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2014年10月18日 (土)

10月17日(金) 「アプダクション大魔王」

 

10月17日(金) 「アプダクション大魔王」
 グレー娘とかな。うちの一番古い物件(マンション)は築40年にもならんとする大年増物件である。一度、大規模改修をしているので機能的には問題ないけれども、何しろそんな昔のマンションだから、改修前には玄関のテンキーロック(暗証番号式)などなく入ろうと思えば誰でも侵入が可能だった。だから今では考えられないけれども家出した子どもが数日、屋上に続く階段の踊り場で密かに暮らしていたという事件も起こった(笑)。それ以外にも朝、何者かが侵入し、階段に座り込んでコンビニの弁当やパンを食い散らかす事例など何度体験したことか。

 また駐車場の奥にはゴミ置き場の関係で小さな出口が設けられていたのだが、これを悪用してタクシーの運転手さんに「あ、おれ、そこのマンションだから、お金家から持ってくるからちょっと待ってて」とマンションに入り込み、そのまま駐車場の出口からトンズラかます奴がいた。一度、タクシーの運転手さんに何とかしてくれと泣きつかれたことがあるが、どうにも出来よう筈もなし。この出入り口をふさぐことは簡単だけれども、そうするとその出入り口を利用してゴミを出していた入居者に多大な不便を強いることになるからである。

 現在はゴミ置き場を玄関脇に移しているので、この駐車場出入り口は封鎖されている。それでも封鎖当初は随分と文句を言われたものだ(笑)。

 タクシーの話をもうひとつ。タクシーの運転手が酔いつぶれた入居者の部屋が分からない、テンキーロックがあるので中にも入ることができないということで、夜中の11時過ぎにウチへ電話してきやがったのだ。どうやら入居者がウチの番号を教えたらしい。この入居者は家族もちで独身者ではないのである。家族ではなく、なぜ、ウチに電話してくるか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に膳でラーメン+替え玉。夕食は鯵の刺身、にしんそば、生野菜。ビール350ミリリット缶一本飲む。ゴハンは当然ながら、なし。京都風のにしんそばは初体験であるが、にしんに味がよくしみていてなかなかの美味。ただ、これを旅行に行ってわざわざ食べるというのはちょっと(笑)。

 その後、WOWOWハイビジョン録画の『ヒプノティスト 催眠』を見る。クリスマスの北欧の街を使ったミステリー劇、幼い少女を含めた家族が惨殺されるという陰惨極まりないストーリーにも関わらずある種の静謐さが漂うのはこの美しい街並みのおかげか。刑事、催眠術を行う医者、その妻という三者三様のキャラクターの造詣も手の込んだもので事件を通じて夫婦が壊れかけた絆を取り戻す場面など実に感動的である。ラストのアクションも大したことはやっていないのだが、場面のつなぎのウマさ、精緻なカメラワークで見るものをぐいぐい引きずり込む。このような上手さは今の邦画のこれ見よがしなアクションとは大違いだ。

 ただですねー、この映画、細部が意外というか、かなりデタラメなのでありまして(笑)。ネタバレになるのでご注意を。ちゃんと警告したから後で文句を言われても知りませんよ、そんなのは筋違いですから接骨院へ行ってくださいな。

 真犯人は精神病院に長いこと入院していて半年前に退院していた女であった。家族を惨殺したのはその家の養子となっていた彼女の実の息子。この女が息子を手紙で操って家族を殺させたのだ。この少年に何らかの催眠術がかけられて犯行に及ぶのかと思いきや、××××の息子はやっぱり××××だったのだというオチにはがっかりを通り越して呆れてしまったくらい(笑)。

 この女は自ら胸を刺した少年が運び込まれた大病院で働いているようである。半年前に精神病院から退院してきたばかりの女がすんなりと看護師として勤務できるものか。資格とかどうしたのだ。勝手に入り込んで看護師づらをしているのかと思ったのだが、その後も登場するので勤務しているとしか見えないのである。

 彼女が働いている病院に少年が上手いこと運ばれてくるというのはもうご都合主義の域を越えておりますな(笑)。

 そして最大の欠点、医者が催眠術でしでかした不祥事(ある男を催眠治療していたら子どもへの性的虐待らしきことを喋りだした。警察へ通報したのだが証拠不十分で不起訴。マスコミが騒いで男の一生台無し)と現在の事件に関連性がまったく見られないこと。繰り返すけれども真犯人の女は長いこと精神病院に入院していたのである。その彼女が事件の詳細を知りえたかどうか。

 病院に潜伏していた女が駆けつけてきた医者を見て「あ、あの事件の催眠医者だ、催眠術を少年(息子)にかけられるといろんなことがばれてしまう」 これまでまったく面識のなかった医者の家をすばやく突き止め、睡眠薬と注射器を持って夜中に忍び込み、妻のアトリエの壁や絵に「催眠術かけるんじゃねえ、コノヤロー」と脅しの文句を書きなぐる。さらに寝ている妻と息子に注射器で睡眠薬をぶちこみ、息子を誘拐してしまう。

 いや、無理だ、絶対有り得ない(笑)。

 面白い映画だったけれども、これはさすがに見過ごせない。

 ハイビジョン画質は上々。とろりとやわらかい映像だが、ディテールはちゃんと表現されている。暗部諧調の推移もスムーズでトーンジャンプもほとんど見られない。音声はAAC5.1チャンネル。こちらは包囲感に欠ける薄味なサラウンド。ただ、BGMの品位はピカイチ。

 終了後シャワーを浴びていろいろ。録画しておいた「なでしこグルメ旅」のリニューアル番組「ブラマリのいただき!」を見てみたが、やっていることは前とほとんど同じで安心した(笑)。こういう番組をぐだぐだ続けてしかもそれなりに面白い、これはテレビ東京ならではの味ですなあ。

 就寝午前2時半。

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