレヴィをみたりして過ごす。みんな、この後の予定がないので午後4時位までゆっくりすることができるのだ。

 午後3時過ぎから片付け開始。ごみの一片も残らぬようきれいに片付けて午後4時過ぎに地中海バーベキュー場に別れを告げる。その後は往路と同じく渋滞にもはまらず、高速道路、都市高速をすいすい。まず、たけうちさんを送り、その次は私の家。ここで私の家の燃えるゴミ袋を数枚提供。地中海バーベキュー場から持ってきたゴミの一部を引き受けた。そしてぴんでんさんをお見送り。この後、すぐにご先祖様もお見送り(笑)。お盆もこれで終わりです。

 さすがに夕食を食べる気力はなし。弟家族から頂いた桃をちょっと齧っただけ。自室に引っ込んでコーヒーを飲んだりする。

 午後7時過ぎよりプロジェクターを起動しWOWOWハイビジョン録画の『ギフト』を見る。超常現象を上手く取り入れた極上のスリラー、さすがサム・ライミ!と言いたいところなのだが、この作品はそんな単純なものではなかったりする。この映画には保守的なアメリカの田舎町の生活感覚に対するサム・ライミの嫌悪感が色濃く漂っているからだ。(妻)ヒラリー・スワンクを病院送りにしかねないほど手ひどい暴力を振るうキアヌ・リーブスはもちろん、クズなのだが、その他の男たちはその行為を深くとがめようとはしない。それだけ日常的に暴力を振るっていれば、周囲に知られぬ筈はないのだけれども、保安官の友人でさえ「奴はカッとなることがあるけれども基本的に良い男だ」と庇う。この町の男たちは「夫が妻に暴力をふるう」ことをしごく、当たり前に思っているのである。

 この夫が妻に暴力を振るうという行為は弱者に対する抑圧のメタファーでもある。粗暴なレッドネックたちの世界観では幼い頃の性的虐待により精神を病んだバディーや夫を事故で亡くし、福祉で3人の子どもを養っている(占いはほぼボランティア)ヒロインのケイト・ブランシェットなどは排除されるべき異物でしかないのだ。

 このあたり、サム・ライミの少年時代の体験が反映されているのではないかと思う。あれほどの才能を持った男なら、なおさら周囲との軋轢を感じないはずがなく、常に何らかの抑圧にさらされていたであろうからだ。

 ハイビジョン画質はペケ。黒は沈むけれども微妙な諧調が出ておらずしかもノイジーである。音声はAAC5.1チャンネル。サラウンドは森の細かな環境音まで精緻に描き出す。

 その後、だらだらとテレヴィを見たりドラクエをやったりする。就寝午前2時過ぎ。

 

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