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2014年9月27日 (土)

9月26日(金) 「ハーレムレット」

 

 あの女に行くべきか、それともこの女に行くべきか、それが問題だ。これは前々から分かっていたこと。<西日本新聞 2014年9月25日朝刊一面より引用開始>再生エネ契約 九電 7万件保留 きょうから受付中断 

 九州電力は24日、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づく新規契約を九州全域で25日から中断すると正式発表した。既に申し込み済みの約7万1千件も回答を保留する。太陽光発電の急増で管内の電力供給が不安定化する恐れが生じたためで、数カ月かけて再エネの受け入れ可能量や対応策を検討するとしている。10キロワット未満の家庭用太陽光は対象外とする。【3面に関連記事】

 九電によると、2012年7月の制度開始以来、今年7月末までに契約申し込みがあった太陽光と風力の出力は既に稼動した分(約390万キロワット)を含め、約1260万キロワット。春や秋の昼間の電力需要(800万キロワット前後)を上回る。無条件に送電網への接続を進めれば、電力の安定供給に必要な需給バランスが崩れ、大規模停電が発生する恐れがあるため、契約申し込みへの回答を数カ月保留する。

 今年4月からの売電価格引下げを前に、太陽光の申し込みが3月に殺到し、対応策の検討を迫られたという。申請済みの事業者の計画見直しも想定されるが、九電は金銭補償はしないとしている。

 九電は、他電力への送電など需給バランスの改善策を検討し、再エネの受け入れ可能量を見極める。これを上回る申し込みについては、出力調整用の蓄電池を自費で併設することなどを求める方針という。

 管内全域での契約中断は大手電力で初めて。日射量が多い九州は太陽光の普及が他地域より進んでいるが、契約中断で普及ペースが鈍化するのは必至だ。(永井英一郎、川崎弘)<引用終了>

 ドイツの例でも明らかなように、出力特性が不安定な太陽光・風力等の再生エネルギーの無秩序な普及は確実に電力網に悪影響を与える。<http://agora-web.jp/archives/1497640.html> 再生可能エネルギーとはエネルギー政策の柱となるどころか、日本の世界的に見ても高いレベルを誇っていた電力供給能力に不確定要素を持ち込むだけの代物に過ぎないのだ。この契約中断で普及ベースが鈍化する?こんなものをこれ以上普及させてどうしようというのだろう。無駄な電力をせっせと発電して何の得があるものか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にうどんウェストで天ぷらがとゴハンがついたうどん定食。てんぷらのレベルが高いのに、なんだ、あのどろどろの天つゆは。天ぷらにも大根おろしにもまったくあっておらんではないか、ええい、店主を呼べ!夕食は生野菜、茄子の煮物、例のアメリカ牛のステーキ。珍しくビールは飲まずにゴハンを2膳。

 その後シアタールームにてWOWOWハイビジョン録画の『エンド・オブ・ウォッチ』を見る。LAのヤバイ地域を日夜、ひたすらパトロールする2人の警官(ジェイク・ギレンホール、マイケル・ペーニャ)を手持ちや車載カメラを使ってドキュメンタリー風に追う前半が秀逸。いやもう、やばい奴ばっかりだから、職質しようとするといきなり銃を向けられたりする。子どもをビニールテープで縛り上げてクローゼットに押し込む虐待もある。黒人の大男を捕まえようとしたら、「てめー、やるか、バトルしてお前が買ったらおとなしく捕まってやるよ」 まあ、応じるマイケル・ペーニャもあまり誉められたものではないのだが(笑)。

 過酷で神経をすり減らされる毎日。この非日常を2人の絆を濃密に描くことによってかろうじて日常の枠に留めている非凡な演出に脱帽。彼らにとってはそれが現実の姿なのだ。

 しかし、この映画はラストでその日常を自ら粉々にしてしまう。偶然、メキシコ 麻薬カルテルのLA支部を発見してしまった2人がカルテルの標的にされてしまったのだ。何も不正などしている訳ではなく、真面目に勤務に精励していた2人(いやあ、初めはもっと不真面目な奴らだと思っていた、ごめん)が単なる偶然で麻薬カルテルに狙われるこの不条理。救いは暗殺を請け負ったギャングが有体にいって勢いだけの馬鹿で彼らの雑な仕事でかろうじてギレンホールが生き残ったことぐらいか。

 ハイビジョン画質は、前述の通り手持ちや車載カメラの映像なのであまり高画質とはいえない。音声はAAC5.1チャンネル。上空を飛び交うヘリコプターの表現がリアルそのもの。

 終了後シャワーを浴びていろいろ。午前11時半からプロジェクターを再起動させてWOWOWハイビジョン録画の『疑惑の影』を見る。姪のチャーリーを演じたテレサ・ライトがいいですなあ。最初は叔父にただ、無邪気に憧れている夢見がちな少女なのだが、さまざまな事件を通じて次第に叔父の持つ秘密に近づいていく。そしてその疑惑が決定的となった時、光輝く存在であった叔父は彼女の内面世界の中で影となり、どこまでも彼女を追い回すのである。

 この体験により、映画の冒頭ではきゃぴきゃぴとした少女であった彼女は一人の女性へ変貌を遂げるのだ。この濃密すぎるほどのサスペンス映画の中で図らずしも人間的な成長を遂げる彼女の姿こそが一服の清涼剤であった。

 ただねえ、殺人事件が解決した(実際はまるっきり見当違い)と思った刑事がいきなり、激しく情熱的に彼女をくどきはじめるのにはちょっと呆れちゃいましたけどねえ(笑)。

 モノクロハイビジョン画質は極上。これほど透明感のあるモノクロ映像は初めてだ。暗部の諧調表現も申し分なく、夜の場面で叔父の黒いスーツのしわまではっきり見えるのには感動してしまったくらい。ブルーレイソフトだってなかなかこうはいかない。

 後はだらだらとテレヴィ、読書。就寝午前2時過ぎ。

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